平成9731日目
2015/08/30
この日のできごと(何の日)
【安保法案反対デモ】主催者発表は12万人、警察発表は3万3千人
安全保障関連法案に反対する市民団体「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」が30日、国会近くで大規模な集会を開いた。主催者は参加者数が約12万人と発表。国会議事堂を取り囲む形で集まった人たちで周辺は身動きも取れないほどになった。一斉行動も呼び掛け、実行委によると全国200カ所以上でデモや集会を実施。反対する民意の広がりを強くアピールし、安倍政権に廃案を求めた。
参院で審議中の法案をめぐっては、採決をにらんで与野党の攻防が激化している。
小雨交じりの国会近くは、議事堂の周囲だけでなく、霞が関の官庁街や日比谷公園方面にも参加者が詰め掛けた。《共同通信》
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参院で審議中の安全保障関連法案に反対する市民団体が30日に開いた集会への参加者数が、国会正門前は多くても3万2千人程度だったことが産経新聞の試算で分かった。国会周辺にも参加者がいたとはいえ、主催者の「戦争させない・9条壊すな! 総がかり行動実行委員会」が発表した12万人にはほど遠い。警察当局は約3万3千人と発表している。《産経新聞》
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【梅小路蒸気機関車館】43年の歴史に幕
国内唯一の蒸気機関車(SL)専門の博物館だったJR西日本の「梅小路蒸気機関車館」(京都市下京区)の閉館セレモニーが30日、開かれた。来春、同じ敷地で新幹線などの展示を加えた「京都鉄道博物館」に生まれ変わる。
セレモニーでは三浦英之館長が「開館以来、国内外の人に愛され感謝している。しばしのお別れだが、新しい博物館に期待してほしい」とあいさつ。その後「43年間のご愛顧ありがとうございました」と書かれた横断幕が掲げられた。
SLブームだった1972年に開業。鉄道ファンや家族連れの人気を集め、今年7月までに計約840万人が来館した。《共同通信》
【独・ブンデスリーガ】
ドルトムント3-1ヘルタ◇30日◇ドルトムント
ドルトムントの日本代表MF香川真司(26)が、全3得点に絡む活躍を見せた。ホームのヘルタ戦にフル出場。前半27分に先制アシストし、後半は2得点の起点になった。前節まで公式戦3戦連発。初の4戦連発こそ逃したが、好調を維持して明日9月1日、W杯ロシア大会アジア2次予選に臨む日本代表に合流する。《日刊スポーツ》
【大阪府枚方市長選】大阪維新の会の新人、伏見隆氏が初当選
任期満了に伴う大阪府枚方市長選が30日投開票され、地域政党「大阪維新の会」新人の元府議、伏見隆氏(47)が自民、民主両党の国会議員らの応援を受けた無所属現職、竹内脩氏(66)ら3人を破り、初当選した。投票率は38.70%。選挙戦終盤に橋下徹大阪市長(大阪維新代表)が新党結成を表明したことなどにより、接戦を制した。《日経新聞》
【高知県室戸市】突風で85棟被害
30日午前1時半ごろ、高知県室戸市で突風が発生し、住宅や倉庫85棟に瓦が飛んだり窓ガラスが割れたりする被害が出た。地元消防などによると、人的被害は確認されていない。竜巻の可能性もあるとして高知地方気象台が現地調査を行った。
同市によると、被害があったのは市役所の西約4キロにある行当地区など海沿いの地域で、東西約2キロの範囲にわたる。行当漁港に係留された小型ボート1隻も転覆した。《共同通信》
【スズキ】VWと提携解消へ
スズキは30日、国際商業会議所(ICC)国際仲裁裁判所が29日に同社とドイツの自動車大手フォルクスワーゲン(VW)との資本・業務提携解消を認める決定を出したと発表した。スズキはVWが保有する全てのスズキ株を市場価格で買い戻し、自社株として保有する。28日の終値で計算すると、買い戻し額は4600億円程度となる見通しだ。
スズキは2009年12月にVWとの提携を発表したが、経営方針をめぐって意見が対立したことから提携解消を決め、11年11月にスズキ株の返還を求めて国際仲裁裁判所に仲裁を申し立てた。《共同通信》
【マレーシア】首相退陣求め大規模デモ
公的資金流用疑惑を追及されているマレーシアのナジブ首相(62)の退陣を求める大規模デモが30日、前日に引き続き国内各地で行われた。ナジブ氏と対立するマハティール元首相(90)もデモに参加し、市民の反発などを追い風にナジブ氏を一気に追い詰める構えを強めている。
29日のデモ参加者数は主催者発表で20万人(警察発表2万5千人)。当局は、デモを呼びかける市民団体「ブルシ(清潔)」のウェブサイトに閲覧規制をかけるなどして押さえ込みを図ったが、30日も街頭は団体のシンボルカラーの黄色いシャツを着用して行進する市民で埋め尽くされた。
マハティール氏は両日のデモに姿を現し、現政権打倒を唱えて気勢を上げた。同氏は、反目しあってきた市民団体とは一定の距離を保つ一方、政権の不正を「市民の力」で正すよう主張し、デモの継続を訴えた。記者団には「自身の言動により扇動罪で逮捕されることも恐れはしない」と述べ、当局を牽制(けんせい)した。《産経新聞》
【韓国、北朝鮮】特別警戒態勢を全て解除
聯合ニュースは30日、韓国軍関係者の話として、今月初旬に韓国領で起きた地雷爆発以降、韓国軍と北朝鮮の朝鮮人民軍が敷いていた特別の警戒態勢が同日までに全て解除されたと伝えた。軍事的緊張がさらに緩和されることになる。
同ニュースによると、韓国軍による高いレベルの警戒態勢は30日までに全て解除。朝鮮人民軍も17~28日の米韓連合軍による指揮所演習「乙支フリーダムガーディアン」を受けた警戒態勢を、通常のレベルに引き下げたという。
韓国軍関係者は朝鮮人民軍の態勢について「基地を離れ展開していた一部の兵力が、元の状態に戻ったと評価している」と述べた。《共同通信》