平成9518日目
2015/01/29
この日のできごと(何の日)
【イチロー外野手】マーリンズ入団会見
米大リーグ、マーリンズと1年契約を結んだイチロー外野手(41)が29日、東京都内で入団記者会見を開き「球団のやたらに熱い思いが伝わってきた。選手として必要としてもらえることが僕にとっては何より大切」と語った。背番号は慣れ親しんだ「51」に決まった。
球団首脳が同席しての会見が米国以外で行われるのは異例で、豊富な実績を持つイチロー外野手への誠意がうかがえた。ヤンキースでプレーした昨季は143試合に出場し、102安打を放って打率2割8分4厘、1本塁打、22打点、15盗塁の成績を残した。大リーグ通算3千安打まであと156本に迫っている。《共同通信》
ー41歳の現役最年長野手で開幕を迎えることについて
「恐ろしい(質問)です。野球選手として嫌な年齢にきたという印象ですね。ただ、大変申し訳ないのですが、僕は41歳です。25歳でも45歳に見える人はたくさんいます。その反対であることができるように、ちょっとずつ前に進みたいと思います(咳き込む)体力の限界が来ました」
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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【大友克洋さん】仏国際漫画フェスで大賞受賞
仏南西部アングレームで29日に開幕した国際漫画フェスティバルで、SF大作「AKIRA(アキラ)」の作者、大友克洋さんが大賞に選ばれた。42回を数える同フェスティバルで日本人の大賞受賞は初めて。AFP通信は「(日本の)マンガが仏語圏で地位を固めたあらわれだ」と評した。《朝日新聞》
【東京株式市場】スカイマークがストップ安
国内3位の航空会社スカイマークが民事再生法の適用を申請したことについて、有森新社長らが記者会見を行い謝罪した。これを受けて29日、東京証券取引所では「スカイマーク」株に売り注文が殺到し、取引時間中には売買が成立しなかった。
株価はストップ安の水準となっている。民事再生法の適用申請に伴い「スカイマーク」は3月1日付で上場廃止が決まっている。《日テレNEWS》
【東京地裁】週刊誌に女性芸能人の合成画像、出版社側に賠償命令
「週刊実話」に写真と裸のイラストとの合成画像を掲載されたとして綾瀬はるかさんや前田敦子さんら女性芸能人8人が日本ジャーナル出版(東京)側に計8800万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で東京地裁は29日、計640万円の支払いを命じた。
問題になったのは2013年11月21日号で、女性芸能人25人の写真と、裸の胸部のイラストを合成した画像が掲載された。長谷川浩二裁判長は「限度を超えた侮辱行為で原告らの名誉感情を不当に侵害した」と指摘した。週刊実話編集部は「判決文が届いておらず、コメントは差し控える」としている。《デイリースポーツ》
【埼玉県警】電子タバコを注意され教諭を暴行、中3男子を逮捕
蕨署は29日、傷害の疑いで、戸田市の中学3年少年(15)を現行犯逮捕した。逮捕容疑は同日午後0時25分ごろ、戸田市の中学校で、50代男性教諭らから注意されたことに腹を立て、男性教諭に足蹴りなどの暴行を加え、首などを打撲する2週間のけがを負わせた疑い。少年は「間違いありません」と容疑を認めている。
同署によると、同校に勤務する男性スクールサポーター(60)が少年を取り押さえて、同署員に引き渡した。少年は体育の授業中に電子タバコを吸っていたとして、2人から注意を受けたという。同校は昨年6月から、スクールサポーターの派遣を要請していた。《埼玉新聞》
【社民党】比例250万票以上めざす−参院選
社民党は29日、地方組織の代表者を集めた会議を党本部で開き、来年夏の参院選で比例代表250万票以上の得票を目指す方針を確認した。改選となる2議席を確実に確保し、上積みを図る。2月16日に全国代表者会議を東京都内で開き、正式決定する。
社民党は衆参両院で現在5議席。吉田忠智党首と福島瑞穂副党首が来夏に改選となる。比例代表の得票は2010年が約224万票、13年は約125万票だった。《共同通信》
【中谷元・防衛相】比・ガズミン国防相と会談
中谷元・防衛相は29日、フィリピンのガズミン国防相と防衛省で会談し、海洋安全保障分野での連携をさらに強化することで一致した。防衛協力と交流に関する覚書にも署名した。両氏は、中東の過激派「イスラム国」によるとみられる邦人人質事件を強く非難。ガズミン氏は日本の対応に支持を表明した。
会談で両氏は、東シナ海や南シナ海での活動を強化する中国を念頭に、海洋をめぐる紛争は威圧ではなく平和的な方法で解決を図るとの方針を確認。連携強化のため、海上での危険行為を禁じる行動基準(CUES)に基づく共同訓練の年内実施で合意した。《共同通信》
【イスラム国による邦人拘束事件】
岸田外相、「大きな動き」把握せず
岸田文雄外相は29日未明、拘束されている後藤健二さんとヨルダンに収監中のサジダ・リシャウィ死刑囚との人質交換交渉に関し「特段、大きな動きがあったとの情報に接していない」と外務省で記者団に語った。
ヨルダン軍パイロットを解放すれば死刑囚を釈放する用意があるとした同国閣僚の発言については「本当に多くの情報が飛び交っている。しっかり確認し、慎重に考える作業を丁寧に行わないといけない」と述べるにとどめた。《共同通信》
【この日の安倍総理】
原発安全対策の必要性強調
安倍晋三首相は29日の衆院予算委員会で、東京電力福島第1原発事故を踏まえ、原発の安全対策を進める必要性を強調した。「安全神話に寄りかかっていたと言わざるを得ない。安全神話と決別し、しっかりと安全対策を構築していかなければならない」と述べた。今後のエネルギー政策に関し「原子力依存度を可能な限り減少させ、再生可能エネルギー導入を最大限進める」と明言した。
消費税率を10%に引き上げる際の条件として「景気条項」を撤廃したことをめぐり「来年、再来年と実質賃金を上げていけば、消費税を上げる環境はつくり出すことができる」と説明した。《共同通信》
【中国・環球時報】チベット独立支持者に警告
中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報は29日、チベット自治区の党幹部15人がチベット独立の地下活動に参加したり、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世のグループに情報提供したりしたとして「(外国勢力と)結託する幹部は代償を払わなければならない」と警告する社説を掲載した。
チベット自治区当局は27日、「政治的な規律違反」を理由に15人の処分を発表した。
自治区の状況をよく知る関係者によると、当局は2008年に区都ラサで起きたような大規模暴動の再発を警戒、チベット族の移動や集会の自由を厳しく制限しているという。《共同通信》
【中国】高官不審死増で異例の調査
中国共産党が、習近平指導部の発足以降に自殺や他殺など「正常でない状況」で死亡した党や政府幹部の人数や死亡理由を把握するため、異例の調査に乗り出していたことが29日分かった。中国のニュースサイト「財新ネット」が同日伝えた。同サイトによれば、不審死を遂げた幹部らは50人以上に達したという。
習指導部が展開してきた激しい反腐敗運動の結果、高官らの不審死が急増したことが背景にあるとみられる。本人や家族を精神的に追い詰める摘発手法が党内で問題視されている可能性もある。《共同通信》
【中国・袁貴仁教育相】西側思想「教室に入れるな」
中国の袁貴仁教育相は29日、全国の教育部門や大学関係者を集めた会議で「西側(諸国)の教材の管理を強化し、西側の価値観を伝える教材を絶対に教室に入れてはならない」と指示した。30日付の中国各紙が伝えた。
習近平指導部は、教育現場に共産党の指導体制を批判したり、民主主義などの「西側の普遍的価値観」に賛同したりする風潮があるとの危機感を抱き、大学への思想統制を強めている。
袁氏は「大学で党の指導を攻撃し、社会主義を中傷することは決して許さない」などと強い表現で訴え、習党総書記(国家主席)の精神を「脳にたたき込む」よう指示した。《共同通信》
【米・サウスカロライナ州】黒人9人が54年ぶり無罪
米南部サウスカロライナ州ロックヒルの裁判所は29日までに、雑貨店で白人専用の食事用カウンターを利用したとして1961年に有罪判決を受けた黒人9人について、判決取り消しを決定した。最近になって判決の無効と名誉回復を求める機運が高まり、地元の白人検事も後押しした。
店の利用は黒人差別が特にひどかった南部での確信犯的な抗議の一環だった。アピールのため罰金納付で済ませず、負担の大きい懲役を選んだ判断がその後の公民権運動に影響を与えた。
9人の大半が通っていた地元の大学名から「フレンドシップ・ナイン」と呼ばれた。《共同通信》