平成9554日目
2015/03/06
この日のできごと(何の日)
【民主党・枝野幸男幹事長】鳩山元首相に不快感
民主党の枝野幸男幹事長は6日、鳩山由紀夫元首相がウクライナ南部クリミア半島への訪問を計画していることに関し「その方は元自民党の議員でもあり、元民主党の議員でもある。今は少なくとも民主党に属している方ではない」と述べ、不快感をあらわにした。国会内で記者団に語った。
ロシアは昨年3月、クリミア半島の併合を一方的に宣言したが、日本を含め先進7カ国(G7)は承認していない。政府は鳩山氏に訪問を自粛するよう求めている。 鳩山氏は自民党、新党さきがけを経て、民主党を創設。平成21年の政権交代直後に首相を務めた。24年の衆院選には出馬せず、民主党も離党した。
枝野氏は「鳩山氏に話を聞かないのか」との記者団の質問に対し「話を聞く立場でもない」と鳩山氏を突き放した。別の党幹部も「ロシアに思い入れがあるのかもしれないが、控えてほしい」と困惑気味に語った。《産経新聞》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
情報量が少ない日は随時加筆中です。
引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。
外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)
古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【佳子内親王殿下】伊勢神宮参拝
秋篠宮家の次女佳子さま(20)は6日、三重県伊勢市の伊勢神宮を初めて単独で参拝し、昨年12月に成年を迎えたことを報告された。
皇室の祖神とされる天照大神をまつる内宮では、玉砂利が敷き詰められた参道を緊張した面持ちでゆっくりと進み、正殿の前にある内玉垣南御門で玉串を神前にささげ、拝礼された。
佳子さまはつま先まですっぽり隠れる白っぽいコート姿で、内宮への参拝に先だっては、約4キロ北西にあり、衣食住の神とされる豊受大神をまつる外宮も訪れられた。
7日には奈良県橿原市の神武天皇陵を参拝。姉の眞子さま(23)も2011年11月、同様に成年の報告で伊勢神宮と神武天皇陵を参拝された。《共同通信》
【USJ賃料値上げ訴訟】大阪市が勝訴
米映画テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(大阪市此花区、USJ)の運営会社に市有地を貸している大阪市が、年間約3億1千万円の賃料値上げを同社に求めた訴訟の判決が6日、大阪地裁であった。長谷部幸弥裁判長は、地裁が選んだ不動産鑑定士の鑑定をもとに年間約1億3千万円の値上げを認めた。
判決によると、USJの敷地約54万平方メートルのうち市有地は約20万平方メートル。市は平成13年の開業前から段階的に賃料を上げ、19年からは1平方メートル当たり月388円としていた。しかし、残る約34万平方メートルを貸す民間6社の平均賃料が月516円と判明。市は22年4月以降の賃料を民間6社と同額にすることを求めていた。
長谷部裁判長は判決理由で、運営会社が19年以降、継続的に50億円以上の黒字を計上し、市も株式を売却して資本関係を解消したことから、「民間と比べて著しく低い賃料にする事情はなくなった」と指摘した。《産経新聞》
【セブン-イレブン】高知県に初出店
セブン-イレブン・ジャパンは6日に高知県では初となる店舗を3店一斉に開店する、と5日発表した。これにより四国4県への出店が出そろう。
同社は、高知県では、地元スーパーの系列企業とのフランチャイズチェーン(FC)契約と、JR四国との提携によるJR駅構内の出店の2方式で展開する。今回オープンする3店舗のうち、2店舗がFC契約、残り1店舗が「セブンーイレブンKiosk」として高知駅内にオープンする。
これでセブンーイレブンの残る空白県は沖縄、鳥取、青森の3県となる。青森は今年の夏の出店を計画するほか、鳥取についてはJR西日本との提携で数年後には店舗を開く予定となっている。《産経新聞》
【ノルディックスキーW杯複合】
ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)複合は6日、フィンランドのラハティで個人第15戦が行われ、渡部暁斗(北野建設)が優勝、昨年3月の昨季最終戦以来の通算6勝目を挙げた。
前半飛躍(HS130メートル、K点116メートル)で117.5メートルの112.9点で8位につけ、トップと54秒差でスタートした後半距離(10キロ)で逆転した。加藤大平(サッポロノルディックク)も7位に入った。
23位となったエリック・フレンツェル(ドイツ)が、2戦を残して3季連続3度目の個人総合優勝を決めた。渡部剛弘(明大)は27位、永井秀昭(岐阜日野自動車)は38位だった。《共同通信》
【川崎中1少年殺害事件】実況見分
川崎市川崎区の多摩川河川敷で中学1年、U君(13)が殺害された事件で、殺人容疑で逮捕された18歳の少年が「(U君の)スマートフォン(スマホ)を川に投げ捨てた」と供述し、川崎署捜査本部が近く川を捜索する方針を固めたことが6日、捜査関係者への取材で分かった。
捜査本部は6日、18歳の少年を現場の多摩川河川敷に立ち会わせ、実況見分した。
捜査本部によると、少年の供述に基づいて河川敷で起きた状況を確認するのが目的。箱の形をした灰色カバーの中に少年と捜査員が入り、周囲から少年の姿を確認できないよう配慮しながら、上村君に手向けられた花束の脇などを移動した。ブルーシートも使って河川敷の一部を覆った。
捜査関係者によると、18歳の少年は「カッターを使い、殺害した」と供述。逮捕された17歳の少年2人のうち1人は「『おまえもやれ』と言われ、切った」と18歳の少年からの指示があったとし、18歳の少年と中学校で同級生だったもう1人の17歳の少年も関与をほのめかしている。
捜査本部は6日、18歳の少年が「U君とは昨年のクリスマスのころ、ゲームセンターで親しくなった。それ以前から顔は知っていた」と供述していると明らかにした。
元同級生の17歳の少年は「U君との付き合いはほとんどなかった」と供述しているという。《共同通信》
【北海道知事選】共産党、佐藤氏に支援状
4月12日投開票の北海道知事選に出馬する元民放アナウンサー佐藤のりゆき氏(65)は6日、同氏の支援を決めた共産党に対し「静かに応援して」と自身の保守系支持者に配慮し、表立った応援でない形で支援するよう求めた。共産側は「静かにとは考えていない」と拒み、思惑の違いが浮き彫りになった。
共産党や北海道労働組合総連合などからなる「明るい革新道政をつくる会」は同日、札幌市内のホテルで佐藤氏に支援状を渡した。その場で佐藤氏は「私たちの応援団の中には保守、中道の皆さまもいる」と述べ、選挙活動での配慮を求めた。《共同通信》
【下村博文文部科学相】献金問題「不適切」処理は計600万円分
下村博文文部科学相は6日の衆院予算委員会で、自らが代表を務める自民党支部に任意団体への会費の一部が流れて献金として処理されたとされる問題に関し、団体の会員に出した領収書のただし書きに「年会費」と記載したケースが2014年に81件、計約600万円分あったと明らかにした。その上で「不適切と気付き『年会費』の記載はやめた」と釈明した。
下村氏は、14年2月4日付で24万円を寄付した団体の会員が「年会費」のただし書きを求めたのがきっかけだったと説明した。事務所の経理担当者が14年9月まで、寄付した会員の要望がないにもかかわらず「年会費」と記載した領収書を出していたという。《共同通信》
【中川郁子農林水産政務官】入院
林芳正農相は6日の記者会見で、中川郁子農林水産政務官が5日、東京都内の病院に入院したことを明らかにした。病名や退院時期の見通しは不明としている。中川氏をめぐっては、自民党の門博文衆院議員との不適切な交際が週刊誌で報じられた。
安倍晋三首相は6日の衆院予算委員会で、中川氏について「今後は公人として誤解を受けないよう、自らを律しつつ、政務官の職務に全力で取り組んでもらいたい」と苦言を呈した。西川公也前農相が辞任した2月23日に密会していたと報じられたことについては「危機管理上の問題はなかった」と強調した。《共同通信》
【衆院予算委員会】
安倍晋三首相は6日午前の衆院予算委員会で、政権の最重要課題と位置付ける「地方創生」の推進について「霞が関発ではなく、地方発の地方創生を進めていかなければならない」と強調した。その上で「やる気のある地方の創意工夫を全力で応援する方針に基づき、あらゆる方策を使って後押ししていく」と述べ、国から地方への職員派遣や予算面などでの支援を強化する考えを示した。
石破茂地方創生担当相は、自治体に策定を求める地域活性化の5カ年計画「地方版総合戦略」に関し「複数の自治体をまたいでつくる方が効果的な場合もある。県をまたいでも結構だ」と説明した。《共同通信》
安倍晋三首相は6日の衆院予算委員会で、憲法改正に関し「長い年月がたって、時代に合わなくなった(憲法の)条文もある。条文を変えていく必要がある」と述べ、実現への意欲を重ねて示した。現行憲法について「占領下の短い期間で、連合国軍総司令部(GHQ)において25人の方々によってつくられたのは間違いのない事実だ」と指摘した。
武器や関連技術の輸出ルールを定めた防衛装備移転三原則をめぐり「軍需産業の台頭によって日本の政治や平和主義がゆがめられると批判する人たちがいるが、これは全く当たらない」と言明した。《共同通信》
【民主党・岡田克也代表】党務復帰
民主党の岡田克也代表は6日午前、網膜剥離の再発に伴う自宅療養から党務に復帰した。記者会見では「大変ご迷惑をお掛けした。経過は順調だが、より慎重に対応したい」と述べ、当面は遠方への出張などを控える考えを示した。
岡田氏は先月26日に目に異常を感じ、病院で緊急手術を受けた。昨年末にも網膜剥離で手術を受け、年明けに退院していた。
約2カ月で再発したことについて、岡田氏は「約1割が再発するというが、理由はよく分からない」と説明した。同時に「やや見えにくいものの、至って元気だ」と強調し、党首討論を3月中に開催するよう求めた。《共同通信》
【ロシア】プーチン大統領ら給与1割カット
ロシアのプーチン大統領は、自身やメドベージェフ首相、チャイカ検事総長らを対象に、今月分から年内いっぱい給与を1割カットする大統領令に署名した。大統領府職員は5月分から減額する。大統領府が6日発表した。
ロシアの財政は原油価格の低迷やウクライナ情勢をめぐる欧米の制裁などで歳入難に陥っており、2015年度の歳出も軍事予算を除く各分野で約1割削減。大統領自身も“痛み”を共有していると国民にアピールする思惑とみられる。《共同通信》
【英下院外交委員会】香港「高度の自治」に圧力
英下院外交委員会は6日、香港返還を明記した英中両国の「共同宣言」について、中国の履行状況を調査した報告書を発表。宣言で保障された「高度の自治」が圧力にさらされているとの懸念を示した。民主的な次期行政長官選挙を求め昨年起こった香港大規模デモへの中国の対応などを念頭にしており、英国は断固とした態度を取る必要があると指摘した。
1984年の共同宣言の調印30年に合わせて同委員会は昨年、宣言の履行状況の現地調査を模索したが、中国当局は「内政干渉」として議員の香港入りを拒否。英中関係がぎくしゃくする一因となっていた。
報告書は中国の対応を「前代未聞の行為」と指摘した上で、英政府の対応が生ぬるいものだったとして「深い失望」を表明。英政府が香港情勢に関して「明確な立場」を取ることを求めた。
キャメロン政権は中国との経済的実利を重視する一方、中国が嫌う人権問題では歯切れが悪く、これまでも「弱腰外交」との批判を浴びている。
中国は共同宣言について「香港の主権引き継ぎと移行に関する明確な段取りを定めたもの」にすぎず、香港返還後の現在は無効との見解を示している。《共同通信》