平成9151日目

2014/01/27

【スティーブン・スピルバーグ監督】国連演説「虐殺いまも身近に」

ナチス・ドイツによる第2次大戦中のホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)の犠牲者を追悼する行事が27日、国連本部で行われ、映画監督のスティーブン・スピルバーグ氏(67)が「この惑星上にはいまでも虐殺が私たちの身近なところに存在する」と警鐘を鳴らした。

ユダヤ系米国人のスピルバーグ氏は、虐殺からユダヤ人を救出した実業家を描いた映画「シンドラーのリスト」の監督。演説では、幼いころ祖母の知り合いの腕に数字の入れ墨があるのを見た記憶に触れ、ユダヤ人強制収容所で刻まれた入れ墨だったと振り返った。《共同通信》




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【大阪市・橋下徹市長】籾井NHK会長の慰安婦発言「まさに正論」

日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長は27日、NHKの籾井勝人会長が従軍慰安婦問題に関し「どこの国にもあった」などと発言したことをめぐり、「トップがそういう発言をすることはなんら問題がない。まさに正論だ」と述べ、理解を示した。

NHK会長としての政治的中立性が問題視されていることについて「番組を作る現場に介入すると問題になるが、発言は問題ない」と指摘。通常国会で追及する必要はないとの認識も示した。見解自体に関し「僕とまったく同じだ」と強調した。市役所で記者団の質問に答えた。《共同通信》

【大阪市・橋下徹市長】文楽補助金減額へ

大阪市の橋下徹市長は27日、国立文楽劇場(大阪市)の年間入場者数が補助金の満額ラインに届かなかったことに関して、「頑張った」と一定の評価をしつつも「当初決めたとおり減額だ」と述べ、2013年度分の補助金を減額する考えを示した。

大阪市は13年度から、入場者数に応じて補助金額を決める新方式を導入し、年間10万5千人以上なら満額の3900万円を支給することにした。市によると、最終日だった26日までの入場者数は約10万1千人にとどまり、700万円程度の減額になるとみられる。

市役所で記者団の質問に答えた。《共同通信》

【この日の安倍総理】

インドから帰国

安倍晋三首相は27日夜、インド訪問を終え、政府専用機で羽田空港に帰国した。インドではシン首相との会談で、米国とインドによる海上合同演習に海上自衛隊が参加することで合意。軍事パレードが実施された「共和国記念日」の行事に主賓として出席した。《共同通信》

【韓国】NHK会長批判が拡大

NHKの籾井勝人会長が従軍慰安婦問題で「どこの国にもあった」と発言したことを受け、韓国の与野党が27日、安倍政権の歴史認識とも絡めて激しく非難し、新聞各紙も社説で取り上げるなど批判が拡大している。

与党セヌリ党報道官は「(安倍晋三首相の)靖国神社参拝という妄動などで韓国国民に苦痛を与えたことでは飽き足らず、公共放送まで極右路線のラッパ吹きに利用しようとしている」と述べ、籾井氏の辞任を要求した。

野党民主党の金ハンギル代表は「日本の妄言が続くほどに日本が戦犯国家にすぎないことが強調される」とこき下ろした。《共同通信》

【ロシア・ソチ市長】「ソチにゲイはいない」

BBCは「プーチンのゲーム」と題し、ソチ五輪をめぐる開発利権や汚職などの問題点を報告する番組を制作。その中で、ソチのパホモフ市長にもインタビューしたBBC電子版によると、記者は「ソチではゲイの人たちは自身の性的指向を隠さざるを得ないのか」と質問。

市長は「(ソチがある)カフカス地域ではそんなこと(同性愛を公言すること)は許されない。それにソチにはゲイはいない」と答えた。《朝日新聞》

【米・ケリー国務長官、パキスタン・アジズ首相顧問】会談

ケリー米国務長官は27日、ワシントンでパキスタンの外交・安全保障担当のアジズ首相顧問と会談し、約3年間中断していた米パキスタン戦略対話を再開させた。双方は安全保障分野で両国が協力する重要性をあらためて確認した。

オバマ米政権は、アフガニスタンの和平実現には隣国パキスタンとの連携が欠かせないとの立場だが、パキスタン側は米国による無人機攻撃に反発が根強い。このため、戦略対話を通じてパキスタンとの関係改善を図る考えだ。

会談でアジズ氏は、アフガン駐留米兵撤退に関し「アフガンの安定化を見届けなければならない」と慎重対応を求めた。《共同通信》

【作家・坂東眞砂子さん】死去

「山妣」「曼荼羅道」などで知られる直木賞作家の坂東眞砂子さんが27日、死去した。55歳。葬儀は親族だけで営む。

高知県出身。奈良女子大卒業後、イタリアに留学してインテリアデザインを学んだ。リーライターの傍ら童話を書き、1983年、毎日童話新人賞優秀賞を受賞。93年、ホラー小説ブームの先駆けとなった「死国」がヒット。97年、人間の性と業を描いた「山妣」で直木賞を受賞した。

2002年には「曼荼羅道」で柴田錬三郎賞に。イタリア、タヒチ、バヌアツなど海外で暮らし、「梟首(きょうしゅ)の島」「ブギウギ」など日本の習俗に根差した情念や性を書き続けた。13年に舌がんを患い、肺に転移。同年末から入院していた。《毎日新聞》

【声優・永井一郎さん】死去

人気アニメ「サザエさん」の波平の声などで知られる声優永井一郎さんが27日、虚血性心疾患のため、広島市のホテルで急死した。82歳。大阪府出身。客室内で倒れているのを発見され、病院で死亡が確認された。通夜・告別式などの日取りは未定。

広島中央署などによると、永井さんは番組ナレーション収録のため、同市の中国放送を訪れていた。26日午後に仕事を終えてホテルに宿泊。翌27日のチェックアウト時刻を過ぎても部屋から出なかったため、従業員が様子を見に行くと、永井さんが浴槽で倒れていた。所属事務所は、虚血性心疾患で亡くなったと発表した。《スポニチ》



1月27日 その日のできごと(何の日)