平成9302日目

2014/06/27

この日のできごと(何の日)

【ホンダジェット】量産1号機が初飛行

ホンダは27日、開発中の小型ジェット機「ホンダジェット」の量産1号機が同日、米国で初飛行したと発表した。これまでは米連邦航空局(FAA)の認定取得のために試験用機で飛行試験を重ねてきたが、2015年の納入開始を控えて量産機の飛行も始める。

量産1号機は27日に米ノースカロライナ州の空港を離陸し、飛行特性を調べたり、機能試験を実施したりした。

ホンダは、北米と欧州でホンダジェットの注文を受け付けている。安全性を証明するFAAの機体の認定を15年1~3月期に取得した後、顧客への納入を始める計画を立てている。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

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古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

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【プロ野球・西武】伊原監督が退任

西武は27日、休養中の伊原春樹監督(65)が退任し、7月1日付で球団本部付アドバイザーに就くと発表した。田辺徳雄監督代行(48)は現職にとどまってチームを指揮する。

球団幹部がこの日、伊原氏と面談し、本人から辞任の申し出があったという。今後は他球団の戦力分析などを行う。伊原氏は今季11年ぶりで西武の監督に復帰したが、開幕から低迷。4日に成績不振の責任を取って休養することを発表した。《共同通信》

【逗子海水浴場】規制強化後初の海開き

神奈川県逗子市の逗子海水浴場が27日、関東で最も早く海開きした。あいにくの曇り空となったが、地元の小学生らが早速海に入り「冷たい」「気持ちいい」と歓声を上げた。音楽を大音量で流す海の家の「クラブ化」に住民から苦情が相次ぎ、3月の条例改正で規制を強化して以来、初めての夏となる。

海開き式では平井竜一市長が「子供連れの家族が安心して遊べる海を目指す」と強調。式典には小学生約500人も参加した。 一方、同日オープンした海の家の店主は「音楽がなく、かなり寂しい海になる」と漏らした。逗子市では近年、クラブ化に伴う騒音や酔った客同士のけんかなどが問題となった。《共同通信》

【松本サリン事件】発生から20年

長野県松本市の住宅街で1994年6月、オウム真理教幹部らが猛毒サリンをまいた松本サリン事件は27日、発生から20年を迎えた。8人が命を奪われた現場は、ひっそりとして訪れる人もまばらだったが、当時を知る住民からは「事件を忘れてはいけない」という声が上がった。

近くに住む主婦(70)は当時、目の異常などで約10日間入院。後遺症はないが、後継団体「アレフ」などに20年前をよく知らない世代が増えているのが心配だという。「(若い信者は)教団が起こした事件をしっかり知ってほしい」と訴えた。

別の主婦(67)は「毎年この時期になると事件を思い出す。風向き次第で、自分や家族の命も危なかったと思うとぞっとする」と振り返った。「犠牲者のためにも二度と起きないよう、事件を風化させてはならない」とかみしめるように話した。《共同通信》

【サッカー日本代表】帰国

サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会で1次リーグ敗退に終わった日本代表が27日、成田空港に帰国した。退任を表明したザッケローニ監督はカメラのフラッシュを浴び穏やかな笑みを浮かべたが、香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)や内田篤人(シャルケ)ら選手は表情に疲労感をにじませた。

成田市内のホテルで取材に応じた大久保嘉人(川崎)は「もっと長くやりたかった。切り替えて、これからまたスタート」と無念さを漂わせ、岡崎慎司(マインツ)は「まだ整理できていない」と言葉少なだった。選手によると、日本での解散を前にザッケローニ監督は「いいチームだった」と選手をねぎらったという。

主将の長谷部誠(ニュルンベルク)と本田圭佑(ACミラン)はブラジルでチームを離れた。《共同通信》

【東京都・舛添要一知事】差別はIOC憲章の対極

東京都の舛添要一知事は27日の定例記者会見で、都議会でセクハラやじが飛んだ問題について「差別はIOC(国際オリンピック委員会)憲章の対極にある。2020年の五輪を控え、都知事としてそういうことがないように全力を挙げる」と述べ、信頼回復に努める考えを示した。

舛添知事は、やじが飛んだ際に「議長のもとに各会派の議会運営委員会の理事が集まり、やじを発した人を特定していれば、展開は違ったと思う」と振り返り「みんなの党会派の責任者が、何が起こったのか分かっていたら、そういうプロセスをやるべきではなかったか」と語った。《共同通信》

【大阪市・橋下徹市長】都構想設計図「8月までに」

日本維新の会の橋下徹共同代表(大阪市長)は27日、同市内のホテルで政治資金パーティーを開いた。出席者によると、橋下氏は「大阪都構想の設計図を8月までにまとめる」と強調。そのうえで「都構想はやりきる。来年4月に大勝負をする」と語り、来春の統一地方選では都構想を争点にするとの認識を示したという。

野党再編については「結いの党とは集団的自衛権も含めてきちっと話をしている」と強調。同時に将来的にみんなの党や民主党の一部と合流することに改めて意欲を示した。《日経新聞》

【政府】イラクに600万ドル支援

政府は27日の閣議で、イラクで攻勢を強めるイスラム教スンニ派の過激派「イラク・シリアのイスラム国」から逃れた避難民への人道支援のため、600万ドルを拠出すると決めた。過激派対策を進める米国を側面支援するとともに、日本の国際貢献をアピールする狙いもある。

岸田文雄外相は閣議後の会見で「イラク政府のテロとの戦いを支持している。今後ともイラク国内の安定のために貢献していきたい」と述べた。

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)や世界食糧計画(WFP)など5機関を経由し、イラク北部の避難民に対し、水や食料、医療を提供する。《共同通信》

【安倍晋三首相】メキシコ外相と会談

安倍晋三首相は27日午前、メキシコのミード外相と官邸で会談し、2014年が「日メキシコ交流年」に当たることを踏まえ、今後も協力関係を強化する方針を確認した。首相はミード氏の訪日を「2国間関係の発展に有意義だ」と評価。ミード氏は「対日関係は重要で戦略的なものだ」と応じた。

6月27日のできごと(何の日)【安倍晋三首相】メキシコ外相と会談
https://www.kantei.go.jp/

会談冒頭、首相はサッカーのワールドカップ(W杯)でメキシコがベスト16入りしたことに触れ「決勝トーナメントでの健闘を期待する」と伝えた。外相は「(日本とメキシコは)スタイルが似ているので、メキシコ風サッカーを取り入れてもらうといいかもしれない」と応じた。《共同通信》

【太田昭宏国土交通相】中国・劉延東副首相と会談

中国を訪れている太田昭宏国土交通相は27日午前、北京の人民大会堂で、劉延東副首相と会談した。2012年12月の第2次安倍晋三内閣発足後、日本の閣僚が北京を訪れ、副首相級の指導部と会談するのは初めて。

中国は、日本に対する軍事的な強硬路線を堅持する一方、11月に北京で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に向けて日本との対立緩和を模索し始めた可能性がある。

中国は「平和の党」を看板に掲げる公明党を重視しており、13年1月には習近平共産党総書記が北京で山口那津男代表と会談した。

劉氏は党指導部を構成する25人の中央政治局員の1人。《共同通信》

【ウクライナ】停戦3日間延長

ウクライナのポロシェンコ大統領は27日、同日夜に期限が切れる東部の親ロシア派勢力との一時停戦期間を3日間延長する考えを明らかにした。訪問先のブリュッセルで欧州連合(EU)諸国の首脳らに語った。タス通信が伝えた。

ウクライナ政権側と親ロ派は27日、ウクライナ東部ドネツクで、ロシアや欧州安保協力機構(OSCE)の代表者を交えた和平協議を再開。政権側の代理としてクチマ元大統領、親ロ派側からは東部ドネツク、ルガンスク両州で一方的に独立を宣言した親ロ派組織の指導者らが参加した。《共同通信》

【中国浙江省】生徒の鼻血相次ぎ工場停止

中国浙江省余姚市の中学校で鼻血を出す生徒が相次ぎ、地元当局は関連が疑われる大気汚染物質を排出していた近くの9工場に罰金を科し、操業停止処分とした。中国国営通信の新華社が27日までに報じた。

新華社電によると、この中学校では今年3月から5月までに計18人の生徒が鼻血を出した。近くの工業地区には、金属の表面処理や染色などを行う約30の工場があり、学校周辺では酸っぱい臭いがしていたという。

地元当局は、工場の排出物質が鼻血の原因であることを示す直接的証拠はないとしながらも、検査を行った上で9工場の操業停止処分を決めたとしている。《共同通信》

【米国】保有地雷削減を表明

米ホワイトハウスは27日、将来的に米国が対人地雷禁止条約(オタワ条約)に加盟するため、地雷の保有数を減らす措置を進めると発表した。地雷政策の見直しを検討中として、条約加盟の時期は明言していない。

ホワイトハウスによると、将来的に地雷の製造や輸入を行わず、保有する地雷の更新も行わない。その上で最終的に条約加盟を可能にするため、条約に準じた措置を実施するとしている。

米国はクリントン政権時に条約加盟を目指すと表明したが、ブッシュ政権が撤回。オバマ政権は2009年に政策見直しを表明、再検討会議にオブザーバーとして参加したが、条約加盟については明言していなかった。《共同通信》

【斎藤晴彦さん】死去

ミュージカル「レ・ミゼラブル」などの舞台やテレビCMなどで幅広く活躍した俳優の斎藤晴彦さんが27日午後3時24分、心不全のため東京都武蔵野市の病院で死去した。73歳。東京都出身。

劇団黒テントの創立メンバーで、俳優として活躍するかたわら演出も手がけた。1980年代に通信会社のクラシックの替え歌CMで注目を集め、テレビ番組「11PM」の司会も務めた。また、ミュージカル「レ・ミゼラブル」でヒロインの養父テナルディエ役を長く務め、森光子さんの舞台「放浪記」の菊田一夫役でも知られた。《共同通信》



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