平成9378日目

2014/09/11

【政府】吉田調書を公開


https://www8.cao.go.jp/

政府は11日午後、東京電力福島第1原子力発電所事故を巡って、政府事故調査・検証委員会が事故発生当時に所長として現場を指揮した故・吉田昌郎氏から聴取した記録を公開した。公表を望まないとする吉田氏本人の上申書を踏まえ非公開の立場をとっていたが、方針を転換した。

菅義偉官房長官は記者会見で、公開に踏み切った理由について「断片的に取り上げられた記事が複数の新聞に掲載され、一人歩きするというご本人の懸念が顕在化しており、このまま非公開となることでかえってご本人の遺志に反する結果になると考えた」と述べた。吉田氏の遺族の意向に関しては「働きかけをして、最終的には政府の判断で公表に踏み切った」と語った。

政府は吉田氏以外にも聴取を受けた、民主党の菅直人元首相や細野豪志元原発事故担当相ら18人の記録も同時に公開した。政府事故調が実施した約770人の聴取結果の公表の可否について意向確認を進めており、同意が得られれば順次、内閣官房のホームページ上で公開する。年内にも全ての意向確認を終える方針だ。《日経新聞》

【朝日新聞】吉田調書の記事を取り消し謝罪

朝日新聞社の木村伊量社長は11日、都内で記者会見し、東京電力福島第1原子力発電所事故を巡る政府事故調査・検証委員会による吉田昌郎元所長(故人)への事情聴取を基に「所員が吉田氏の命令に違反し撤退した」などと報じた記事は誤りで取り消すと発表した。そのうえで「読者や東電関係者に深くおわびする」と謝罪した。12日付で杉浦信之取締役の編集担当を解くほか関係者を処分し自らの進退も社内改革後に「速やかに決断する」と述べた。

朝日新聞は5月20日付の朝刊で吉田氏からの聴取記録を入手し「所員の9割にあたる約650人が吉田氏の待機命令に違反し、福島第2原発に撤退していた」などと報道していた。だが政府が9月11日公開した吉田調書には命令に違反したとの記述はなく、多くの東電社員が逃げ出したような印象を与え、間違った記事だったと述べた。

従軍慰安婦問題の記事を取り消した点についても木村社長は「誤った記事を掲載し、訂正が遅きに失したことを読者におわびする」と話した。《日経新聞》



【北海道】石狩地方などに大雨特別警報発令

道内は11日、強い寒気の影響で大気の状態が非常に不安定となり、札幌市南区常盤では国土交通省の雨量計で同日午前0時から9時までの降水量が253ミリに達するなど、道央を中心に猛烈な雨が降った。

札幌管区気象台などは同日、札幌市をはじめ石狩、中空知、南空知、胆振の計35市町村に、数十年に1度の大雨が予想される「大雨特別警報」を道内で初めて発表。消防庁などによると、札幌市、岩見沢市、空知管内栗山町など11市町は土砂災害や洪水の危険があるとして、少なくとも計41万1千世帯、82万4千人に避難勧告を出した。《北海道新聞》

【レスリング世界選手権】吉田沙保里選手、伊調馨選手がV

レスリングの世界選手権第4日は11日、タシケントで女子3階級が行われ、53キロ級の吉田沙保里(ALSOK)が決勝でソフィア・マットソン(スウェーデン)を下し、連覇を12に伸ばした。55キロ級での五輪3連覇と合わせ、15大会連続で世界一に輝いた。

63キロ級で同じく五輪3連覇の伊調馨(ALSOK)は58キロ級の決勝でワレリア・コブロワ(ロシア)にテクニカルフォール勝ちし、9度目の優勝を果たした。

吉田は初戦で中国選手、準決勝でカナダ選手をフォールで仕留めた。伊調は3回戦で米国選手、準決勝ではベラルーシ選手にテクニカルフォール勝ちと圧倒した。

2016年リオデジャネイロ五輪で女子はこれまでの4階級から6階級に増えるため、吉田と伊調は新階級で臨んだ。《スポニチ》



9月11日のできごと