平成9418日目

2014/10/21

この日のできごと(何の日)

【上川陽子法相、宮沢洋一経産相】就任

辞任した女性2閣僚の後任となった宮沢洋一経済産業相(64)(参院広島選挙区)と上川陽子法相(61)(衆院静岡1区)は21日午前、皇居での認証式を経て正式に就任した。閣僚辞任で大きな打撃を受けた安倍首相は、新たな体制で信頼回復を急ぐ考えだ。一方、民主党など野党は、予定されていた21日午後の衆院本会議の開会に応じない構えをみせるなど、政権批判の姿勢を変えていない。


https://www.kantei.go.jp/

宮沢氏は小渕優子前経産相の後任。首相官邸で首相から辞令を交付された後、「成長戦略はこれからが一番大事。まだ成果が出ていない部分もあるので、知恵を出して必死に走り続けたい」と記者団に語った。

上川氏は、松島みどり前法相が担当閣僚だった特定秘密保護法を引き継いだ。「女性活躍の大きな旗が立っている安倍政権で、職責を預かる一人として頑張っていきたい」と記者団に述べた。《読売新聞》

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【翁長雄志前那覇市長】あらゆる手法で辺野古阻止

翁長雄志前那覇市長(64)は21日、那覇市で記者会見し、出馬表明している沖縄県知事選(10月30日告示、11月16日投開票)の公約を発表した。最大の争点となる米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設について「あらゆる手法を駆使して、辺野古に新基地はつくらせない」と明記し、米軍輸送機MV22オスプレイの配備撤回も盛り込んだ。

このほかカジノ誘致や環太平洋連携協定(TPP)への反対を掲げた。

会見では、自らが当選した場合、仲井真弘多知事(75)が承認した辺野古沿岸部の埋め立ては「法的な瑕疵があれば取り消しはできる」との考えを強調した。《共同通信》

【政府】グルジアの国名「ジョージア」に

政府は旧ソ連のグルジアの国名について、ロシア語に由来する現在の呼び方から、英語に基づく「ジョージア」に変更する方針を固めた。安倍晋三首相は21日に来日したグルジアのマルグベラシビリ大統領との24日の会談で言及する見通しだ。政府筋が21日、明らかにした。

グルジアとロシアは2008年に領土をめぐって武力衝突。グルジアは国民の反ロ感情の高まりを受け、呼称変更を各国に働き掛けていた。政府は来年の通常国会で国名呼称を変更するための関連法改正を目指す。

マルグベラシビリ氏は25日まで日本に滞在。首脳会談で首相に正式に呼称変更を要請する考え。《共同通信》

【日本、韓国】関係改善で一致

韓国を訪問した谷内正太郎国家安全保障局長は21日午後、ソウルの大統領府で金寛鎮国家安保室長と会談し、来年の国交正常化50周年に向けて日韓関係を改善させなければならないとの認識で一致した。金氏は関係改善には、従軍慰安婦問題の解決が最も重要だと強調した。日韓両政府の当局者が明らかにした。

谷内氏が1月に局長就任後、金氏と会談したのは初めて。谷内氏は、産経新聞前ソウル支局長の在宅起訴について「報道の自由や日韓関係の観点から極めて遺憾だ」と表明した。

日韓首脳会談の具体的な調整は行われなかったもようだ。《共同通信》

【東京地裁】「昇任で男女差別」厚労省の女性係長が提訴

厚生労働省統計情報部の50代の女性係長が「昇任・昇格に男女差別があり、同期の男性職員より遅れている」として、国に約660万円の損害賠償と謝罪文の交付を求める訴訟を21日、東京地裁に起こした。原告側弁護士は「現職の国家公務員が待遇の男女差別を訴えて提訴したのは初めてでは」としている。

訴状によると、女性は1988年に国家公務員2種試験に合格し、翌年旧労働省に入った。96年に係長になるまで昇任は2種採用の同期の男性職員と同程度だったが、その後昇任できていない。同期の男性は2006年ごろに大半が課長補佐相当に昇任した。

女性側は「統計情報部では男性の上司が人事を担当し、女性職員が不当に低く評価され、能力があっても昇任の道を閉ざされている」と主張。「成績や能力では劣っていないのに、18年も係長のままなのは男女差別が理由だ」と訴えている。

厚労省人事課は「訴状の内容を確認してから適切に対応したい」としている。《共同通信》

【南アフリカ】「義足のランナー」に禁固5年

南アフリカの自宅で発砲し、恋人の女性を死亡させたとして、過失殺人罪で有罪判決を受けた両脚義足の五輪ランナー、オスカー・ピストリウス被告(27)に首都プレトリアの高裁は21日、禁錮5年の実刑を言い渡した。

裁判官は「被告の過失が招いた結果は軽視できない」と述べ、「禁錮刑以外は(社会に)誤ったメッセージを送るが、長期刑は不適切だ」と説明した。他に有罪となった飲食店で発砲した罪については禁錮3年、執行猶予5年とした。《共同通信》

【香港】政府と学生団体が初の正式対話

香港政府トップの梁振英行政長官は21日、行政長官弁公室(官邸)で記者会見し、大規模デモを主導する学生団体と政府が同日行う初の正式対話に関して「1回の対話ですべての問題が解決するとは限らない」と述べ、今後も継続していく考えを示唆した。また、香港高等法院(高裁)がデモ隊に対して出した幹線道占拠を禁じる命令を「尊重しなければならない」として学生側をけん制した。

学生団体幹部は20日、対話の中で、一定数の市民の支持があれば誰でも長官選に立候補できる「市民指名」制度実現などを要求する考えを示したが、梁氏は受け入れない考えをあらためて示した。《共同通信》

香港大規模デモを主導する学生団体と香港政府は21日夜、香港島南部の専門学校で、事態打開に向け正式対話をした。2017年の次期行政長官選挙への民主派参加をめぐり対立、双方の意見の隔たりがあらためて鮮明になった。学生団体の代表は終了後、デモを継続する方針を表明。双方は対話継続でも合意できなかった。9月28日に大規模デモが始まって以来、正式対話は初めて。学生側の周永康代表は、一定数の市民からの支持があれば誰でも出馬できる「市民指名」制度を要求。だが、政府代表の林鄭月娥政務官は拒否。デモを直ちに解散するよう要求した。《共同通信》

【東都大学野球】駒大が26季ぶり27回目の優勝

東都大学野球秋季リーグ最終週第1日は21日、神宮球場で2試合が行われ、駒大が未消化だった中大との3回戦を3―1で制し、通算10勝4敗1分けの勝ち点5で、2001年秋以来26季ぶり27度目のリーグ制覇を果たした。完全優勝は1994年春以来。駒大は11月14日開幕の明治神宮大会に出場する。国学院大は亜大との1回戦に4―2で勝った。《共同通信》

【サハロフ賞】ドニ・ムクウェゲ氏

欧州連合(EU)欧州議会は21日、優れた人権活動をたたえるサハロフ賞を、今年はコンゴ(旧ザイール)東部で性暴力を受けた女性の治療を続ける産婦人科医ドニ・ムクウェゲ氏(59)に授与すると発表した。

欧州議会のシュルツ議長は「ムクウェゲ氏は特に女性の保護のために闘ってきた」と授賞の理由を説明した。

ムクウェゲ氏は、1990年代から戦乱が続くコンゴ東部の主要都市ブカブにパンジ病院を創設。レイプの被害に遭った女性らの治療に尽くしてきた。ノーベル平和賞の有力候補にも名が挙がった。《共同通信》



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