平成9305日目
2014/06/30
この日のできごと(何の日)
【サッカー・長谷部誠選手】南三陸町の幼稚園を訪問
サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会の1次リーグで敗退した日本代表の主将を務めた長谷部誠選手(30)が30日、宮城県南三陸町のあさひ幼稚園を訪れ、声援を送ってくれた園児らに感謝の意を伝えた。
東日本大震災による津波で流失した園舎の再建を、日本ユニセフ協会を通じた寄付で支援した縁があり、訪問は今回が4度目となった。
長谷部選手はW杯の1次リーグC組の全3試合に先発したが、チームは1分け2敗で同組最下位に終わり、決勝トーナメント進出を逃した。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
情報量が少ない日は随時加筆中です。
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外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)
古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【楽天・星野仙一監督】球宴辞退
胸椎黄色靱帯骨化症などの手術を受け休養しているプロ野球楽天の星野仙一監督(67)がマツダオールスターゲーム2014(7月18、19日)のパ・リーグ監督を辞退することが30日、決まった。東京都内で開かれた12球団の実行委員会で了承された。代わりに楽天の佐藤義則監督代行(59)が指揮を執る。
オールスター戦で監督の出場辞退は、1978年にパの上田利治監督(阪急)が病気を理由に取りやめて以来で2人目。星野監督は総監督的な立場で監督推薦の選手選考などに協力する。《共同通信》
【大阪・御堂筋】乗用車が暴走、3人重軽傷
30日午後4時ごろ、大阪市中央区心斎橋筋2の御堂筋八幡町交差点で、ワゴン車が暴走して自転車や車2台と相次ぎ衝突や接触事故を起こした。
自転車に乗っていた女性(32)が肋骨骨折などの重傷、追突されたトラックの男性運転手(58)が軽傷を負った。
事故を起こしたワゴン車を運転していた大阪市の男性(65)も頭部打撲などの軽傷を負った。大阪府警南署は男性の治療が終わるのを待ち、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで事情を聴く方針。《日経新聞》
【サッカー日本代表監督】アギーレ氏に候補一本化
日本サッカー協会は30日、日本代表のワールドカップ(W杯)ブラジル大会1次リーグ敗退から間を置かず、後任監督候補をメキシコ出身のハビエル・アギレ氏(55)に一本化した。
日本協会にはザッケローニ監督が推し進めた攻撃的なサッカーの継続という方針がある。2002、10年のワールドカップ(W杯)でメキシコを率いてベスト16に進出したアギレ氏の手腕や経験、サッカースタイルは後任の条件に適合すると判断したもようだ。
今大会を含めメキシコはW杯で6大会連続ベスト16入りを果たした。代表監督選任の責任者である原博実専務理事には、体格に恵まれない日本人にとって、小柄な選手の多いスペインやメキシコのパスをつなぐサッカーが手本になるとの考えがある。《共同通信》
【国土交通省】建設業の11%が社会保険未加入
国土交通省は30日、2012年11月から14年3月までの間、建設業許可を申請するなどした全国の23万1787社のうち、2万7138社(11・7%)が社会保険に未加入だったと発表した。他の業界に比べて加入率が低く、若者らが就職を敬遠する要因になっているとされ、17年度をめどに全社の加入を目指している。
国交省や都道府県は未加入の社に社会保険に加入するよう指導したが、8273社が従わなかったため、厚生労働省に通報した。営業停止処分を受ける可能性があるという。8316社が加入し、残りは指導中か加入確認待ち。《共同通信》
【安倍晋三首相】バドミントン選手を激励
安倍晋三首相は30日、バドミントンの国・地域別対抗戦の男子トマス杯で初優勝を果たした早川賢一主将(28)、女子ユーバー杯で準優勝を果たした高橋沙也加選手(21)らと官邸で面会した。
首相は「みんな若い。(2020年の)東京五輪を目指してほしい」と激励。高橋選手は面会後、記者団に「まずは2年後のリオデジャネイロ(五輪)のため、精いっぱい頑張りたい」と述べ、気の早い首相の期待感に戸惑いを見せる場面もあった。《産経新聞》
【集団的自衛権】公明は限定容認
公明党は30日、全所属国会議員を対象にした合同会議を国会内で開き、集団的自衛権行使を限定的に容認する新たな憲法解釈を巡る与党協議への対応を執行部に一任した。これを受け、1日には自民、公明両党が限定容認で正式に合意し、政府が新たな憲法解釈に関する政府見解を閣議決定する。日本の安全保障政策は大きな転換点を迎える。
公明党の合同会議は約2時間45分に及び、最後に山口代表ら執行部への一任を決めた。与党協議会で座長代理を務める公明党の北側一雄副代表は会議後、「(閣議決定が)仮に決まったならば、しっかりと国民への説明責任を果たしていかなければならない」と記者団に語った。
自公両党は1日朝に、11回目となる「安全保障法制整備に関する与党協議会」を開き、政府の閣議決定案について合意する見通しだ。両党の了承手続きを経て、与党党首会談も開く。政府は1日午後に臨時閣議を開き、安全保障法制に関する新たな政府見解を閣議決定する。閣議決定後、安倍首相は記者会見を開き、憲法解釈見直しの意義や今後の法制化の取り組みなどを説明し、国民に理解を求める。
閣議決定する新たな政府見解では、日本と「密接な関係にある他国」への武力攻撃が発生した際、「(日本)国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険がある場合」に限り、集団的自衛権を行使することは「憲法上許容される」と明記。自衛権発動の「新3要件」に該当するという歯止めの下で、憲法上許されないとされてきた集団的自衛権の行使を容認する。《読売新聞》
【北朝鮮・金正恩第1書記】ミサイル訓練指揮
北朝鮮の朝鮮中央通信は30日、金正恩第1書記が朝鮮人民軍戦略軍の戦術ロケット発射訓練で自ら発射命令を下し、訓練を指揮したことを報じた。日付や場所は不明だが、29日の短距離弾道ミサイル発射を指しているとみられる。
金第1書記は新兵器の試射に立ち会ったことも27日に報じられた。7月1日の日朝政府間協議や同3日の習近平中国国家主席訪韓を前にした相次ぐ軍事挑発に金第1書記が直接関与していたことが鮮明になり、関係国が意図を分析している。《共同通信》
【ロシア・プーチン大統領】ウクライナ東部の停戦延長要請
ロシアのプーチン大統領は30日、ウクライナのポロシェンコ大統領、ドイツのメルケル首相、フランスのオランド大統領と電話による4者協議を行い、同日夜(日本時間7月1日未明)に期限が切れるウクライナ東部の停戦を延長するよう求めた。ロシア大統領報道部が発表した。
報道部は、ポロシェンコ氏の反応は明らかにしていない。
プーチン氏はまた、欧州安保協力機構(OSCE)を軸に停戦監視の有効な枠組みを構築する重要性を強調した。インタファクス通信によると、ロシアのラブロフ外相は、プーチン氏がウクライナ側に国境の合同管理を提案したことを明らかにした。《共同通信》
【イラク】6月のテロや襲撃による死者1900人超
イラク政府は6月30日、爆弾テロや襲撃事件による同国の6月の死者は1922人に達したと発表した。月間死者数としては2007年5月以来、最悪。イスラム過激派「イスラム国」が進撃、治安が急激に悪化したため死者数が増えたとみられる。フランス公共ラジオが報じた。
イラクでは11年末の米軍撤退完了後、イスラム教の宗派対立が強まり、治安が悪化した。特にイスラム国は対立をあおる形で攻勢を強めており、06~07年の内戦状態の再来が懸念される。
発表によると、死者のうち、1393人が市民で、380人が兵士、149人が警察官という。《共同通信》