平成9167日目
2014/02/12
【東京都・舛添要一知事】初登庁
東京都知事選で初当選した舛添要一知事(65)が12日、初登庁した。都庁玄関では都職員ら約1千人が出迎え、舛添知事は両手を挙げながら笑顔で応えた。舛添知事は「みんなで一丸となって都庁の信頼回復、オリンピックとパラリンピックを含め色々な仕事をしなければならないので、全力疾走したい」と意気込みを語った。
午前9時半、紺色のスーツにピンク色のネクタイ姿で、都庁正面玄関に姿を現した舛添知事は、拍手で出迎えた都議会正副議長や幹部職員らと握手。東京消防庁音楽隊が演奏する行進曲「東京都」が流れる中、ゆっくりと庁舎に歩を進め、女性職員から五輪カラーをイメージした花束を受け取り、再び笑顔を見せた。
その後、知事執務室で黒革張りの椅子に座ると、「恐らくこの椅子を温める時間はほとんどない。現場をしっかり見つめたい」と表情を引き締め、“現場主義”を貫くことを誓った。
舛添知事は9日投開票の都知事選で、自民、公明両党や連合東京などの支援を受け、次点候補の倍以上となる約211万票を獲得して初当選。11日に当選証書を受け取り、8代目の都知事に就任した。《産経新聞》
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東京都の舛添要一知事(65)は12日、都庁で就任記者会見に臨み、2020年東京五輪までに、老朽化が進む首都高速道路の大規模改修を終えたいとの考えを表明した。パラリンピックのメダリストに支給される報奨金の引き上げに都として取り組む意向も示した。
都は首都高速道路会社の株式を約27%保有している。知事は改修に関して「(五輪という)大きな目標があるわけだから、やりたい」と強調。具体的な財源措置などについて、国交省など関係機関も交えて検討を重ねていくとした。《共同通信》
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【ソチ五輪・個人複合】渡部暁斗選手が銀メダル獲得
ソチ冬季五輪第6日の12日、ノルディックスキー複合の個人ノーマルヒルで、日本のエース渡部暁斗が銀メダルを獲得した。メダルは今大会日本勢3人目。
渡部暁は前半飛躍で2位につけ、後半距離でも激しく優勝争いを演じた。複合個人でのメダルは1994年リレハンメル五輪で河野孝典が2位になって以来。優勝はドイツ選手。《共同通信》
【トヨタ】プリウス99万7000台のリコール届け出
トヨタ自動車は12日、ハイブリッドシステムを制御するプログラムに不具合があるとして、ハイブリッド車(HV)「プリウス」約99万7千台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。対象は平成21年3月~26年2月に生産された現行モデルの全ての車種。
トヨタによると国内で一度に届け出たリコールとしては派生車を除く単一車種として過去最多という。北米を中心に輸出した約90万台も同様の措置を取る方針。《産経新聞》
【佐村河内守氏】文書で謝罪
「両耳の聞こえない作曲家」として知られていた佐村河内守さん(50)の楽曲が別人の作品だった問題で、佐村河内さんが12日未明、直筆の文書で「3年くらい前から言葉が聞き取れる時もあるまで回復していました」と明らかにした。
文書では、取得していた聴覚障害2級の身体障害者手帳について「専門家の検査を受けていい」とし、2級でないと判定されれば手帳は返納するとの意思を示した。また「本当に多くの人たちを裏切り、傷つけてしまったことを、心から深くおわびします」と謝罪した。
佐村河内さんは自伝で「35歳のとき、私は全聾になった」としている。《共同通信》
【沖縄県名護市・稲嶺進市長】米大使に移設反対訴え
沖縄県訪問中のケネディ駐日米大使は12日午後、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設予定地、名護市辺野古を抱える稲嶺進名護市長と那覇市のホテルで会談した。稲嶺氏はケネディ氏に対し、辺野古沿岸部を「素晴らしいところだ。絶対に埋め立ててほしくない。新しい基地を造ってほしくない」と訴えたが、ケネディ氏から明確な回答はなかったという。
また稲嶺氏は、「名護市民も埋め立ててほしくないと思っていることをオバマ米大統領に伝えてほしい」と要請すると、ケネディ氏が「よく分かりました」と応じたことも明らかにした。
会談はケネディ氏の公式日程にはなかった。《共同通信》
【村山富市元首相】早期の日韓首脳会談を
韓国を訪問した村山富市元首相は12日、ソウルの国会内で記者会見し、冷え込んでいる日韓関係の改善のため「できるだけ早く日韓首脳会談を開き、忌憚のない意見交換をしてほしい」と呼び掛けた。
村山氏は、安倍晋三首相が、植民地支配と侵略を認めた「村山談話」を継承しているとの認識を重ねて強調した。
また、村山政権下で発足した元従軍慰安婦に償い金を支給する「アジア女性基金」をめぐり、韓国で受け取り拒否が続出したことについて「基金をつくった経緯や真意を十分理解していただければ(結果は)違っていたのではないか」と指摘した。《共同通信》
【この日の安倍総理】
衆院予算委員会
「ある夕刊紙は私のことをほぼ毎日のように『人間のくず』と報道しているが、私は別に気にしない」。安倍晋三首相が12日の衆院予算委員会で、自身に批判的な報道に対して皮肉まじりにこう答弁する一幕があった。
NHK経営委員の百田尚樹氏が東京都知事選の応援演説で他候補を「くず」などと発言したのは政治的中立性を欠くとして、民主党の大串博志氏が、首相の任命責任をただしたのに答えた。
百田氏の発言に関しては「直接確認したわけではない」と述べ、論評を避けた。《共同通信》
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安倍晋三首相は12日の衆院予算委員会で、旧日本軍による従軍慰安婦問題を批判する韓国側の宣伝活動に関し「間違った事実を並べて日本を誹謗中傷していることには事実をもって冷静に反論する」と強調した。
韓国政府が従軍慰安婦に関連する記念日制定を推進するなど取り組みを強化していることをめぐり、日本維新の会の中山成彬氏が見解をただしたのに答えた。
首相は「課題があるからこそ首脳間で意見交換し、誤解があればその場で解く努力をしたい」と述べ、韓国の朴槿恵大統領との首脳会談実現に重ねて意欲を示した。《共同通信》
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安倍首相は12日の衆院予算委員会で、中国による東シナ海上空への防空識別圏設定に関し、不測の事態を避けるために日中の防衛当局間の連絡メカニズム構築が不可欠との認識を示し、中国側に早期運用を働き掛けていく考えを重ねて強調した。「海より空の方が偶発的な事故や衝突が起きる危険性が高い。防衛当局同士が話し合う必要がある」と述べた。
小野寺防衛相は沖縄県・尖閣諸島上空で中国軍機が米軍機などを攻撃した場合、自衛隊に武力行使を認める防衛出動を発令する可能性があるとして、中国側をけん制した。《共同通信》
【フィリピン政府】マルコス家資産30億円回収
フィリピンで独裁を敷いた故マルコス大統領一家の不正蓄財を調査している大統領府規律委員会は12日、海外にあったマルコス家の口座から2900万ドル(約30億円)を回収したと発表した。
規律委員会によると、1960~80年代の約20年間のマルコス政権時に、マルコス氏が不正に蓄財した資産は約100億ドルとされ、規律委員会がこれまでに約40億ドルを取り戻したとされる。
今回は裁判所の決定を受け、スイスの銀行にあるマルコス家の一部の口座から2月初め、資金を国庫に送金した。《共同通信》