平成9409日目

2014/10/12

この日のできごと(何の日)

【レスリング・吉田沙保里選手】世界大会V15でギネス認定証

レスリング女子で世界大会連覇を前人未到の「15」に伸ばした吉田沙保里(ALSOK)が12日、岐阜県内のイベントでギネス世界記録の認定証を受け取った。9月の世界選手権53キロ級で勝って、前回までの55キロ級と合わせて12連覇し、五輪3連覇を含む自身の連続世界一を更新した。

吉田は「(世界選手権で)危ない場面もあったが、絶対に負けたくない気持ちがあってここまできた」と振り返った。

5日に32歳の誕生日を迎えた。20年東京五輪に向けては「6年は長いようであっという間。リオで4連覇を目指して突っ走り、結婚して子供をつくって東京へ臨めたら」と笑顔で意欲を語った。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

このサイトについて

【自民党・高村正彦副総裁】日中首脳会談に期待

自民党の高村正彦副総裁は12日のNHK番組で、11月に北京で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせた日中首脳会談実現に強い期待感を示した。「機は熟している。会談につなげることが両国にとって利益だ」と強調した。

中国側が、沖縄県・尖閣諸島をめぐる領有権争いの存在を認め問題を棚上げすることなどを求めている現状を踏まえ「何が何でも前提条件をのまないと会談しないと言わずに決断してもらいたい」と促した。

公明党の北側一雄副代表は、途絶えている自民、公明両党と中国共産党による「日中与党交流協議会」の早期開催に意欲を示した。《共同通信》

【プロ野球・阪神】初のCSファイナル進出決定

セ・リーグクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第2戦が12日、甲子園で行われ、セ2位の阪神が同3位の広島と0―0で引き分けた。勝ち星が同じ場合はレギュラーシーズン上位のチームが勝者となるため、通算成績を1勝1分けとした阪神がファイナルステージ進出を決めた。

メッセンジャー、前田健の投げ合いで投手戦となった第1戦と同じく、第2戦も能見が8回、大瀬良が7回零封と両先発が一歩も譲らず。阪神は呉昇桓、福原、広島はヒース、中崎と救援陣もそれぞれ意地を見せ無失点に抑えた。《スポニチ》

【葛西紀明さん】結婚式

ソチ冬季五輪のノルディックスキー・ジャンプ男子ラージヒルで銀、団体で銅メダルを獲得した葛西紀明選手(42)が12日、札幌市内で結婚式を挙げた。挙式後の記者会見に黒の紋付きはかま姿で現れた葛西選手は「奥さんと二人三脚で、4年後の平昌五輪に向けて頑張りたい」と話した。

葛西選手はソチ五輪で銀メダルを獲得した直後、かねて交際し、食事面などでサポートを受けていた怜奈さん(29)に国際電話でプロポーズし、2月22日に婚姻届を提出した。

怜奈さんは明るい性格だといい、葛西選手は「いつまでも笑い合える家庭をつくりたい」と幸せそうな表情を見せた。《共同通信》

【体操・世界選手権】

体操の世界選手権最終日は12日、中国の南寧で種目別決勝が行われ、男子鉄棒は内村航平(コナミ)が15.725点で銀メダルを獲得した。世界選手権で通算16個目(金7、銀5、銅4)のメダルとなり、日本選手で監物永三の15個(金7、銀5、銅3)を上回り単独最多。エプケ・ゾンダーランド(オランダ)が16.225点で2連覇。

平行棒は加藤凌平(順大)が15.666点で銅メダル、田中佑典(コナミ)が15.041点で5位。オレグ・ベルニアエフ(ウクライナ)が16.125点で初優勝した。跳馬は白井健三(神奈川・岸根高)が15.062点で2大会連続4位となり、リ・セグァン(北朝鮮)が15.416点で初制覇。日本男子は今大会で金1、銀3、銅2のメダルを獲得した。

女子平均台は寺本明日香(中京大)が14.100点で4位に入った。シモーン・バイルス(米国)が15.100点で初優勝し、2連覇の床運動、団体総合、個人総合と合わせて4冠を達成した。《共同通信》

【F1・ロシアGP】決勝

自動車のF1シリーズ第16戦、ロシア・グランプリ(GP)は12日、ソチで決勝が行われ、ポールポジション(PP)からスタートしたメルセデスのルイス・ハミルトン(英国)が4連勝で今季9勝目、通算31勝目を挙げた。ケータハム・ルノーの小林可夢偉は前半でリタイアした。

メルセデスは製造者部門で初優勝を決めた。

ニコ・ロズベルク(ドイツ)が2位、ウィリアムズ・メルセデスのバルテリ・ボッタス(フィンランド)が3位に入った。

ロシアでのF1GP開催は初となる。《共同通信》

【この日の安倍総理】

宮城県の小学校を視察

安倍晋三首相は12日、東日本大震災で津波の被害を受けた校舎を再建した宮城県亘理町の小学校を視察した。児童らの出迎えを受け、首相は「新しい校舎ができ気持ちがいいですね。楽しく遊んで勉強してください」と激励した。


https://www.kantei.go.jp/

首相就任後の宮城県訪問は7回目で、福島、岩手両県を含む被災3県では19回目となる。

宮城県亘理町の町立長瀞小学校は津波で浸水。今年8月、敷地内に盛り土をして新校舎を建設した。学校視察では校舎屋上から町内全体の復興状況の説明を受けたほか、校庭に新設されたブランコに乗り児童らと遊んだ。《共同通信》

「拉致解決に対話必要」

安倍首相は12日、拉致被害者らの再調査状況を確認するための日本政府担当者の北朝鮮派遣に前向きな姿勢を示した。「基本的には対話と圧力の姿勢で対応するが、解決していくためには対話していかなければならない」と述べた。派遣決定の時期については言及を控えた。仙台市内で記者団の質問に答えた。

政府は拉致被害者家族会や、超党派の国会議員でつくる「拉致救出議員連盟」などの意見を踏まえて最終決定する方針。拉致救出議連は総会を16日に開催する。日朝関係筋によると「政府・与野党拉致問題対策機関連絡協議会」を20日以降に開き、訪朝団派遣に関し意見集約をする方向で調整している。《共同通信》

【中国】人権派学者を拘束

香港メディアなどは12日、中国の人権派学者、郭玉閃氏が北京市の警察当局に拘束されたと伝えた。中国当局は、香港での大規模な抗議活動に支持を表明した民主活動家らを次々に拘束しており、郭氏拘束も香港のデモと関連がある可能性がある。

郭氏は「騒動を引き起こした」との容疑で拘束されたが、詳しい容疑は明らかになっておらず、弁護士もまだ郭氏と接見できない状態という。

郭氏は、盲目の人権活動家、陳光誠氏の自宅軟禁からの脱出を手助けするなど人権擁護活動をしてきた。《共同通信》

【インド】サイクロンで15万人避難

インド南東部に12日、サイクロンが上陸し、PTI通信によるとアンドラプラデシュ州と隣のオディシャ州で住民ら計約15万人が避難した。強風で倒れた木に直撃されるなどして両州で計5人が死亡、気象当局は厳重な警戒を呼び掛けた。

インド政府は軍や災害救助隊を派遣。モディ首相は州政府に必要な支援を約束した。

海軍司令部があるアンドラプラデシュ州ビシャカパトナムなどでは風速50メートル近い強風を観測。気象当局は沿岸部のほか内陸部でも大雨が続くと予測している。《共同通信》

【パレスチナ自治区ガザ】各国が復興支援表明

イスラエルとイスラム原理主義組織ハマスの戦闘で、深刻な被害が出たパレスチナ自治区ガザの復興支援会合が12日、エジプトの首都カイロで開かれた。アッバス自治政府議長が国際社会に40億ドル(約4300億円)の支援を要請したのに対して、各国の代表が多額の支援を表明し、復興に向けた国際社会の結束を示した。

アッバス氏は、ガザは「言葉では表現しがたい惨劇」に見舞われていると訴えた。ケリー米国務長官は2億1200万ドルの支援を表明し、ガザの住民は「明日でなく今、支援を必要としている」と強調。国連の潘基文事務総長は、戦闘再開に懸念を示した。《共同通信》

【香港・梁振英行政長官】学生の訴え拒否

香港の梁振英行政長官は12日、地元テレビに出演し、次期長官選挙で民主派を事実上排除した中国の決定撤回は「不可能だ」とあらためて強調、撤回を求めてデモを続ける学生らに受け入れを迫った。

学生らは直ちに「中国の決定は市民の民主化要求を伝えなかった梁長官の責任だ」と反発する声明を発表、双方の対立がさらに鮮明となった。妥協点は見えず、9月28日から続く大規模デモはさらなる長期化も予想される。

経済などの混乱拡大に焦りを強める政府が強制排除に乗り出すかどうかが注目されているが、現時点では世論の反発が予想され実施は困難とみられている。《共同通信》

【ボリビア大統領選】モラレス氏が3選

南米ボリビアの大統領選は12日投開票され、地元メディアは左翼政党「社会主義運動」(MAS)の現職エボ・モラレス大統領(54)が59・5~61%を得票したとの出口調査結果を報道、決選投票を待たずに3選を決めたと伝えた。

モラレス氏は昨年3月に死去したベネズエラの反米左翼チャベス前大統領の盟友。2006年に1期目に就任しており、来年1月からの新たな5年の任期を全うすれば計14年の長期政権になる。

モラレス氏を支えているのは好調な経済。主要輸出品の天然ガス価格の高騰などで国内総生産(GDP)は急成長。13年は6・8%を記録した。《共同通信》



10月12日 その日のできごと(何の日)