平成9771日目

2015/10/09

この日のできごと(何の日)

【スーパーカミオカンデ】報道陣に公開

東大宇宙線研究所は9日、ノーベル物理学賞に決まった梶田隆章所長(56)が素粒子ニュートリノに質量があることを見つけた観測装置スーパーカミオカンデ(岐阜県飛騨市神岡町)の一部を報道陣に公開した。

地下約千メートルの鉱山跡にあり、1.7キロの坑道を通っていく。直径39メートルの円筒形タンクに約5万トンの超純水を満たし、約1万1千本の光電子増倍管と呼ばれるセンサーでニュートリノを観測する。実験中のためタンク内部は見ることができず、タンク上部や観測状況を監視するコントロール室の公開にとどまった。

案内した研究所の早戸良成准教授(45)は「設計者の先見の明がノーベル賞受賞につながったと思う」と話した。スーパーカミオカンデは夏の一般向けイベントのほか、中高生を対象に学校単位での公開があるが、臨時見学会の予定はない。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

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【野球・日本代表】「プレミア12」28人発表

日本と台湾の共催で行われる野球の国際大会プレミア12(11月8日開幕)に出場する野球日本代表「侍ジャパン」の最終メンバー28人が9日、発表された。

投手は大谷(日本ハム)、藤浪(阪神)、前田(広島)ら13人、捕手は嶋(楽天)や中村(ヤクルト)ら3人、内野手は山田(ヤクルト)ら7人、外野手は柳田(ソフトバンク)ら5人が選ばれた。9月に発表されたロースターから黒田(広島)や糸井(オリックス)らが外れた。

日本は8日の開幕戦(札幌ドーム)で韓国と対戦する。

【プロ野球・広島】栗原健太内野手の退団を発表

広島が9日、栗原健太内野手(33)の退団を発表した。「金額にかかわらず、出場機会を求め他球団をあたってみたい」との意思を尊重し、野球協約の減額制限超過提示による自由契約にすることになった。

2000年に日大山形高からドラフト3位で入団し、06年から4年連続20本塁打以上をマーク。11年には一塁手としてベストナインに選出された。右肘の故障の影響などで12年以降に出場機会が減り、ここ2シーズンは1軍出場がなかった。通算1026試合に出場し、1082安打、153本塁打、586打点、打率2割9分3厘。《スポニチ》

【東京地裁】小渕優子議員の元秘書2人に有罪判決

小渕優子元経済産業相(41)の関連政治団体をめぐり、政治資金規正法違反(虚偽記載など)の罪に問われた、いずれも元秘書で前群馬県中之条町長、A被告(67)と、資金管理団体「未来産業研究会」の元会計責任者、B被告(62)の判決公判が9日、東京地裁で開かれた。園原敏彦裁判長は「政治資金に対する国民の監視と批判の機会をないがしろにする悪質な犯行だ」と指摘、A被告に禁錮2年、執行猶予3年(求刑禁錮2年)、B被告に禁錮1年、執行猶予3年(求刑禁錮1年)を言い渡した。《産経新聞》

【馳浩文部科学相】東京都・舛添要一知事と会談

舛添要一東京都知事は9日、就任あいさつで都庁を訪れた馳浩文部科学相と会い、2020年東京五輪・パラリンピックのメーン会場となる新国立競技場の建設に向け、連携を強めることを確認した。下村博文前文科相時代は、都が建設費を負担する根拠の説明不足を理由に舛添氏が反発、ぎくしゃくした関係となったが、一転して友好ムードの会談となった。

舛添氏は「最大の目標は国民、都民が皆良かったなと思える競技場にして、本当に素晴らしいレガシー(遺産)が残せるような大会を開きたい。国と都で力を合わせてゴールに向かっていきたい」と力を込めた。《共同通信》

【政府】副大臣、政務官を決定

政府は9日の閣議で、内閣改造に伴う副大臣25人と政務官27人の人事を決定した。東京電力福島第1原発事故対応などに当たる環境副大臣に自民党の井上信治氏を再び起用。同党の長島忠美復興副大臣は留任させた。文部科学副大臣には元高校教諭で「ヤンキー先生」として知られた自民党の義家弘介氏を充てた。

菅義偉官房長官は記者会見で「1億総活躍社会の実現をはじめ、新たな国造りに向けて再出発を図るため安倍晋三首相が適材適所で人選した」と説明した。午後の認証式を経て、夜に初めての副大臣会議などに臨む。

女性は副大臣と政務官を合わせて5人で、これまでの7人から減った。《共同通信》

【岸田文雄外相】プーチン氏の年内来日変わらず

岸田文雄外相は9日の記者会見で、シリア空爆をめぐり米国と対立するロシアのプーチン大統領の年内来日方針について「現在も変わっていない」と述べ、実現へ環境整備を図る考えを示した。

岸田氏は「日ロ首脳会談で、本年の適切な時期に実現するための準備を進めることで一致している」と指摘。菅義偉官房長官も会見で「政治対話を続けることは国益に資する。(調整を)進めることに変わりはない」と強調した。

8日の日ロ外務次官級協議に関し、菅氏は「7時間にわたり率直な意見交換が行われた。今後につながる建設的なやりとりだった」と述べ、北方領土交渉の進展に意欲を示した。《共同通信》



10月9日 その日のできごと(何の日)