平成9325日目
2014/07/20
この日のできごと(何の日)
【台湾・民主進歩党】蔡体制が始動
台湾の最大野党、民主進歩党(民進党)は台北市で20日、蔡英文氏(57)が5月に前職の辞任に伴いトップの主席に返り咲いてから初の全国党員代表大会(党大会)を開いた。執行部の新メンバーを選び、2016年次期総統選で与党、国民党からの政権奪還に向け、蔡氏の新体制が本格的に始動する。
蔡氏は冒頭「過去6年の国民党政権下で元気を失った台湾を改革する民進党の政権奪還へ努力を尽くす」と強調した。
台湾統一を目指す中国が「台湾共和国」樹立を掲げる党綱領に反発、同党との公式対話を拒んでいるため、一部の党員らが綱領「凍結」を提案したが、決まる見通しは当面ない。蔡氏は綱領を堅持した上で、地方首長らを通じた対話の強化を目指すとみられる。
当面は、台北、台中、高雄など直轄市の市長選を筆頭に、総統選の前哨戦として注目を集める今年11月の大型地方選に全力を挙げる構えだ。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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【舞鶴若狭自動車道】全線開通
舞鶴若狭自動車道が20日、全線開通した。福知山が高速道路で北陸とつながり、府北部と京阪神、中京圏までを含めたループ状の高速道路網が出来上がった。
舞若道で最後に残っていた小浜IC(インターチェンジ)-北陸自動車道敦賀JCT(ジャンクション)間39キロがこの日、供用開始された。福井県美浜町の町総合体育館で開通式が行われた後、三方五湖PA(パーキングエリア)で開通セレモニーがあり、関係者や地元の人たちを乗せた車列がアーチをくぐって通り初めをした。PAには様々な団体がテントを並べて催しを行い、広域を結ぶ道路とあって、府北部で始まった「海フェスタ京都」のPRブースも設けられていた。《両丹日日新聞》
【大相撲名古屋場所】8日目
大相撲名古屋場所8日目(20日・愛知県体育館)横綱白鵬は2横綱撃破の大砂嵐との熱戦を上手投げで制し、8戦全勝とした。自身の持つストレート勝ち越しの最多記録は34度、最長連続記録は9場所に伸びた。
横綱鶴竜は嘉風をはたき込んで1敗を堅持。横綱日馬富士は関脇栃煌山の休場による不戦勝で6勝2敗とした。大関陣は琴奨菊が玉鷲を寄り切って8連勝し、かど番を脱出した。稀勢の里は関脇豪栄道に寄り倒され、手痛い2敗目。豪栄道は6勝目を挙げた。
白鵬、琴奨菊、平幕の高安が全勝で、鶴竜が1敗で追う展開。十両は逸ノ城が8連勝で単独トップ。《共同通信》
【長崎県南島原市長選】松本政博氏が初当選
官製談合事件で逮捕された前市長の辞職に伴う長崎県南島原市の出直し市長選は20日投開票され、無所属新人の元市議松本政博氏(66)が、いずれも無所属新人の元市会議長梶原重利氏(69)、元市職員伊藤剛氏(46)を破り初当選した。投票率は70・43%で新市発足後最低。
事件を受け、3氏とも公共事業の入札制度改革や不祥事の再発防止を掲げ、透明性の高い市政を実現したいと主張した。松本氏は3期8年の市議の経験を強調、人口減対策などの訴えが有権者に浸透し当選につなげた。《共同通信》
【F1・ドイツGP】決勝
自動車のF1シリーズ第10戦、ドイツ・グランプリ(GP)は20日、ホッケンハイムで決勝が行われ、ケータハム・ルノーの小林可夢偉は16位だった。ポールポジション(PP)から発進したメルセデスのニコ・ロズベルク(ドイツ)が今季4勝目、通算7勝目を挙げた。
ウィリアムズ・メルセデスのバルテリ・ボッタス(フィンランド)が2位、20番手からスタートしたメルセデスのルイス・ハミルトン(英国)が3位に入った。《共同通信》
【プロ野球】ソフトバンク、ヤクルト、2対2のトレード成立
ソフトバンクの新垣渚投手(34)、山中浩史投手(28)とヤクルトの川島慶三内野手(30)、日高亮投手(24)の2対2のトレードが両球団で成立したことが20日、関係者の話で分かった。3年ぶりのリーグ制覇に向けて戦力整備を進めたいソフトバンクと、投手陣の立て直しが急務のヤクルトの思惑が一致した。
新垣は今季の登板はないが、通算成績は60勝50敗、防御率3・82をマークする。山中はプロ2年間で18試合に登板して0勝2敗。
堅守が持ち味の川島は日本ハム、ヤクルトで通算433試合に出場。日高は通算85試合で5勝3敗の成績を挙げている。《共同通信》
【小野寺五典防衛相】「佐賀空港にオスプレイ配備したい」
小野寺五典防衛相は20日、陸上自衛隊が平成27年度から導入する垂直離着陸輸送機MV22オスプレイについて、配備先として佐賀空港(佐賀県)を検討していることを明らかにした。佐賀県の古川康知事に17日に電話で協力を要請。武田良太副大臣が22日に県庁を訪ね正式に説明する。都内で記者団に語った。
防衛省は30年度までの中期防衛力整備計画の期間中にオスプレイ17機を取得する方針だ。小野寺氏は「整備、補給、部隊の訓練を考えた場合、一つの場所に置くことが適当だ」と述べ、17機全機を佐賀空港に集約したいとの意向を示した。選定理由については「訓練のある地域に一体化することは重要だ」と指摘した。《産経新聞》
【この日の安倍総理】
横浜市で講演
安倍晋三首相は20日、横浜市で講演し、人口減少の克服や地域経済活性化に取り組む「地方創生」関連の法案を秋の臨時国会に提出すると明言した。「この秋の臨時国会に地方創生に関連する第1弾の法案を提出し、スピード感を持って地域支援に全力を挙げていく」と述べた。
首相は18日の閣僚懇談会で「まち・ひと・しごと創生本部」発足に向けた準備チームの設置を指示。今週にも総務、財務、経済産業など各省の実務者で構成するチームを発足させる方針だ。
創生本部を「地方版アベノミクス」の推進役に位置付ける考えで、首相は「私が司令塔になり、地方の創生に取り組む」と表明した。《共同通信》
【イスラエル】ガザへの攻撃を強化
イスラム原理主義組織ハマスが支配するパレスチナ自治区ガザで地上作戦を展開するイスラエル軍は20日、作戦を強化、ガザ市東部の住宅地などに戦車による砲撃を加えた。ガザの当局者によると東部などで子供多数を含む80人以上が死亡した。17日から始まったガザ地上作戦以降の死者は180人を突破、負傷者は約700人となった。ガザ情勢は一気に緊迫の度を増した。
ロイター通信によると、イスラエル軍も20日の戦闘で兵士13人が死亡した。1日の死者数としては過去数年で最多という。《共同通信》
【IAEA】イランが6カ国との合意を履行
国際原子力機関(IAEA)は20日、イランが核問題の解決に向け、欧米など6カ国と合意した6カ月間の第1段階の措置(共同行動計画)に関する報告書をまとめた。イランは濃縮度約20%のウランを核兵器に使えない形に処理するなど、同措置を完全に履行した。
イランと6カ国の交渉は、原発用燃料の生産を理由に将来の濃縮能力の拡大を図るイランと、核兵器開発を懸念し能力削減を求める欧米が対立し、18日に4カ月間の延長が決まった。外交筋は「イランが約束を着実に履行したことで、今後の協議の進展に良い影響が出そうだ」としている。《共同通信》
【マレーシア航空17便撃墜事件】米国務長官「親ロ派の実行は明白」
ケリー米国務長官は20日、米CNNテレビなどのインタビューで、ウクライナ東部でのマレーシア航空機撃墜について、親ロシア派武装組織が実行したことは「非常に明白だ」と指摘した。
米情報機関やソーシャルメディアの情報に基づく見方だと説明。撃墜に使用された地対空ミサイルがロシアから持ち込まれたことも「一目瞭然」とした上で、撃墜後は再びロシア側に運び出す動きがあると述べた。
米紙ワシントン・ポスト電子版は19日、米政府当局者の話として、撃墜の前にロシア製のブク地対空ミサイルがロシアからウクライナ領内に搬入され、撃墜後に再びロシア側に運び出そうとする動きを確認していると伝えていた。
ウクライナ政府も東部の親ロ派組織にロシアが地対空ミサイルを供与したと主張、ミサイルがロシア国境に向け搬出される場面とする映像などを既に公開。供与を否定しているロシアへの圧力が強まりそうだ。《共同通信》