平成9293日目
2014/06/18
この日のできごと(何の日)
【東京都議会】「早く結婚しろよ」
東京都議会の本会議で18日、みんなの党会派の塩村文夏議員(35)が、女性の妊娠・出産を巡る都の支援体制について一般質問をしていた際に、男性の声で「早く結婚しろよ」「子供もいないのに」などのヤジが飛んだ。同会派は、議員席からだったとして「公の場でセクハラ発言を受けた」と反発。発言議員を特定し、注意するよう議会運営委員会に申し入れる。
塩村氏は議長席前の演壇でヤジを浴び、声を詰まらせる場面もあった。質問終了後、報道陣に「女性の気持ちを代弁していただけに腹が立つし、悲しい」と語った。同会派の両角穣幹事長は「6年後に五輪が開かれる都市の議会でこういう発言が出るのは恥ずかしい」とあきれた様子。一方、議運の吉原修委員長(自民)は「聞いていない」とした上で、「(各)会派の中で品位のない発言をしないよう確認すればいいのでは」と述べるにとどめた。《毎日新聞》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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【奈良県警】盗んだ茶道具は3000万円、徳島の親子逮捕
歌人柿本人麻呂にゆかりがある時価3000万円の茶道具を盗んだとして、奈良県警西和署は18日、窃盗容疑で徳島市、無職A子容疑者(59)と、長男の無職B容疑者(39)を逮捕した。
西和署によると、茶道具は人麻呂が植えたとされる柿の木から作られた「香合」と呼ばれるお香入れ。香合は幕末から明治初期に作られ、同じ木から作られたものは、ほかに3点しか確認されていないという。盗まれた後に大阪市で競売にかけられ、3000万円で落札されていた。《共同通信》
【理研・小保方晴子氏】若山教授の見解を否定
STAP細胞の論文問題で、理化学研究所の小保方晴子氏は18日、STAP幹細胞の作製で使ったマウスについて、若山照彦山梨大教授の研究室以外から入手したことはないとのコメントを発表した。代理人の三木秀夫弁護士が大阪市内で明らかにした。
論文の共著者で、実験当時理研にいた若山氏は16日に、保管していたSTAP幹細胞の解析結果を発表。「研究室で使わないマウスの細胞でできていた」と述べたが、小保方氏のコメントはこの指摘を全面否定する内容だ。
小保方氏は「STAP細胞の再現・検証実験に参加し、細胞の存在を証明することで、説明責任を果たしたいと切望している」と述べた。《共同通信》
【衆院内閣委員会】カジノ法案審議入り
衆院内閣委員会は18日、カジノを含む複合型リゾート施設(IR)整備推進法案の審議に入った。古屋圭司国家公安委員長はカジノが国内に設置された場合、「治安上の問題が生じる。対策が必要だ」と強調し、新たな治安対策に取り組む考えを示した。法案をめぐっては、民主、公明両党内に慎重論があるため、22日が会期末の今国会での採決を見送り、継続審議になる見通しだ。
古屋氏は、治安対策として(1)暴力団や外国人犯罪組織の影響の排除(2)青少年の健全育成の確保(3)マネーロンダリング(資金洗浄)の防止―などを挙げた。民主党の近藤洋介氏への答弁。《共同通信》
【菅義偉官房長官】漫画規制「慎重に検討」
菅義偉官房長官は18日の記者会見で、児童ポルノの写真や映像の「単純所持」禁止を盛り込んだ改正児童買春・ポルノ禁止法の成立を受け、将来的に漫画やアニメを規制に含めるかどうかについては表現の自由に配慮し慎重に検討すべきだとの考えを示した。
児童ポルノに類する漫画やアニメに関し「児童を性の対象とする風潮を助長する恐れがある」と指摘する一方で「表現の自由が問われる。慎重な検討が必要だ」と述べた。《共同通信》
【この日の安倍総理】
国家安全保障局顧問会議
政府は18日、外交・防衛政策に関して有識者から意見を聴く国家安全保障局顧問会議(座長・山内昌之東大名誉教授)の初会合を首相官邸で開いた。安倍晋三首相は顧問会議設置の意義について「民間の知見を結集し活用することは、わが国の安全保障政策を充実させる上で大変重要だ」と強調した。
山内氏は会合後、記者団に「政策を立案する官庁とは違い、地域や区分を越えて語れる学者や専門家でないと、できない領域がある」と指摘した。顧問会議は山内氏ら学識経験者を中心に13人で構成し、年4回程度開催される予定だ。《時事通信》
【民主党】蓮舫氏ら海江田代表の辞任要求
民主党の蓮舫元行政刷新担当相や芝博一元官房副長官ら参院議員約10人が18日、国会内で海江田万里代表と会い、代表辞任を求めるとともに、来年9月の任期満了を待たずに代表選を前倒しで実施するよう要求した。海江田氏は続投に重ねて意欲を示し、辞任を拒否した。
16日には衆院の中堅・若手議員が、海江田氏に代表選前倒しを求めたばかり。「海江田降ろし」の動きがくすぶっていることが鮮明になった。
関係者によると、蓮舫氏らは会談で「今の体制では持たない。来年春の統一地方選でぼろぼろになる」と指摘。「党のために決断してほしい」と代表辞任を迫った。《共同通信》
【中国】メディア規制を強化
中国でメディアを管理する国家新聞出版ラジオ映画テレビ総局は18日、全国の報道機関に対し、記者や支局に対する管理を強化し、本社の同意を得ずに当局批判報道を行うことを禁じる通達を出した。新華社電(電子版)が伝えた。
習近平指導部が進めるメディア規制の一環で、指導部に対する批判が拡大するのを未然に抑え込む狙いがありそうだ。
通達は、記者や支局がインターネットのホームページを独自に設立することや、特集号での批判報道も禁止した。《共同通信》
【中国】替え玉受験127人
中国で今月初めに実施された全国統一大学入学試験「高考」で、受験生に成り済ました大学生らが受験する「替え玉受験」が河南省だけで127人発覚した。同省ではほかにも大規模な替え玉受験が行われた疑いがあり、教育省や公安部門が調査に乗り出した。18日付の中国紙、新京報が伝えた。
中国では「高考」での不正が絶えない。当局は金属探知機を配備するなど対策を強めているが、毎年のように新手のカンニング策が登場、いたちごっことなっている。《共同通信》
【ルクセンブルク】同性婚認める法案可決
ルクセンブルク議会は18日、同性間の結婚や同性婚カップルによる養子縁組を認める法案を賛成多数で可決した。来年初めに施行される。
欧州では2001年のオランダを皮切りに同性婚を認める国が増えており、フランス、英国でも最近、合法化する法律が成立した。《共同通信》
【トルコ】元大統領に終身刑
トルコの裁判所は18日、同国で軍部が全権を掌握した1980年の無血クーデターを指揮したとして、国家に対する犯罪の罪に問われた当時の参謀総長で、その後大統領を務めたエブレン被告(96)に終身刑を言い渡した。アナトリア通信が報じた。
83年に民政復帰するまでの軍事政権下では、約50人の市民らが処刑されたほか、数千人が拷問を受け、百数十人が獄中で死亡、約50万人が拘束されたとされる。エブレン被告が大統領に就任した82年からの7年間の強権的政治手法も批判された。
トルコ軍は国是である政教分離の守護者を自任し、60年や80年にクーデターを起こしてきたが、2003年にイスラム色の強いエルドアン政権が発足すると、軍とエルドアン首相は対立。10年には軍の権限を制限する憲法改正が行われ、軍の影響力は低下した。《共同通信》