平成9232日目
2014/04/18
【エベレスト】雪崩で登山ガイドら12人死亡
世界最高峰エベレスト(8848メートル)の登山ルートで18日、ネパール人ガイドらが雪崩に巻き込まれ、12人が死亡、4人が行方不明となり、3人が負傷した。ネパール政府が発表した。死傷者と行方不明者の全員がネパール人。AP通信によると、エベレストで起きた過去最悪の遭難事故となった。
ネパール当局によると雪崩は18日早朝、エベレストの南東稜ルートで発生。ガイドらは、標高5300メートルのベースキャンプと、同6千メートル付近のキャンプ1の間で起きた雪崩に巻き込まれた。エベレスト登頂がピークを迎える5月を前に、登山者のためのテントの設営などに向かっていたという。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
情報量が少ない日は随時加筆中です。
引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。
外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)
古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【楽天・則本昂大投手】プロ初完封勝利
楽天12-0日本ハム◇18日◇コボスタ宮城
原点回帰でプロ初完封勝利を挙げた。楽天則本昂大投手(23)が日本ハム戦で9回6安打8奪三振無失点で3勝目(1敗)。変化球主体だった前回11日ロッテ戦から直球主体に変更。最後まで球威は落ちず、球数は128球で投げきった。チームの連敗は2で止まり、勝率を5割に戻した。《日刊スポーツ》
【この日の安倍総理】
大阪の中小企業を視察
安倍晋三首相は18日、大阪府内の中小企業3社を視察し、中小企業支援策を拡充する方針を表明した。首相は大阪府門真市で記者団に「日本経済を支えているのは中小企業だと実感した」と述べ、景気下支えに取り組む考えを強調した。《毎日新聞》
【参院本会議】トルコとUAEへ原発輸出、原子力協定を承認
参院本会議は18日、トルコとアラブ首長国連邦(UAE)への原発輸出をそれぞれ可能にする原子力協定の締結を与党と民主党の賛成多数で承認した。
第2次安倍政権では初の承認。東電福島第1原発事故の収束に見通しが立たない中、原発輸出に積極的な政府の姿勢に批判も出そうだ。
民主党は政権担当時に原発輸出を進めた経緯を踏まえ賛成を決めたが、増子輝彦副代表(福島選挙区)は棄権した。採決後、記者団に「反対の意思表示だ」と述べた。4日の衆院本会議採決でも同党の2人が退席している。
協定はトルコ、UAE両国に提供する核物質や原子力関連機材の平和利用を法的に担保する取り決め。《共同通信》
◇
民主党は18日の参院役員会で、増子輝彦参院政審会長(福島選挙区)の解任を決めた。同氏は、原発輸出を可能にするトルコとアラブ首長国連邦(UAE)との原子力協定締結をめぐる18日の参院本会議採決で、党の賛成方針に背いて棄権した。参院東日本大震災復興特別委員会の理事からも解任した。
海江田万里代表ら党執行部は、増子氏が兼務する副代表ポストについても役職停止などの処分を検討する方針だ。
榛葉賀津也参院国対委員長は記者会見で、増子氏が東京電力福島第1原発事故のあった福島県から選出されている事情を踏まえ「悩んだ上で、処分覚悟で判断したのだろう」と述べた。《共同通信》
【ウクライナ】親ロシア派、退去に応じず
自治権の拡大を求めるウクライナ東部の親ロシア派勢力は、18日も行政庁舎や治安機関の占拠を継続した。米国とロシア、ウクライナ、欧州連合(EU)による17日の4者協議で、武装解除した上で建物からの退去を求める国際合意はできたものの、現場の親ロ派は応じない意向を示している。
4者合意に明記された「建物や広場からの退去」は対象を東部に限定していない。ロシアや親ロ派はウクライナ現政権の正統性を認めておらず、今後、首都キエフで親欧米派が占拠する独立広場の退去要求だけでなく、親欧米路線の「政権退陣」要求を強める可能性もある。《共同通信》
【中国】人権派弁護士に実刑判決
北京市海淀区人民法院は18日、中国で憲政の実現などを訴える「新公民運動」を展開し、公共秩序騒乱罪に問われた人権派弁護士の丁家喜氏に懲役3年6月の実刑判決を言い渡した。
新公民運動の中心的人物だった著名活動家、許志永氏も今月、同罪で懲役4年の実刑判決が確定。中国当局は、共産党独裁を脅かす動きとみなし、同運動に参加した活動家らを徹底的に弾圧している。
海淀区人民法院は18日、新公民運動に参加し、同罪などに問われた人権活動家ら3人にもそれぞれ懲役2年6月~2年の実刑判決を言い渡した。丁氏らは上訴する方針という。《共同通信》
【旅客船セウォル号沈没事故】
生還の教頭が自殺
韓国南西部、珍島沖の旅客船沈没事故で、修学旅行中の生徒が多数行方不明になっているソウル郊外の檀園高校の50代の教頭が、生徒の家族が待機する珍島の体育館近くで首をつって死んでいるのが18日見つかった。学校関係者が明らかにした。自殺とみられる。
教頭は引率責任者として旅客船に乗っており、ヘリコプターで救助された。同校校長は、教頭が事故後に「私1人生き残ってしまった」と自分を責めていたと証言した。
聯合ニュースによると、「僕が全ての責任を負いたい。冥土でも、遺体の見つからない子どもたちの教師をやろうか」などと手書きした遺書が見つかった。《共同通信》
日本支援「拒絶」説に非難
韓国の旅客船沈没事故をめぐり、安否不明者の家族らが集まる珍島の体育館で18日、日本政府の捜索支援の申し出を韓国側が拒絶したとのうわさがあると一人の男性が韓国海洋警察幹部に質問、館内から非難の声が上がる一幕があった。
小野寺五典防衛相は18日、「現段階で支援要請はないが、あれば速やかに対応したい」と指摘。韓国から要請があった場合に備え、海上自衛隊の掃海艇やダイバーなどを派遣する準備を進めていることを明らかにした。
韓国では日本による植民地支配の歴史から、自衛隊に対する拒否感が強い。《共同通信》
【アルジェリア・ブーテフリカ大統領】4選
アルジェリア内務省は18日、前日行われた大統領選の開票の結果、現職ブーテフリカ氏(77)が得票率約82%で4選を果たしたと発表した。任期5年を全うすれば1999年の初当選から計20年の長期政権となる。
圧勝した2009年の前回大統領選での得票率は90%だった。健康不安を抱えるブーテフリカ氏が、求心力を維持できるかが注目される。
政権中枢はブーテフリカ氏と同世代の有力者が多く、後継者を含め政権全体の世代交代が最大の課題。また、対立候補のベンフリス元首相(69)が「選挙で不正があった確かな情報がある」と主張しており、今後の混乱も懸念される。《共同通信》
【メキシコ】南部でM7・2の地震
米地質調査所(USGS)などによると、メキシコ南部で18日午前9時27分(日本時間同日午後11時27分)ごろ、マグニチュード(M)7級の大きな地震があった。USGSは当初、M7・5と発表し、その後、M7・2に修正した。津波警報は出ていない。
日本の気象庁によると、日本への津波の影響はないという。
震源は南部ゲレロ州テクパンの北36キロで、震源の深さは24キロ。
震源から約270キロ離れた首都のメキシコ市でも強くて長い揺れが感じられた。死傷者や被害の有無は不明。《共同通信》
◇
18日にM7・2の地震が起きたメキシコはセマナ・サンタ(復活祭前の一週間)の休日を迎えており、震源に近い南部ゲレロ州アカプルコなどの観光地では多くの観光客が一時パニックに陥った。
これまでに地震によるけが人は出ていないが、現地メディアなどによると、震源地付近などで建物の塀や道路が崩れたり、停電したりする被害が出ている。リゾート地アカプルコでは数百人の観光客がホテルを飛び出すなど一時騒然とした。M7・2の地震の後、M3・5~4・8の余震が70回以上起きているという。津波警報は出ていない。《共同通信》