平成9094日目

2013/12/01

【この日の安倍総理】

岩手県釜石市を訪問

安倍晋三首相は1日、東日本大震災で被災した岩手県釜石市を訪れ、民間企業と協力し早期の建設が実現した災害公営住宅を視察した。記者団に「住宅再建、災害公営住宅の建設を加速させたい」と述べ、政府の対応を急ぐ考えを表明した。


https://www.kantei.go.jp/

首相は仮設住宅も訪問し、長期の避難生活が1続く住民を激励。「早く災害公営住宅に入りたい」と要望を受け「建設のスピードを上げたい」と応じた。

釜石中学校では、小中学生のほぼ全員が津波の難を逃れた防災教育に関し教員らから説明を受けた。《共同通信》




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【ゴルフ・松山英樹選手】プロ1年目で賞金王

男子ゴルフのカシオワールドオープンは1日、高知県Kochi黒潮CC(7316ヤード、パー72)で最終ラウンドを行い、通算12アンダー、276でまとめた松山英樹(21)が今季4勝目、ツアー通算5勝目を挙げて賞金4000万円を獲得、今季の通算獲得賞金を2億107万6781円とし、最終戦の日本シリーズJTカップを待たずにツアー史上初となるルーキーイヤー賞金王に輝いた。《日経新聞》

【国立競技場】最後の早明戦、ユーミンが「ノーサイド」

大学ラグビー伝統の一戦、関東大学リーグ対抗戦の早大―明大が1日、20年東京五輪に向けた改修工事が来年から始まる新宿区の国立競技場で行われ、早大が15―3の勝利を収めた。多くのドラマを生んだ現在の競技場最後の「早明戦」を約4万7千人が見守った。

試合後にはシンガー・ソングライターのユーミンこと松任谷由実さんがラグビーを題材にした曲「ノーサイド」を熱唱。両校選手が集まった中で早大の垣永真之介主将は涙を流した。

バックスの早大と重戦車FWの明大。持ち味が対照的なライバル対決はファンを魅了し続けた。《共同通信》

【片岡治大内野手】巨人入り表明

プロ野球西武から国内フリーエージェント(FA)宣言した片岡治大内野手(30)が1日、横浜市内で取材に応じ、巨人入りを表明した。「セカンドのポジションを守ってくれと言われましたし、評価してくれたので決めました」と話した。

巨人とは11月27日に交渉し、原辰徳監督が現役時代につけていた背番号8などを提示された。

片岡は東京ガスから2005年にドラフト3巡目で西武に入団。好守と勝負強い打撃に加え、07年から4年連続盗塁王に輝いた。楽天、オリックスも獲得に乗り出していた。《共同通信》

【柔道・グランドスラム東京大会】最終日

柔道のグランドスラム東京大会最終日は1日、東京体育館で男女5階級が行われ、男子は90キロ級で19歳のベイカー茉秋(東海大)が元世界王者で昨年覇者の李奎遠(韓国)との決勝に優勢勝ちし、初優勝した。西山大希(新日鉄住金)は3位。

低迷が続く100キロ超級は優勝を逃した。世界選手権代表の七戸龍(九州電力)は準決勝で敗れ、3位決定戦も原沢久喜(日大)に屈した。

女子78キロ超級は世界選手権銅メダルの田知本愛(ALSOK)が決勝で山部佳苗(ミキハウス)に優勢勝ちし、2年連続3度目の優勝。《共同通信》

【教育バウチャー制度】大阪市が月1万円の塾代支給開始

低所得世帯の中学生にも学ぶ機会を平等にしたいと、月1万円の塾代を渡す大阪市の教育バウチャー(クーポン券)制度が、1日から市内全域に広がる。日本初の試みで、橋下徹市長は「大阪発の全国モデルに」と意気込む。だが、先行した西成区の利用率は4割に届かず、お金だけでは生徒がついてこない現実も浮かんできた。《朝日新聞》

【自民党沖縄県連】辺野古容認を正式確認

自民党沖縄県連は1日、那覇市で衆参両院議員5人や県議、県内の地方支部員らを含む総務会を開き、米軍普天間飛行場の県外移設方針を転換し、名護市辺野古へ移設することを容認する県連の総意を正式に確認した。仲井真弘多知事に報告し、辺野古の埋め立て申請の可否を判断する知事の対応を見守る考えだ。

総務会後、記者会見した翁長政俊県連会長は、公約を変更し県内移設を容認したことに「責任を重く感じている」と述べ、辞任する意向を表明。方針転換した理由を「普天間の危険性除去と早期返還、固定化を阻止するため」と説明した。《共同通信》

【小野寺五典防衛相】日米、中国防空識別圏の対応同じ

小野寺五典防衛相は1日のNHK番組で、中国の防空識別圏を通過する米民間航空機が中国への飛行計画を提出することを容認する米政府方針に関し「外交ルートでは、米政府から提出を要請していないとの答えが来ている。日本とスタンスは同じだ」と述べ、対応に違いはないと強調した。

中国の防空識別圏設定を「全てが一方的で独善的だ」と強く批判。自衛隊機などに緊急発進(スクランブル)をかけたとする中国側発表に否定的見解を重ねて示し、これまで通り自衛隊の警戒監視活動を続ける方針を表明した。《共同通信》

【米・ドニロン前大統領補佐官】「中国が一方的に緊張助長」

ドニロン前米大統領補佐官は1日放映のABCテレビの番組で、中国が沖縄県・尖閣諸島の上空周辺を含む東シナ海に防空識別圏を設定した問題に関連して「中国は(地域の)緊張を高める措置を一方的に取っている」と批判した。

ドニロン氏は、2001年に南シナ海上で米偵察機が同機を追尾していた中国戦闘機と接触した事故を挙げ、軍事衝突につながりかねない不測の事態が「実際に起きる恐れがある」と警告した。《共同通信》

【ウクライナ】反政府デモに10万人超

ウクライナからの報道によると、欧州連合(EU)との統合路線を棚上げしたヤヌコビッチ政権に反発するデモが続く同国首都キエフでは1日、10万人以上が市中心部の広場などに出て、政権打倒を訴えた。デモ隊の一部は大統領府や政府庁舎にも向かった。

この日のデモは、親欧米政権を生んだ2004年のオレンジ革命以来、最大規模となった11月24日のデモよりも多くの市民らが参加。30日未明に警官隊がデモ隊約5千人を強制排除し数十人を一時拘束、負傷者も出たことが、デモ隊側の怒りにあらためて火を付けた。《共同通信》

ウクライナのヤヌコビッチ大統領が欧州連合(EU)との統合を先送りしたことに抗議する野党勢力は1日、首都キエフ中心部の市庁舎と労働組合会館を占拠した。大統領府周辺では、野党勢力と治安部隊が衝突するなど混乱が続き、双方に数十人の負傷者が出た。

街頭にはなお数千人規模の市民らが残っているとみられる。野党陣営は労働組合会館に「本部」を設置。大衆行動のうねりが同国に親欧州政権を生んだ2004年の「オレンジ革命」の再現を念頭に、抗議行動を政権打倒につなげる可能性を探っているもようだ。《共同通信》



12月1日 その日のできごと(何の日)