平成9140日目
2014/01/16
【第150回芥川賞、直木賞】選考会
第150回芥川賞、直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が16日、東京・築地の料亭「新喜楽」で開かれ、芥川賞は小山田浩子さん(30)の「穴」(「新潮」9月号)に、直木賞は朝井まかてさん(54)の「恋歌」(講談社)と姫野カオルコさん(55)の「昭和の犬」(幻冬舎)の2作に決まった。
小山田さんは広島市生まれ、同市在住。広島大を卒業後、編集プロダクションなどで働いた。2010年に「工場」で新潮新人賞を受け、同作を収録した単行本が織田作之助賞に決まった。受賞作は、夫の実家の隣に移り住んだ主婦の視点で、奇妙な日常を描いた。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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【熊本・慈恵病院】ドラマ「明日ママがいない」を批判
芦田愛菜(9)主演で、15日にスタートした日本テレビ系「明日、ママがいない」(水曜午後10時)に物言いがついた。親が育てられない子どもを匿名で受け入れる「こうのとりのゆりかご」(赤ちゃんポスト)を設置する熊本市の慈恵病院が16日、児童養護施設が舞台の同作について「養護施設の子どもや職員への誤解偏見を与え、人権侵害だ」として、放送中止を申し入れると明らかにした。
放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送人権委員会への審議の申し入れも検討している。同作の第1話では、芦田が演じている「赤ちゃんポスト」に預けられた女児に「ポスト」というあだ名が付けられており、慈恵病院は「預けられた子どもを傷つけ、精神的な虐待、人権侵害になる」と批判した。《日刊スポーツ》
【静岡県浜松市】児童905人が食中毒症状で欠席
浜松市は16日、同市内の市立小学校14校で児童905人、学校職員41人の計946人が嘔吐(おうと)や下痢などの症状を訴えて欠席したと発表した。入院に至ったケースはなく、重症の患者はいないとみられる。
同市によると、同日午後6時現在で児童5人からノロウイルスの陽性反応が確認された。市ではノロウイルスによる感染症の疑いが強いとみて、学校への立ち入り調査を行い、感染経路などを調べている。《産経新聞》
【長崎県知事選】告示
任期満了に伴う長崎県知事選は16日告示され、無所属で再選を目指す現職中村法道氏(63)=自民、公明推薦=と、共産党新人の党県書記長原口敏彦氏(52)の2人が届け出た。来月2日に投票、即日開票される。
国営諫早湾干拓事業問題への対応や中村氏の県政運営が主な争点となりそうだ。ただ、前回対抗馬を擁立した民主党県連が党勢の低迷から独自候補を立てられず現職支持に回るため、選挙戦は盛り上がりを欠き低投票率が懸念される。
中村氏は地域振興や中小企業育成、原口氏は福祉など社会保障の充実を訴える考え。《共同通信》
【東京都知事選】
公明党都本部が舛添氏推薦
公明党東京都本部は16日の臨時役員会で、都知事選(23日告示、2月9日投開票)への立候補を表明した舛添要一元厚生労働相(65)の推薦を決めた。この後の党中央幹事会で都本部の決定を了承し、都連推薦を決めている自民党と足並みをそろえた。一方、細川護熙元首相(76)が、17日に予定していた出馬記者会見を20日以降に再延期することが分かった。陣営関係者が明らかにした。
公明党の井上義久幹事長は中央幹事会で、舛添氏について「社会保障行政を担うには適した候補者だ。やるからには当選を期したい」と強調した。《共同通信》
安倍首相、公明党・山口代表、舛添氏支援で一致
安倍晋三首相と公明党の山口那津男代表は16日、官邸で会談し、東京都知事選(23日告示、2月9日投開票)に立候補を表明した舛添要一元厚生労働相(65)を支援する方針で一致した。同じく出馬予定の細川護熙元首相(76)の陣営では、小泉純一郎元首相に続き、民主党の野田佳彦前首相や、脱原発を主張する菅直人元首相がブログで細川氏を支援する考えを相次いで表明した。
脱原発や2020年東京五輪への準備、防災対策強化を争点とする首都のリーダー選びは告示まで1週間となり、各陣営は選挙準備を加速した。安倍首相は会談で山口氏に「協力して取り組もう」と呼び掛け、賛同を得た。《共同通信》
【新潟県・泉田裕彦知事】東電を厳しく批判
新潟県の泉田裕彦知事は16日、東京電力の広瀬直己社長との会談で、政府の認定を15日に受けた東電の新しい総合特別事業計画(再建計画)について、「モラルハザード(倫理観の欠如)の計画だ」と厳しく批判した。
知事の不信感は根強く、再建計画が前提とした柏崎刈羽原発の再稼働の困難さがあらためて浮き彫りになった。関係改善は見通せない状況だ。広瀬社長は会談後、記者団に対し、同原発の再稼働の見通しについて「時期をうんぬんできるタイミングではない」と述べた。《共同通信》
【自民党・石破茂幹事長】「名護に500億円基金」
自民党の石破幹事長は16日、沖縄県名護市で市長選の応援演説に立ち、名護市の地域振興に向け500億円規模の基金を立ち上げる意向を明らかにした。「名護が発展することで沖縄も飛躍的に発展を遂げる。安倍政権として全面的に支援し、国、県、市が協力して新たに500億円の名護振興基金をつくる」と述べた。
沖縄の経済振興を政権が後押しする姿勢をアピールし、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設を推進する狙いとみられる。19日投開票の市長選で党推薦候補を応援するため現地入りした。市長選は移設容認派の前県議末松文信氏と県外移設を主張する現職稲嶺進氏の一騎打ち。《共同通信》
【アントニオ猪木参院議員】訪朝終え帰国へ
日本維新の会のアントニオ猪木参院議員は16日、北朝鮮訪問を終え、経由地の北京で記者団の取材に応じた。昨年12月に張成沢元国防副委員長が粛清されたが「(市内に緊張感は)あまりなかった。平穏だった」と述べ、これまで進めてきた国会議員団訪朝の調整を今後も続けると明らかにした。
猪木氏は16日中に帰国する。
13日からの滞在中、朝鮮労働党の金永日国際部長らと会談。議員団訪朝やスポーツ交流について意見交換した。
猪木氏は昨年11月の前回訪朝の際、国家体育指導委員長としてスポーツ政策を統括していた張氏と会談したが、張氏は翌12月に処刑された。《共同通信》
【小野田寛郎さん】死去
戦争が続いていると信じフィリピン・ルバング島に30年間任務を続けた元陸軍少尉で、ボランティアなどを養成する「小野田自然塾」理事長の小野田寛郎さんが16日午後4時29分、肺炎のため都内の病院で死去したことが17日、分かった。91歳だった。葬儀・告別式は親族のみで行う。後日、お別れの会を開く予定。《産経新聞》
【佐久間正英さん】死去
昨年8月に末期のスキルス胃がんを公表した音楽プロデューサーでミュージシャン、佐久間正英さんが16日午前2時27分、残胃がんで死去したことが20日、分かった。61歳だった。佐久間さんのツイッターで息子の佐久間音哉さんが明かした。
関係者によると、自宅で家族に看取られ、息を引き取ったという。佐久間さんはロックバンド、四人囃子の元メンバーで、プロデューサーとしてBOOWYやザ・ブルーハーツ、GLAY、JUDY AND MARYらを手がけた。《産経新聞》