平成9061日目
2013/10/29
【この日の安倍総理】
トルコ・エルドアン首相と会談
安倍首相は29日夜(日本時間30日未明)、トルコのエルドアン首相とイスタンブールで会談した。会談後の共同記者会見で安倍首相は、三菱重工業などの企業連合体がトルコ政府と原発建設受注で合意したことを歓迎した。
「原発事故の経験と教訓を共有することで、世界の原子力安全の向上を図ることは日本の責務だ」と述べ、安全確保に取り組みながら輸出を推進する姿勢を鮮明にした。日本の原発輸出が実現するのは東京電力福島第1原発事故後、初めて。
エルドアン首相は来年1月にも訪日する意向を示した。《共同通信》
ルーマニア・ポンタ首相と会談
トルコ訪問中の安倍晋三首相は29日午後(日本時間同日夜)、ルーマニアのポンタ首相と会談し、日本と欧州連合(EU)による経済連携協定(EPA)の早期妥結に向けて協力を進める方針を確認した。
安倍首相は「ルーマニアは日本にとって基本的な価値観を共有するパートナーだ。経済などで両国関係をさらに緊密にしたい」と要請。ポンタ首相は「日本から多くの投資を得たい」と応じた。
安倍首相は2020年の東京五輪開催にも触れ「ルーマニア選手の活躍を期待する」と述べた。《共同通信》
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【プロ野球日本シリーズ第3戦】楽天、巨人に快勝
プロ野球のコナミ日本シリーズ2013は29日、東京ドームで第3戦を行い、球団創設9年目で初出場の楽天(パ・リーグ)は巨人(セ・リーグ)に5―1で2連勝し、対戦成績を2勝1敗とリードした。
楽天は二回、藤田の左中間二塁打で2点を先制し、銀次も2点二塁打で続いた。八回にはジョーンズの適時打で1点を加えた。先発した美馬は六回に打球を受けて交代したが、無失点の好投だった。
巨人は先発の杉内が二回途中4失点で降板。打線は八回に矢野の本塁打で1点を返すのが精いっぱいだった。《共同通信》
【プロ野球・広島】大瀬良投手に指名あいさつ
広島は29日、野村謙二郎監督らが北九州市の九州共立大を訪れ、ドラフト1位で指名した大瀬良大地投手にあいさつした。広島の赤い帽子をかぶった大瀬良は「野村監督の下で野球をできるのが楽しみ。これから頑張ろうという気持ちになった」と実感が湧いた様子。
笑みの絶えなかった指揮官は「やっと会えた。テンションが上がっている。今季は2桁投手が4人出たので、5人目になってほしい」と期待を口にした。
提示された背番号は、「炎のストッパー」と呼ばれた故津田恒実氏が着けていた「14」。《共同通信》
【ボスポラス海峡トンネル】開通
トルコ政府は29日、イスタンブールを東(アジア)と西(欧州)に分けるボスポラス海峡の海底トンネルの開通式典を開いた。大成建設が手掛け、日本政府が円借款を供与しており、日本の技術と資金の支援で実現した。
トルコ国鉄の電車が運行し、政府によると毎日150万人を運ぶ見通し。欧州とアジア間の渋滞を緩和し、都市機能が高まると期待される。《日経新聞》
【小泉純一郎元首相】社民党・吉田忠智党首と会談
小泉純一郎元首相は29日、都内で社民党の吉田忠智党首と脱原発を巡り会談した。吉田氏が連携を求めたのに対し、小泉氏は「それぞれの政党が脱原発に向けて努力すべきだ。私も主張を続けていきたい」と強調。「政治的に発言しているつもりは一切ない」と述べ、脱原発勢力の連携や新党結成を否定した。「政府に判断を求めるのは世論しかない」とも語った。
会談は吉田氏が呼びかけた。同席した社民党の又市征治幹事長によると、小泉氏は「(原発政策をめぐる)安倍晋三首相の発言には批判的だった」という。自民党の石破茂幹事長は会談に先立つ記者会見で「党として『やめてくれ』という立場にない」と述べた。《日経新聞》
