平成147日目

平成元年6月3日(土)

1989/06/03

【宇野内閣】発足

6月3日のできごと(何の日)
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宇野新内閣は3日、皇居での首相任命式、閣僚認証式を終えて正式発足、同日午後3時半すぎから首相官邸で初閣議を開き、内閣発足に当たっての首相談話を決定し、発表した。宇野首相は各閣僚に対する説示と談話の中で「リクルート問題に端を発する国民の政治不信は極めて深刻で議会制民主主義の重大な危機」との認識を示すとともに「政治改革がこの内閣の最重要課題、最大の使命であり、不退転の決意で取り組む」と強調、全閣僚の協力を求めた。《福井新聞》




【中国・北京市】解放軍が市中に進軍

北京に戒厳令が布告されて2週間経過した3日、戒厳当局は未明から天安門広場など市中心部の「秩序回復」のため戒厳部隊の動員に踏み切り、午後には建国後初めて催涙ガスを使用、学生、市民と衝突するなど強硬な実力行使に転じた。

学生らの必死の抵抗で押し返されたが、当局側は北京近郊に進駐していた解放軍5万人以上を同日夕から市中に進軍させ、同夜以降、中心部制圧に武力行使も辞さない構えをとった。

学生らは主要道路に無数のバリケードを築いたほか、市民も加わり至る所で部隊を包囲、兵士らの説得にあたっているが、メンツのかかった当局側の強硬姿勢は固く、4月中旬の学生デモに始まった中国の政治危機は最悪のシナリオへと進みつつあるとの見方が強い。《共同通信》

宇野新首相は3日午後、首相官邸で政権担当後初めて内閣記者会と会見し、内政外交の重要課題について所信を表明した。この中でリクルート事件との絡みで野党などが強く求めている今国会中の衆院解散・総選挙について「現在は参院選がある。解散は全く考えていない」と早期解散を明確に否定した。《福井新聞》

【ホメイニ師】死去

4日のイラン国営放送によると、イランの最高指導者ルホラ・ムサビ・ホメイニ師が、テヘラン市内の病院で死去した。86歳。イラン、イスラム革命後、師は心臓病で一時入院、がんの悪化も伝えられていた。消化器系の出血で5月23日に手術を受けたばかりだった。

国営ラジオ放送が4日午前7時、ホメイニ師の子息アフマド師の声明として「世界のイスラム教指導者が昇天し、心臓は鼓動を止めた」と伝えた。死亡時間、死因は明らかにされていないが、アフマド師の発表が、同師の遺体は3日夜に清められたとしていることから、死去は同日夜とみられる。《共同通信》

6月3日のできごと