平成10032日目

2016/06/26

この日のできごと(何の日)

【共産党・藤野保史政策委員長】「(防衛費は)人を殺すための予算」

共産党の藤野保史政策委員長は26日出演したNHK番組で、防衛費が初めて5兆円を超えた平成28年度予算を念頭に「人を殺すための予算でなく、人を支えて育てる予算を優先させていくべきだ」と述べた。

これに対し、自民党の稲田朋美政調会長は「それは言い過ぎだ。(防衛費は)日本を守るためだ」と即座に反論。公明党の石田祝稔、おおさか維新の会の下地幹郎両政調会長は「人を殺すための予算」の取り消しや訂正を勧めた。

日本のこころを大切にする党の和田政宗政調会長も「政治家の発言としてまずい。国民の命を守るために国防がある」とたしなめたが、藤野氏が番組中に応じることはなかった。《産経新聞》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

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古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

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【民進党・岡田克也代表】「地元で公認候補負ければ、代表選出ない」

民進党の岡田克也代表は26日、自らの地元である参院選三重選挙区(改選数1)で党公認候補が当選できなかった場合、「代表を続ける資格はない。全体の結果に関わらず、次の代表選には出ない」と述べた。三重県東員町で記者団の質問に答えた。

岡田氏の任期は今年9月末まで。岡田氏はこの日、同県四日市市内の街頭演説でも党公認候補が敗れた場合の対応を取り上げ、「私は責任をとって次の代表選には出ない。退路を断ってこの選挙を戦い抜く」と明言。地元で負けた場合は今期限りで党代表を辞任する考えを示した。《朝日新聞》

【陸上・日本選手権】

リオデジャネイロ五輪代表選考会を兼ねた陸上の第100回日本選手権最終日は26日、名古屋市のパロマ瑞穂スタジアムで行われ、200メートルの男子は追い風1.8メートルの条件下、飯塚翔太(ミズノ)が日本歴代2位で日本陸連が定めた派遣設定記録を突破する20秒11で優勝し、2大会連続の五輪代表に決まった。

追い風1.8メートルの女子は福島千里(北海道ハイテクAC)が自身の日本記録を6年ぶりに0秒01更新する22秒88で6連覇し、100メートルとの6年連続2冠も達成した。《共同通信》

【競馬・第57回宝塚記念】

「第57回宝塚記念」(G1、芝・2200メートル・晴・やや重)は26日、阪神競馬場11Rで行われ、蛯名騎手騎乗の8番人気、マリアライト(牝5=久保田厩舎、父ディープインパクト、母クリソプレーズ)がゴール前で差し切ってV。勝ち時計は2分12秒8。

そろったスタートからキタサンブラックが先行。マリアライト、ラブリーデイなどは中団に位置を取り、1番人気のドゥラメンテは後方からの競馬となった。

速いペースでレースは進み、キタサンブラックが先頭で4コーナーを通過。ラブリーデイが2番手に付け、マリアライト、ステファノスがその後ろに付けた。ドゥラメンテは中団付近へと位置を上げた。

直線に入り、マリアライトとラブリーデイがキタサンブラックに接近。中団から猛追してきたドゥラメンテも先頭争いに浮上した。ゴール前で4頭による大接戦となり、その中からマリアライトが最後に差し切って1着でゴールした。

首差の2着がドゥラメンテ、そこから鼻差の3着がキタサンブラックだった。ドゥラメンテはゴール後、鞍上のM・デムーロが下馬し、その後馬運車に乗せられた。

【パナマ運河】拡張工事終了、最初の大型船が通航

船舶の大型化に対応するための拡張工事を終えたパナマ運河の供用が26日朝(日本時間同日夜)始まり、最初の大型船である中国のコンテナ船が大西洋側の「アグアクララ水門」に入った。同日夕(日本時間27日午前)には太平洋側の「ココリ水門」を通過する予定で、大規模な開通式典が行われる。

アグアクララ水門での26日朝のセレモニーには、パナマのバレラ大統領らが出席。

今後はこれまでの約3倍の積載能力を持つコンテナ船や液化天然ガス(LNG)船の航行が可能になり、日本にとっても米東海岸から効率的に燃料輸送ができるなどのメリットがある。《共同通信》

太平洋と大西洋を結ぶ中米パナマの交通の要衝、パナマ運河で26日午後(日本時間27日朝)、船舶の大型化に対応するための新たな水門建設などの拡張工事の完了後、最初の船が通過した。開通式典でのあいさつで、パナマのバレラ大統領は「今日はパナマにとって歴史的な日となった」と祝った。

拡張により、これまで通れなかった大型船舶の9割以上が通航可能になり、世界の海運の流れを変えるとみられている。日本にとっても、東京電力福島第1原発事故を受け、火力発電の燃料として需要が増す液化天然ガス(LNG)の輸送日数の短縮などにつながる。《共同通信》



6月26日 その日のできごと(何の日)