平成9060日目
2013/10/28
【プロ野球・沢村賞】楽天・田中将大投手
プロ野球創設期の名投手、故沢村栄治氏を記念した「沢村賞」の選考委員会が28日、都内で開かれ、楽天の田中将大投手(24)が選出された。田中は2011年以来2年ぶり2度目の受賞。
田中は今季、メジャー記録を抜いて「世界記録」となる開幕24連勝を飾り、最多勝と最優秀防御率(1・27)、最高勝率(10割)のタイトルを獲得。楽天を初のリーグ制覇に導いた。
田中の今季の成績は24勝1セーブ(0敗)、防御率1・27、投球回数212回、8完投、183奪三振、28試合登板、勝率10割。同賞の選考基準は15勝、防御率2・50、200投球回、10完投、150奪三振、25試合登板、勝率6割の7項目で、田中は完投以外の6項目をクリアし、欠席の2人を含む5人の選考委員の満場一致で選ばれた。《スポニチ》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
情報量が少ない日は随時加筆中です。
引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。
外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)
古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【プロ野球・巨人】日本生命・小林誠司捕手にあいさつ
巨人は28日、原沢敦球団代表らが大阪府吹田市の日本生命クラブハウスを訪ね、ドラフト1位指名した小林誠司捕手にあいさつした。阿部の後継者に期待される小林は「普通の努力では正捕手になれない。人並み以上にやらなければいけない責任がある」と自覚十分に話した。
ともに同学年で、大学日本代表時と広島・広陵高時代にそれぞれバッテリーを組んだ菅野(巨人)と野村(広島)には指名を祝福されたという。「菅野はもう一度受けてみたい。野村と本気の勝負がしたい」とプロ入りが待ち遠しそうだった。《共同通信》
【中国・天安門】車が歩道に突入、5人死亡38人負傷
北京市内の中心部にある天安門広場前で、28日午後0時5分(日本時間同1時5分)ごろ、1台の車が突然歩道に突っ込んだ後、炎上した。中国の国営新華社によると、車内の3人を含む5人が死亡し、観光客ら38人が負傷。邦人1人も負傷したが、軽傷で命に別条はない。厳重な警備下で起きた出来事に当局も神経をとがらせている。《日経新聞》
【阪急阪神ホテルズ】社長が辞任表明
阪急阪神ホテルズ(大阪市)の出崎弘社長は28日夜、大阪市内で記者会見し、一連のメニュー虚偽表示問題の責任を取って辞任する考えを示した。「阪急阪神ブランド全体の信頼失墜を招いた責任の重さにかんがみて決めた」と説明した。辞任は11月1日付。後任は29日の取締役会で選出する。会見で出崎社長は「お客様への裏切り行為にほかならず、表示を誤ったという範囲を超えている」と謝罪。「偽装と受けとめられても仕方がない」と述べた。同時に「悪意をもってお客様をだまそうという事実はなかった」との見解を改めて示した。《日経新聞》
【安倍晋三首相】トルコへ出発
安倍晋三首相は28日午前、トルコに向けて羽田空港を政府専用機で出発した。5月に続き約半年で2度の訪問は異例。国会開会中の平日に国際会議出席以外の目的で外国訪問するのも珍しい。首相は野党側の批判に対し「首脳外交で国益を確保、増進していくことも大事で、野党の皆さんにも理解をいただいていると思っている」と強調した。羽田空港で記者団の質問に答えた。
トルコ再訪の意義に関しては「戦略的に極めて重要な国だ。首脳間の信頼関係を強固なものにしてきたい」と説明した。《共同通信》
【名古屋市・河村たかし市長】パスタの本場できしめんPR
パスタの本場でも受け入れられるか―。イタリア訪問中の河村たかし名古屋市長が28日、姉妹都市の北部トリノで開かれたイベントで名物きしめん約100食を振る舞った。評判は上々で、河村市長は「喜んでいただけてありがたい。だれかイタリアに店を出さないかな」と手応えを感じた様子だった。
きしめんは愛知県産小麦を使った麺に、同県産の白しょうゆと名古屋コーチンのガラを使った温かいつゆで提供。トリノの建築家は「デリケートな味でおいしい。フォークから滑って、食べるのが難しかったけど」と笑顔を見せた。《共同通信》
【タイ】前首相を殺人罪で起訴
タイの検察当局は28日、2010年のタクシン元首相派による反政府デモで、取材中のロイター通信カメラマン=当時(43)=ら多数が死亡したことをめぐり、当時のアピシット首相と治安責任者ステープ副首相を殺人罪などで起訴した。
検察当局は、アピシット前首相ら2人が治安部隊に発砲を許可することで多数の死傷者を出す結果を招いたとしている。
10年の反政府デモでは約90人が死亡、約2千人が負傷した。《共同通信》
【川上哲治さん】死去
プロ野球往年の強打者として「打撃の神様」の異名を取り、監督としても巨人をV9の黄金期に導いた元巨人監督の川上哲治氏が28日、老衰のため東京都稲城市の病院で死去した。93歳。熊本県出身。家族によると、春先まで元気に過ごしていたが、自宅で転倒し肋骨を折ったことが引き金となって持病の心臓病が悪化。一時はリハビリをするところまで回復したが、その後、老衰の状態が進んだという。
昭和13年、熊本工業学校(現熊本工高)から巨人に入り「弾丸ライナー」で戦前、戦後を通じて打撃の第一人者として活躍。終戦直後は「赤バット」を使用してプロ野球人気をもり立てた。背番号16は巨人の永久欠番。33年に引退するまで首位打者に5回、最多安打に6回、打点王に3回、本塁打王に2回。通算2千安打を最初に達成したほか、最高殊勲選手(現最優秀選手=MVP)に3回選ばれた。通算成績は1979試合に出場し、2351安打、打率3割1分3厘、181本塁打、1319打点を記録した。
36年に巨人監督に就任し、セ・リーグを11回制し、いずれも日本シリーズ優勝を果たした。長嶋茂雄、王貞治らを擁して40年からは9年連続日本一の偉業を達成し、49年に退いた。監督時代の40年に野球殿堂入りし、監督通算1066勝739敗61分け。巨人退団後は野球解説者の傍ら少年野球教室を開いて、普及にも努めた。《産経新聞》