平成9139日目
2014/01/15
【共産党】4年ぶりの党大会
共産党は15日午後、静岡県熱海市の党施設で2010年以来4年ぶりの党大会を開いた。18日まで4日間の日程。志位和夫委員長(59)を13年余りの長期にわたって支えてきたナンバー2の市田忠義書記局長(71)を交代させる人事が最終日の18日に行われるかどうかが最大の焦点となる。
現在約30万人の党員を2010年代に約50万人にまで増やす目標を盛り込んだ大会決議も18日に採択する見通しだ。
党関係者によると、志位氏の委員長続投は既に固まり、ベテランの市田氏の副委員長への交代論が取り沙汰されている。《共同通信》
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共産党の志位和夫委員長は15日、脱原発を掲げて東京都知事選への立候補を表明している細川護熙元首相と前日弁連会長の宇都宮健児氏との候補一本化に反対する考えを示した。静岡県熱海市で記者団に「都政を福祉と暮らし優先に転換する点や憲法、消費税問題などで政策が全て一致するとは思えない」と述べた。
細川氏が首相を辞任する原因となった佐川急便からの借金問題を挙げて「都知事を目指すからには説明責任が問われる」と指摘した。《共同通信》
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【おおすみ衝突事故】
15日午前8時ごろ、広島県大竹市の阿多田島沖の瀬戸内海で、海上自衛隊の輸送艦「おおすみ」と釣り船が衝突、釣り船が転覆した。釣り船に乗っていた男性4人が投げ出され、全員救助されたものの、2人が意識不明の重体。残る2人は無事だという。海上保安庁などが事故の状況や原因を調べている。
第6管区海上保安本部によると、重体になっているのは船長のAさん(67)と釣り仲間のBさん(66)。山口県岩国市内の病院で治療を受けている。救助された男性は「おおすみの左舷中央部に衝突したようだ」と話し、広島海上保安部はおおすみの船体に衝突の跡のようなものを確認した。《日経新聞》
【アントニオ猪木参院議員】朝鮮労働党幹部と会談
日本維新の会のアントニオ猪木参院議員は15日、訪問先の北朝鮮・平壌で朝鮮労働党の金永日国際部長と会談した。内容は伝えられていないが、日本の国会議員団訪朝やスポーツ交流について意見交換したとみられる。拉致問題など日朝間の懸案も話し合われた可能性がある。
朝鮮中央通信によると、猪木氏は金正恩第1書記へのプレゼントを金永日氏に託した。何を贈ったのかは報じられていない。
猪木氏は13~16日の日程で訪朝。昨年11月の前回訪朝では、国家体育指導委員長としてスポーツ政策を統括していた張成沢元国防副委員長と会談したが、張氏は翌12月に処刑された。《共同通信》
【日本維新の会、結いの党】初の協議開始
日本維新の会と結いの党は15日夜、野党再編に向け初の政策協議を大阪市内のホテルで行い、基本政策について24日から政調会長同士で協議し、3月末の合意を目指す方針を確認した。集団的自衛権の行使については、具体的なケースを検討しながら一致点を探るとした。ただ合流をめぐり、日本維新内には温度差があり、ハードルは高いとみられる。
日本維新共同代表の橋下徹大阪市長は協議の冒頭、「一つの政党をつくらなければならない。二大政党制を確立する野党再編に向け、共に行動を起こしていきたい」と強調。結いの党の江田憲司代表は「近い将来合流できるよう頑張っていきたい」と応じた。《共同通信》
【政府】シリアへ125億円拠出
日本政府は15日、内戦が続くシリアに対し、難民や国内避難民への人道支援として総額約1億2千万ドル(約125億円)を国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)などの国際機関経由で拠出する方針を固めた。クウェートを訪問している牧野京夫外務政務官が同日、現地で開かれた国連の第2回シリア人道支援会合で表明した。
対シリア支援をめぐっては、これまで難民への食料や医療の分野を中心に計約2・8億ドルの援助を実施してきた。今回支援額を大幅に積み増すことで、日本の国際貢献を世界にアピールする狙いがある。
岸田文雄外相も22日にスイスで開かれるシリア和平国際会議で、人道支援に積極的に取り組む考えを強調する。会議への出席が見込まれるシリアの反体制派メンバーに対し、武力行使を自制するよう呼び掛ける。《共同通信》
【天空の白鷺】姫路城大天守修理見学施設が閉館
「平成の大修理」が大詰めを迎えた世界遺産・国宝姫路城で15日、修理見学施設「天空の白鷺(しらさぎ)」が閉館した。午後5時の閉館後にセレモニーがあり、女性スタッフから姫路市をPRするキャラクター「かんべえくん」に観光発信を引き継ぐプレートが手渡された。同施設は2011年3月26日に開館し、約3年間の入館者は184万3406人に上った。《神戸新聞》
【サッカー・本田圭佑選手】ACミラン移籍後初ゴール
サッカーのイタリア1部リーグ(セリエA)ACミランの日本代表MF本田圭佑が15日にミラノで行われたイタリア・カップ5回戦のスペツィア戦で移籍後初ゴールを決めた。試合は3―1でACミランが勝った。
12日のアウェーのサッスオロ戦に途中出場し、デビューした本田は公式戦で初先発した。本拠地ジュゼッペ・メアッツァ競技場での初戦だった。2―0の後半2分、味方のシュートのこぼれ球を得意の左足で決めた。攻撃の中心選手がつける背番号10にふさわしい活躍を見せた日本代表のエースに地元サポーターから大きな歓声が起こった。《共同通信》
【タイ・バンコク】発砲相次ぎ2人負傷
タイのインラック政権打倒を目指す反政府派が大規模デモを続けるバンコク中心部で、14日夜から15日朝にかけて発砲などが相次ぎ、反政府派の2人が負傷した。地元メディアが報じた。13日からの大規模デモは平和的に行われているが、今後治安の悪化も懸念される。
報道によると、反政府派が設置したステージの一つの近くで15日午前0時ごろ発砲があり、反政府派の2人が負傷した。
2月に予定される総選挙のボイコットを表明している最大野党民主党党首の自宅に14日深夜、爆発物が投げ込まれ、建物の一部に被害が出た。前首相と家族は不在でけが人はいなかったという。《共同通信》
【イラク】爆弾テロ相次ぎ62人死亡
イラクの首都バグダッドのイスラム教シーア派地区や中部バクバ近郊の葬儀会場で15日、爆弾テロが相次ぎ、ロイター通信によると、少なくとも62人が死亡し、100人以上が負傷した。
犯行声明は出ていないが、イラクでは国際テロ組織アルカイダ系勢力がテロを繰り返している。
バクバ近郊の村ではアルカイダ掃討作戦に協力してきたスンニ派の治安組織メンバーの葬儀会場が狙われ、18人が死亡。バグダッドではシーア派住民が多い複数の地区で自動車爆弾の爆発が相次ぎ、40人が死亡した。このほかバグダッド周辺の爆弾テロなどでも死者が出た。《共同通信》
【ASEAN】ミャンマーが初の議長国
東南アジア諸国連合(ASEAN)は15日、ミャンマー中部バガンで高級事務レベル協議の夕食会を開き、17日の非公式外相会議に向けた討議を始めた。今回の外相会議を皮切りに、今年はミャンマーが初めてASEAN議長国を務める。同国の国際社会復帰を象徴する動きで、アジア地域で存在感を示すことになる。
ASEANは、加盟国が1年交代で議長国となる。1997年加盟のミャンマーは、2006年に議長国就任の予定だったが、当時の軍事政権の民主化勢力弾圧を理由に欧米諸国などが反対し、就任を辞退。11年の民政移管を受け、今年の議長国となることが決まった。《共同通信》
【中国】ウイグル族学者を拘束
北京在住のウイグル族学者、イリハム・トフティ氏が15日、中国の公安当局に拘束された。同氏を知る関係者が16日明らかにした。
拘束の理由は不明だが、同氏は昨年10月の天安門前の車両突入事件後、海外メディアの取材に応じ、新疆ウイグル自治区の現状などをウイグル族の権利を擁護する立場から発信しており、こうした言論活動を抑え込む狙いがあるとみられる。
関係者の話や米政府系放送局ラジオ自由アジアによると、新疆ウイグル自治区と北京の公安当局者が15日午後、北京にあるイリハム氏の自宅から同氏と母親を連行。パソコンや論文などを押収した。《共同通信》