平成9172日目

2014/02/17

【関東甲信】大雪孤立、依然9000人超

関東甲信と東北の記録的な大雪の影響で17日午後、道路の通行止めなどで14日の降り始めから4日目に入っても、依然として6都県の9千人以上が孤立している。一部で自衛隊が除雪作業を実施。山梨県内は交通網の寸断で食料品を含む物流が滞り、ヘリコプターでの空輸も始まった。甲信の道路では車の立ち往生が続いた。

政府調査団は17日、山梨県内を視察。群馬、埼玉、山梨、長野の各県は、被害の大きかった市町村に災害救助法の適用を決めた。総務省消防庁によると、大雪による死者は交通事故を除き8県で19人に上った。《共同通信》




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【ソチ五輪・スキージャンプ団体】日本、銅メダル獲得

ソチ五輪ノルディックスキー・ジャンプ男子団体ラージヒル(HS140メートル、K点125メートル)が17日(日本時間18日)に行われ、日本は合計1024・9点で銅メダルに輝いた。日本が団体で五輪の表彰台に立つのは、金メダルを獲得した98年長野大会以来4大会ぶりとなった。

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ドイツが1041・1点で3大会ぶりに金メダルを獲得。3大会連続制覇を狙ったオーストリアは1038・4点で2位だった。

日本は1回目で、清水礼留飛(20=雪印メグミルク)が132・5メートルの127・8点、竹内択(26=北野建設)が127メートルの117・9点、伊東大貴(28=雪印メグミルク)が130・5メートルの130・3点。15日の個人ラージヒルで銀メダルに輝いた葛西紀明(41=土屋ホーム)は134メートルを飛んで131・5点となり、合計507・5点でドイツ、オーストリアに続く3位につけた。

上位8カ国で争う2回目では、1人目の清水が131・5メートルの132・6点と健闘し、ドイツ、オーストリアとの差を縮める。続く竹内は130メートルの120・5点、伊東は132メートルの127・0点で、3位のまま、葛西にバトンを渡した。レジェンド葛西はきっちり134メートルの大ジャンプを見せ、137・3点と貫禄を示した。《スポニチ》

【韓国】大雪で体育館の屋根崩落、10人死亡

大雪に見舞われた韓国南東部、慶州郊外の山間部のリゾート施設で17日夜、体育館の屋根が崩落した。屋根の下敷きになるなどして、18日午前までに体育館内にいた学生9人を含む10人が死亡した。負傷者は103人に上った。韓国安全行政省が明らかにした。在釜山日本総領事館によると、日本人がこの事故に巻き込まれたとの情報はない。

消防と軍は18日午前、下敷きになった人が残っている可能性は低くなったとして、捜索活動を終了した。死者のうち1人はイベント会社職員。体育館では事故当時、釜山外国語大の学生ら約560人が新入生歓迎行事を開いていた。《共同通信》

【この日の安倍総理】

衆院予算委員会


https://www.kantei.go.jp/

安倍晋三首相は17日の衆院予算委員会で、関東甲信などでの大雪被害に関し「関係自治体と連携を密にし、関係省庁一体となって国民の生命、財産を守るため対応に万全を期す」と述べ、国としても全力で支援する意向を強調した。

被災者に向けて「亡くなられた方のご冥福をお祈りし、被害に遭われた方に心からお見舞い申し上げる」と表明。記録的な大雪となった山梨県には政府調査団を派遣し、情報収集と支援に当たると説明した。自民党の菅原一秀氏への答弁。

安倍晋三首相は17日の衆院予算委員会で、自治体の教育委員会制度を改革するための地方教育行政法改正案を今国会に提出することを明言した。

首長に教育行政の最終決定権を持たせる昨年12月の政府の中央教育審議会(中教審)答申を支持してきた首相だが、この日の答弁では「教育の安定性、中立性も大切だ」と強調。政府案は、最終決定権を教委に残す与党案をベースに検討が進む方向だ。《毎日新聞》

安倍晋三首相は17日の衆院予算委員会で、衆院選挙制度改革をめぐり野党5党が求める小選挙区定数のさらなる削減に否定的な考えを示した。議員定数を「0増5減」した経緯に触れ「昨年11月の最高裁判決で一定の評価をされ、違憲状態とされた『1票の格差』は解消できた」と述べた。

民主党、日本維新の会、みんなの党、結いの党、生活の党の野党5党は衆院選挙制度改革に関する実務者協議で、小選挙区定数の「5増30減」と「3増18減」の2案を提示。与党は比例代表定数の30減を主張している。《共同通信》

米下院外交委員会・ロイス委員長と会談

米下院外交委員会のロイス委員長(共和党)は17日、超党派の日米国会議員連盟の会長を務める中曽根弘文元外相らと都内のホテルで会談し、昨年末の安倍晋三首相による靖国神社参拝について「中国を利するのではないか」と懸念を伝えた。中曽根氏は「不戦の誓いのための参拝だ」と理解を求めた。ロイス氏はこの後、首相とも官邸で会談した。

首相の靖国参拝後、米政府は失望声明を発表しており、米側の不満があらためて浮き彫りとなった。ロイス氏は、外交問題の下院トップとしてオバマ政権の外交政策に一定の影響力を持つ。《共同通信》

【岸田文雄外相】米下院外交委員会・ロイス委員長と会談

岸田文雄外相は17日午前、米下院外交委員会のロイス委員長と外務省で会談した。岸田氏は4月に予定されるオバマ大統領来日を踏まえ「日本外交の基軸は日米同盟であり、今後あらゆるレベルで関係を深めたい」と同盟深化に意欲を表明した。ロイス氏は、環太平洋連携協定(TPP)交渉を念頭に「貿易面で、日米がウィンウィン(相互利益)の関係を作りたい」と応じた。

会談では、中国の軍備拡張や北朝鮮の核・ミサイル開発を受け、激変した東アジアの安全保障環境をめぐり意見交換したとみられる。従軍慰安婦問題などで冷え込む日韓関係に関し議論された可能性がある。《共同通信》

【ウクライナ】野党活動家ら240人以上を釈放

ウクライナからの報道によると、同国のヤヌコビッチ政権は17日までに、拘束していた野党活動家ら240人以上を釈放した。これに応じて野党勢力は、占拠していた首都キエフの市庁舎から退去を開始。双方が実質的な歩み寄りを見せたことで、昨年11月からキエフ中心部で続く混乱に打開の可能性が出てきた。

しかし、欧州への統合を求める野党側は依然として、ロシアとの協力に軸足を移したヤヌコビッチ大統領の辞任と、来年に予定される大統領選挙の繰り上げ実施を要求。大統領は現段階で拒否しており、ウクライナの国家機能をまひ状態に陥れた危機を収拾する道筋は見えていない。《共同通信》

【下稲葉耕吉元法相】死去

第73代警視総監で、橋本内閣で法相を務めた下稲葉耕吉氏が17日午後1時31分、敗血症のため東京都中野区の東京警察病院で死去した。87歳。鹿児島県出身。告別式は近親者で行った。

1947年内務省に入省。徳島県警、大阪府警本部長などを歴任し、82年警視総監。退官後は政界に転じ、86年の参院選で初当選。第2次橋本龍太郎改造内閣で法相を務めた。《共同通信》



2月17日 その日のできごと(何の日)