平成9490日目
2015/01/01
この日のできごと(何の日)
【安倍晋三首相】「改革断行の1年に」
安倍晋三首相は1日付で年頭所感を発表した。衆院選の結果を踏まえ「信任という大きな力を得て、今年はさらに大胆にスピード感を持って改革を推し進める。日本の将来を見据えた改革断行の1年にしたい」と決意を示した。
2015年を戦後70年の節目と位置付け「私たちが目指す国の姿を世界に向けて発信し、新たな国づくりへの力強いスタートを切る1年にしたい」と表明。
経済政策「アベノミクス」を「さらに進化させる」と宣言した。年末にまとめた経済対策について「早期に実施し、成長戦略を果断に実行する。景気回復の温かい風を全国津々浦々に届ける」とした。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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【自民党・谷垣禎一幹事長】「改憲実現へ議論を」
自民党の谷垣禎一幹事長は1日付の年頭所感で「戦後70年に当たり、切れ目のない安全保障法制の整備と憲法改正実現に向けた議論を国民の理解を得ながら進める」と表明した。
安倍晋三首相の経済政策「アベノミクス」に関し「ようやくつかんだデフレ脱却のチャンスを確実にし、全国に景気回復の実感が届くよう努力する」と強調した。
同時に「統一地方選で勝利し、国、地方で安定した政治を実現させ、誇りある日本を取り戻す」と決意を語った。《共同通信》
【山崎正昭参院議長】「1票の格差」是正へ決意
山崎正昭参院議長は1日付で年頭所感を発表し、参院の「1票の格差」是正に向けた決意を強調した。2013年参院選で生じた格差を最高裁が昨年11月に「違憲状態」としたことに触れ「判決を重く受け止め、選挙制度の抜本的な見直しに向けた取り組みを鋭意進める」と訴えた。
国内の課題として、少子高齢化や都市部への人口集中を挙げ「今後の国のありさまを左右する見逃せない変化が起きている」と懸念を表明。「解決すべき課題が山積している」とも指摘した。
参院の役割に触れ「任期6年の特徴を生かして、長期的、総合的な観点から国民の負託に応える」と述べた。《共同通信》
【石破茂地方創生担当相】自民総裁選不出馬再び示唆
石破茂地方創生担当相は1日午前、鳥取市内で9月の自民党総裁選に立候補しない意向を重ねて示唆した。記者団に出馬意欲を問われ「日本をどうするかが大事であり、安倍晋三首相の下に皆が一致団結するのが大事だ。争いをしている時間的余裕はない。『俺が、俺が』という気持ちは私にはない」と述べた。
同時に「私への期待を政権内で一閣僚としてどれだけ反映できるかを考えるべきだ」と閣僚の職務に全力を挙げる考えを強調した。
自身が担う地方創生に関しては「副大臣や政務官と手分けして全国各地を歩き、国民運動にしたい。補助金頼み、国頼みの世の中は変えていく」と語った。《共同通信》
【生活の党と山本太郎となかまたち・小沢一郎代表】野党結集で政権に対抗を
「生活の党」から名称変更した「生活の党と山本太郎となかまたち」の小沢一郎代表は1日、自身に近い超党派の国会議員らを集めた新年会を都内の私邸で開いた。出席者によると、小沢氏は安倍政権に対抗するため、野党勢力を結集する必要があるとの認識をあらためて示したという。
新年会は元旦の恒例行事。党所属の国会議員だけでなく、民主党の鈴木克昌、維新の党の松木謙公両衆院議員ら小沢氏と関係が深い他党の国会議員ら約50人が参加した。
小沢氏のあいさつは、今年は非公開だった。関係者によると、小沢氏は「野党がしっかりして、あぐらをかいている自民党を打倒しよう」などと呼び掛けた。《共同通信》
【京都市】積雪16センチ
京都地方気象台によると、京都市中京区で1日午後7時、16センチの積雪を観測するなど、府内各地で大雪となった。引き続き、積雪害に警戒を呼び掛けている。強い冬型の気圧配置が続くためで、京都府では2日にかけて断続的に雪が降り、北部では2日昼前にかけて、南部では2日明け方にかけて、大雪に警戒が必要。1日午後7時現在の主な地点の積雪(アメダス速報値)は、京丹後市峰山31センチ、舞鶴29センチ、南丹市美山23センチ、京都市中京区16センチ。《京都新聞》
【サッカー・皇后杯】
サッカーの皇后杯全日本女子選手権最終日は1日、東京・味の素スタジアムで決勝が行われ、日テレが浦和に1−0で競り勝って5大会ぶり11度目の大会制覇を果たし、最多の優勝回数を更新した。なでしこリーグ年間優勝の浦和は初優勝を逃した。
日テレは前半19分、こぼれ球を田中が蹴り込んで先制。その後もボール保持で優位に立ち、多くの好機をつくった。手堅い守備で逃げ切り、今大会は全4試合で無失点だった。《共同通信》
【第59回全日本実業団対抗駅伝】トヨタ自動車が4年ぶり2度目の優勝
元日恒例の全日本実業団対抗駅伝は1日、前橋市の群馬県庁前を発着点とする7区間、100キロに37チームが参加して行われ、トヨタ自動車が4年ぶり2度目の優勝を果たした。3連覇を狙ったコニカミノルタは2位で、日清食品グループが3位だった。
3区を終えてトップと28秒差の3位につけたトヨタ自動車は、4区の窪田忍が区間3位の好走でコニカミノルタ、日清食品グループとの先頭争いに持ち込んだ。5区では大石港与が2位に4秒差の首位でリレーし、6区の田中秀幸が独走態勢を築いた。《共同通信》
【フィリピン】新年祝砲や爆竹で計5人死亡
新年を祝う爆竹や銃の発砲での事故が相次ぐフィリピンで、流れ弾に当たりルソン島北部アブラ州で女児(11)が亡くなるなど、1日までに5人が死亡、約350人が負傷した。
保健省のまとめでは、爆竹による事故で手足の切断にまで至った例は14件に上り、昨年の8件から増加した。中部ネグロス島では1日未明、道路に向かって投げられた爆竹が走行中のバイクに当たり、父親とバイクに乗っていた男児(1)が死亡。首都マニラでは爆竹が民家火災を引き起こし、3人が死亡した。事故の大半は、爆発力が強化された違法爆竹が原因。《共同通信》
【アフガニスタン・ガニ大統領】治安維持に決意
アフガニスタンの首都カブールで1日、同国に展開していた国際治安支援部隊(ISAF)からアフガン側への治安権限の移譲完了を記念する式典が開かれた。ガニ大統領は演説で「われわれの国土を代理戦争の戦場にはさせない」と述べ、自国部隊による治安維持に決意を示した。
ISAFは昨年末で戦闘任務を終了。ISAFを主導してきた北大西洋条約機構は1日、アフガン治安部隊の訓練や助言、支援に任務を移行した。
ガニ氏は「アフガンは戦いの最前線にいる。危険を取り除かなければ、米国や欧州、日本の人々にとっても脅威となる」とテロ拡散阻止に取り組む姿勢を強調。《共同通信》
【ブラジル・ルセフ大統領】2期目就任式
昨年10月のブラジル大統領選で再選を果たした中道左派、労働党(PT)のジルマ・ルセフ大統領(67)の2期目の就任式が1日、首都ブラジリアで行われ、ルセフ氏は演説で「よりビジネスや生産活動、投資がしやすい環境をつくる」と述べ、経済低迷からの脱却を目指す考えを強調した。
任期は4年で、ルセフ氏は2016年のリオデジャネイロ五輪を成功に導く責任も負うが「(昨年開催された)サッカーのワールドカップ(W杯)と同様にブラジルの運営能力を示す」と自信を見せた。《共同通信》
【米ロ外相】電話会談
米国務省によると、ケリー長官は1日、ロシアのラブロフ外相と電話会談し、中東やウクライナ情勢について協議した。
ロシアの仲介で今月末にモスクワで開かれるシリア和平協議や、イスラエルとパレスチナの対立について意見交換したとみられるほか、ウクライナ東部での武力紛争収拾に向けたロシアの取り組みを促したとみられる。《共同通信》
【米カリフォルニア州】パレードに被災地・宮城の高校生<
米カリフォルニア州パサデナで1日(日本時間2日)、伝統の新年祝賀行事「ローズパレード」が開かれ、東日本大震災の被災地となった宮城県の高校生20人が参加、米国からの支援に謝意を示した。
高校生は仙台七夕まつりの飾りなどで東北6県をイメージした山車で参加。感謝を込めた曲を楽器で演奏した。米軍による救援活動「トモダチ作戦」で行方不明者捜索や物資搬送を行った米兵ら8人も同じ山車に乗り、沿道の観客に手を振った。
パレードに先立ち、宮城県仙台三桜高校2年の小斎祐子さん(17)は「被災地が復興に向かっていることを伝えたい」と話した。《共同通信》
【カナダ・カルガリー】銃乱射、7人死傷
カナダ西部カルガリーで1日、新年を祝うパーティーの会場で何者かが銃を乱射し、1人が死亡、6人が負傷した。カナダ放送協会(CBC)が伝えた。
米南部テネシー州メンフィスでも1日、パーティー参加者ら約20人を乗せたバスが移動中に銃撃された。AP通信によると5人が負傷し、うち2人が重体となった。
カナダの事件で死傷したのは20~30代の男女。パーティーは一般住宅で開かれ、約50人が集まっていた。参加者らはアフリカ系住民とみられる。
カルガリーはカナダのハーパー首相の地元。1988年には冬季五輪が開催されている。《共同通信》