平成9088日目

2013/11/25

【この日の安倍総理】

参院決算委員会

安倍晋三首相は25日の参院決算委員会で、集団的自衛権行使容認に向け内閣法制局の憲法解釈を見直す考えを示唆した。内閣法制局の憲法解釈に関し「積み上げは極めて重いが、過去には解釈を変えたこともある。絶対に変えることはあり得ないということではない」と強調した。

これまで内閣法制局は集団的自衛権について「国際法上有しているが、行使は許されない」との憲法解釈を示している。首相は、行使容認に向けて議論を進めている「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」の結論を待つと答弁した。《共同通信》


https://www.kantei.go.jp/

安倍晋三首相は25日午後の参院決算委員会で、中国が沖縄県・尖閣諸島を含む東シナ海上空に防空識別圏を設定したことについて「力を背景とした現状変更の試みには、わが国の領海、領空を断固として守り抜く決意で対応する」と表明した。「中国の措置は、わが国に何ら効力を有するものではない」とも述べた。

岸田文雄外相は午前の参院国家安全保障特別委員会で、韓国など関係国と連携して中国に自制を求める考えを示した。「東シナ海の現状変更なので、関係国にも懸念事項だ。連携して中国の自制を強く求める」と述べた。《共同通信》




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【プロ野球・新人王】(セ)小川泰弘投手、(パ)則本昂大投手

プロ野球のセ、パ両リーグは25日、今季の最優秀新人を発表し、セはヤクルトの小川泰弘投手、パは楽天の則本昂大投手が選ばれた。ヤクルトからの選出は8年ぶり10人目、楽天からは07年の田中将大投手以来で6年ぶり2人目。

小川は26試合に投げ、3完封を含む16勝4敗、防御率2・93で最多勝と勝率第1位に輝いた。則本は27試合に登板し、15勝8敗、防御率3・34で田中とともに先発陣を支え、球団初のリーグ優勝に貢献した。パで入団1年目に15勝以上を挙げて受賞するのは1999年の松坂大輔投手以来。《共同通信》

【大竹寛投手】巨人入りを表明

広島から国内フリーエージェント(FA)宣言した大竹寛投手(30)が25日、巨人入りを表明した。

大竹は同日朝、獲得交渉したソフトバンクと楽天に断りの連絡を入れ、マツダスタジアムを訪れてFA宣言後の残留を認めていた広島の松田オーナーに意思を伝えた。取材に応じた大竹は「地元の関東で野球がしたいと思った」と話した。

大竹は2002年に埼玉・浦和学院高からドラフト1巡目で広島入り。主に先発で活躍し、今季は10勝10敗で2年連続2桁勝利を挙げた。通算成績は74勝78敗17セーブ、防御率3・75。《共同通信》

【ビジョンメガネ】民事再生法適用申請

メガネ販売チェーン店「ビジョンメガネ」を運営するビジョン・ホールディングスと子会社のビジョンメガネは25日、東京地裁に民事再生法の適用を申請し、同日、保全命令を受けた。信用調査会社の東京商工リサーチによると、負債総額は2社合わせて77億3000万円。《産経新聞》

【キャロライン・ケネディ駐日米大使】宮城県訪問

キャロライン・ケネディ駐日米大使は25日、東日本大震災の被災地訪問のため宮城県入りし、村井嘉浩県知事を表敬訪問した。大使就任後、被災地を訪れるのは初めて。

県によると、ケネディ氏は知事に「米政府は決して被災者のことを忘れていない。米国民は被災地の方々が示した勇気に感動した」と述べた。被災地訪問については「震災でどのような影響があったかを聞き、どのような協力ができるかを考えたい」と強調した。

これに対し、知事は「最初に来てもらったことは大変光栄で、被災者を励ますことになる」と伝えた。《共同通信》

【外務省】中国大使に防空識別圏の撤回要求

外務省の斎木昭隆事務次官は25日、中国が沖縄県・尖閣諸島を含む東シナ海上空に防空識別圏を設定したことについて、程永華駐日大使を同省に呼んで厳重抗議し、撤回を要求した。程氏は防空識別圏設定には正当性があるとし、要求には応じない姿勢を示した。安倍晋三首相は同日の参院決算委員会で「尖閣の領空が中国の領空であるかのごとき表示をしており、全く受け入れられない」と強く批判した。

斎木氏は程氏に対し、防空識別圏設定について「不測の事態を招きかねず、非常に危険だ」と指摘した。《共同通信》

【自民党沖縄県連】普天間県内移設を容認

自民党の石破茂幹事長は25日午前、沖縄県を地盤とする党所属の衆参両院議員5人と党本部で会談し、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古への移設を進める方針を確認した。慎重だった一部議員も辺野古移設容認に転じた。石破氏が記者会見で明らかにした。

会談では、移設に必要となる辺野古の埋め立て承認を仲井真弘多県知事に求める方針で一致した。

石破氏は会見で「普天間飛行場の危険性を除去するため、辺野古移設を含むあらゆる可能性を排除しないことで一致した」と述べた。《共同通信》

【みんなの党・渡辺喜美代表】安倍首相との連携に意欲

みんなの党の渡辺代表は25日、東京都内の日本外国特派員協会で講演し「憲法改正には相当のエネルギーがかかる。我々は現実主義の外交安全保障を掲げる勢力として、まずは憲法9条の改正によらない、憲法解釈の変更によって日本の平和と安全を守ることを考えている」と述べた。

憲法解釈見直しによる集団的自衛権行使容認を目指す安倍首相と連携する考えを示したものだ。《読売新聞》

【タイ・バンコク】反政府デモ

バンコクで25日、タクシン元首相の妹、インラック首相が率いる現政権を批判し「タクシン体制打倒」を目指すデモが行われた。24日に約11万人が参加した反政府集会に続き、野党民主党が主導。集会場所の民主記念塔から軍司令部や警察本部、テレビ局など計13カ所に向かうという。

市内交通の乱れや治安当局との衝突などが懸念されている。デモ隊はその後、民主記念塔に戻り集会を継続する予定。民主党のステープ元副首相は24日、集会などを「3日間続ける」と宣言しており、政府に退陣圧力をかけることを狙う。《共同通信》

タイの首都バンコクで25日、インラック政権の退陣を求める反政府デモ隊が財務省や外務省のビルに突入した。反政府デモは2010年以来最大の規模となっており、政情不安が深刻化している。

この事態を受け、インラック首相はテレビ演説で「デモ隊による財務省、外務省占拠により、職員は職務を果たせず、国家の安定を脅かす」と非難した。

野党民主党に率いられたデモ隊は、インラック首相が兄のタクシン元首相の操り人形だと批判。タクシン元首相は、2006年のクーデターで失脚し、汚職罪で有罪判決を受けた。現在国外逃亡中だが、インラック政権に多大な影響力を行使しているとされている。《ロイター》

【ウクライナ】前首相がハンスト

欧州連合(EU)と関係を強化する連合協定の締結を、ウクライナが凍結したことを受け、同国のティモシェンコ前首相が25日、抗議の無期限ハンストを宣言した。

首都キエフでは、EUよりロシアとの関係を優先した同国のヤヌコビッチ大統領に抗議する街頭行動が25日夜も継続。根強い人気を維持し、服役しながら病気の治療を続ける前首相の動向が、欧州とロシアとの間で揺れるウクライナ情勢の焦点に浮上してきた。

前首相の弁護士は25日夜、キエフ市内に集結した野党勢力の前で前首相の声明を読み上げた。《共同通信》

【堤清二さん】死去

セゾングループ創業者で、辻井喬のペンネームで小説家や詩人としても活躍した堤清二氏が25日午前2時5分、肝不全のため、東京都内の病院で死去した。86歳だった。

東京都出身。1951年東京大卒。当時衆院議長だった父で西武グループ創業者の堤康次郎氏の秘書を務めた後、54年西武百貨店(現そごう・西武)に入社した。

64年、康次郎氏の死去に伴い、西武百貨店など西武グループの流通部門を継承。70年に異母弟の義明氏が率いるグループ本体から独立して西武流通グループ(のちのセゾングループ)を立ち上げた。《共同通信》



11月25日 その日のできごと(何の日)