平成9496日目

2015/01/07

この日のできごと(何の日)

【仏・シャルリエブド襲撃事件】

パリ中心部の風刺週刊紙「シャルリエブド」本社に7日午前、覆面をした複数の人物が押し入り銃を乱射し、同紙の編集長を含む少なくとも12人を殺害した。 銃を乱射した人物らは現在も逃走中。 警察および政府筋によると、警察はパリ周辺に住む兄弟と仏北東部ランス出身の男計3人の行方を追っている。3人全員がフランス国籍で、うち1人は過去にテロ関連の容疑で裁判にかけられたことがあるという。

シャルリエブドはイスラム教の預言者ムハンマドを題材にした風刺画などを掲載したことがあり、死亡が確認された12人のうち10人が同紙の社員。死者には編集長のステファン・シャルボニエ氏も含まれ、警察官2人も死亡した。 この他11人が負傷、うち4人が重体となっている。《ロイター》

欧州連合(EU)のユンケル欧州委員長は7日、パリの週刊紙襲撃事件を「許せない蛮行だ」と非難する声明を発表した。

ユンケル氏は「乱暴で非人間的な攻撃に大きなショックを受けた」とし、関係者やフランスに対する連帯を表明した。

北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長も7日、非難声明を発表。報道の自由に対する非道な攻撃だと批判した。《共同通信》

パリで7日起きたフランス週刊紙本社銃撃について、各国首脳は「卑劣で邪悪な攻撃だ」(オバマ米大統領)などと一斉に事件を非難した。凶弾に倒れた人の多くが編集者や風刺画家だっただけに、首脳らは言論の自由など「共通の価値観」を守る立場を強調。フランスへの強い連帯と、暴力による言論弾圧を許さない決意を鮮明にした。

オバマ氏は事件を「言論の自由への攻撃」と位置付けた上で、フランスと米国が共有する「普遍的な価値観」は「わずかな無分別な暴力によって、沈黙させられるものではない」と強調した。《共同通信》

ロシアのプーチン大統領は7日、パリの風刺専門週刊紙襲撃事件を受けて声明を発表、事件をテロリストらによる「冷血な犯罪」と非難し、テロの脅威と戦うため「積極的な協力を続ける用意がある」と表明した。

フランスとロシアはウクライナ危機をめぐり対立しているが、反テロの立場で歩調をそろえた。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

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外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

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【ソフトバンク・摂津正投手】契約更改

ソフトバンクの摂津正投手が7日、福岡市のヤフオクドームで契約交渉に臨み、現状維持の年俸4億円でサインした。史上最速の6年目で4億円に到達した昨季は10勝を挙げたが、負傷離脱もあって先発転向後で初めて規定投球回数に届かなかった。松坂大輔投手の加入で「ライバルが増えた。1軍に残れるかも分からない」と気を引き締め「今季はたくさんチームに貢献して(パ・リーグ)連覇を目指して頑張る」と誓った。

2007年のドラフト会議以降に指名された大学生、社会人は7年で国内フリーエージェント(FA)権を取得でき、JR東日本東北から09年に入団した摂津は順調にいけばことしで条件を満たす。本人はコメントを避けたが、小川一夫編成・育成部長は「ずっとうちで、という思惑は両者ともずれていないと思う。しかるべく対応する」と述べた。ソフトバンクは全選手が契約更改を終えた。(金額は推定)《共同通信》

【ナッツリターン事件】大韓航空前副社長を起訴

大韓航空の趙顕娥前副社長(40)が自社機内で客室乗務員のナッツの出し方に怒り、客室サービス責任者を降ろして離陸を遅らせた事件で、ソウル西部地検は7日、趙前副社長を航空保安法違反などの罪で起訴し、「(趙被告の)地位を乱用した行為で、安全業務に支障を来した」などとする中間捜査結果を発表した。

地検は「会社のオーナー(趙亮鎬・韓進グループ会長)の娘であり副社長という地位を乱用して航空機を引き返させる事態を起こし、安全規定を無視した」と指摘。点検などが行われる離陸前の重要な段階で、趙被告の行為により航空機の安全が脅かされたと強く非難した。《共同通信》

【日本マクドナルド】異物混入問題で会見

商品への異物混入が相次ぐ日本マクドナルドホールディングスは7日、青木岳彦取締役上席執行役員が記者会見し、この約半年間で少なくとも大阪府、福島県、東京都、青森県で計4件の異物混入の苦情があったことを明らかにした。このうち福島の事例では、デザートを食べた子供が口の中を切るけがをしたとの報告が顧客からあったという。他にも未公表の異物混入があることを認めたが、詳しい情報を明かさなかった。《読売新聞》

【大阪市・橋下徹市長】住民投票否決なら引退

橋下徹大阪市長(維新の党最高顧問)は7日、5月に実施される見通しとなった大阪都構想の可否を決める市民対象の住民投票で反対が過半数となった場合、12月の市長任期を満了した上で「政治家を辞める」と明言した。市役所で記者団に語った。

理由として「住民からノーを突きつけられたら僕の感覚が狂っていた、政治家としての能力がなかったということだ」と述べた。住民投票の結果、都構想が実現した場合に2期目の市長職や初代「大阪都」知事を目指すかとの質問には「そのとき考える」と述べるにとどめた。《共同通信》

【民主党代表選】3氏が立候補を届け出


https://www.dpfp.or.jp/

民主党代表選が7日午前、告示され、長妻昭元厚生労働相(54)、細野豪志元幹事長(43)、岡田克也代表代行(61)の3氏が立候補を届け出た。低迷する党の再建策が争点。国会議員のほか地方議員や党員・サポーターも投票に参加し、18日の臨時党大会で新代表を選出する。今回の代表選は先の衆院選で落選した海江田万里代表の辞任に伴う。次期代表の任期は2017年9月末まで。3氏は7日午前、党所属国会議員20人以上の推薦人名簿など出馬に必要な書類を党中央代表選挙管理委員会に届け出た。《日経新聞》

【有村治子行政改革担当相】公文書館視察

公文書管理を担当する有村治子行政改革担当相は7日午前、東京都内の国立公文書館を初めて視察した。昨年12月の特定秘密保護法施行で、保存する公文書の増加が予想される中、収容量不足との指摘が出る館内の現状を確認した。

視察後、有村氏は記者団に「(収容量は)極めてお寒い状況だ」と強調。特定秘密が指定解除後に同館に移管されることに関し「国の情報は国民の共有財産だとの意識を高める良い機会にもなる」と語った。

政府の有識者会議は昨年8月、スペース確保のため、新施設を国会周辺につくるよう求める中間提言をまとめている。《共同通信》

【第94回全国高校ラグビー】東福岡(福岡)3大会ぶり5度目の優勝

第94回全国高校ラグビー大会最終日は7日、東大阪市の花園ラグビー場で決勝が行われ、Aシードの東福岡がBシードの御所実(奈良)から9トライを奪う猛攻で57−5と大勝し、3大会ぶり5度目の優勝を飾った。昨年の選抜大会と7人制大会との3冠を達成し、57得点と52点差はいずれも決勝での新記録だった。

東福岡は前半7分に右サイドへ展開し、パスを受けた萩原が走り抜け、先制のトライを決めた。その後も敵陣で試合を進めて点を重ねて40−0で折り返し、後半も攻撃の手を緩めなかった。

2大会ぶり3度目の決勝に臨んだ御所実は守備の時間が多く、後半28分に一矢を報いたものの、初優勝はならなかった。《共同通信》

【将棋・内藤國雄九段】現役引退を表明

将棋のトップ棋士として活躍してきた現役最年長の内藤國雄九段(75)=兵庫県西宮市=が7日、3月末をめどに現役を引退する意向を明らかにした。理由について内藤九段は「膝と腰の痛みで長時間の対局が難しくなったことに加え、コンピューター全盛の現代将棋と私の棋風が合わなくなった」と話している。《神戸新聞》

【安倍晋三首相】経済再生に意欲


https://www.kantei.go.jp/

安倍晋三首相は7日午後、東京都内のホテルで開かれた時事通信社など主催の新年互礼会に出席した。首相は6日の経済3団体の新年会で企業の賃上げを要請したことに関し、「(経済界からは)いいですよ、という雰囲気が醸成されていた。そうなればまさに『もはやデフレではない』という宣言ができるのではないか」と述べ、経済再生に意欲を示した。

首相は、今年の政権運営に関し「やるべきことはたくさんある。しっかり緊張感をもって謙虚に、慎重に丁寧に、しかし決めるべきときには決然と決断していきたい」と強調した。《時事通信》

【中国人民解放軍】綱紀粛正運動

中国人民解放軍のトップ、習近平中央軍事委員会主席(国家主席)は7日、軍の綱紀粛正と組織改革などを目的に「教育活動と教育的整理」と称した政治運動を今月から1年かけて実施することを軍に命じる文書を発表した。新華社電が伝えた。

文書は、昨年6月に党籍剥奪が決まった元制服組トップの徐才厚氏に言及して「軍幹部は徐才厚事件を深く反省し、事件が及ぼした劣悪な影響を徹底的に取り除かなければならない」と指摘、反腐敗運動の一環であることを強調した。

文書は「(問題がある)思想、人間、組織、規律を整頓し、軍に長期にわたって存在する弊害を取り除く」よう命じている。《共同通信》



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