平成9051日目
2013/10/19
【安倍晋三首相】福島県を視察
安倍晋三首相は19日、福島県相馬市の松川浦漁港を訪れ、底引き網漁を視察した。同漁港は東京電力福島第1原子力発電所の汚染水漏れを受け、操業を一時停止していたが9月下旬から試験的に再開している。
首相は水産物の放射能検査の状況について説明を受けた後、地元住民らを前に「正しい発信をして風評被害を払拭していきたい」と表明。水揚げされたシラスやタコなどを試食し「全国の皆さんに、おいしく安全だと知ってもらいたい」と安全性をアピールした。《日経新聞》
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【ソフトバンク】米ブライトスター社買収を発表
ソフトバンクは19日、携帯端末の卸売事業大手の米ブライトスターを買収すると正式発表した。12月までに同社の株式の約57%を取得して子会社にし、最終的に約70%まで引き上げることで同社と合意した。投資額は約12億6000万ドル(約1234億円)となる。ブライトスターはメーカーから携帯端末を調達し、通信会社に販売する世界大手。ソフトバンクは卸売事業に参入するとともに、自社の端末調達コストの削減につながるとみている。《日経新聞》
【みんなの党・渡辺喜美代表】政治塾を開催
みんなの党の渡辺喜美代表は19日、宇都宮市で「渡辺よしみ政治塾(ヨッシー塾)」を開いた。2015年春の統一地方選に向け、候補者の発掘や育成が目的だ。党内では野党再編をめぐる渡辺氏と江田憲司前幹事長の路線対立が深刻化しており、政治塾設立には、渡辺氏が党内基盤の強化を図る思惑もありそうだ。
渡辺氏は19日の講義で、野党再編による新党結成に前向きな江田氏を念頭に「『切り貼り新党』路線では、風が吹けば当選できるかもしれないが、覚悟のない人はいずれ淘汰される。有権者は賢い」と強調した。《共同通信》
【下村博文文部科学相】「教科書統一へ法改正を」
下村博文文部科学相は19日、沖縄県竹富町の中学公民教科書選定に関し、採択地区内で教科書を統一するよう地方教育行政法を改正すべきだとの考えを表明した。名古屋市での講演で述べた。
下村氏は18日、採択地区とは別の教科書を選んだ竹富町教育委員会が教科書無償措置法に違反しているとして、是正を要求するよう沖縄県教委に指示したが、講演で「勝手に違う教科書にしないよう地方教育行政法の改正を行うことが国の責務だ」と強調。
同時に「いくら教科書が気に入らなくても、ルールを守らなければ秩序が持たない」と指摘した。《共同通信》
【伊豆大島】2300人に避難勧告
台風26号の豪雨による大規模な土石流が発生した東京・伊豆大島(大島町)で、20日にかけて雨が強まり、土砂崩れなど二次災害の恐れがあるとして、同町の川島理史町長は19日夕、町内2地区の約1200世帯、約2300人を対象に避難勧告を出した。町によると、同日午後10時時点で990人が町が設けた避難所6カ所に避難し、不安な夜を過ごした。
警視庁や東京消防庁、自衛隊などは避難勧告を受け、計千人を超える態勢で夜を徹して続けてきた捜索を中断した。大島町では19日午後から雨が断続的に降り、風も強まった。気象庁は同日夕、大島町に大雨注意報を出し、土砂災害への注意も呼び掛けた。《日経新聞》
【太田昭宏国交相】伊豆大島を視察
太田昭宏国交相は19日、伊豆大島(東京都大島町)を視察し、報道陣に「優先順位を明確につけて警戒しないといけない箇所が相当多い。的確に気象情報を提供し、二次災害を起こさないように全力を挙げたい」と述べ、国として支援していく意向を示した。
太田国交相は川島理史町長と面会。土のうを積むことの重要性を伝えたとした上で「照明車を5台送り込み、(被災した場所に)監視カメラも設置した。避難の場所や仮設住宅など、直ちに手を打ちたい」と述べた。《共同通信》
【作家・連城三紀彦さん】死去
直木賞作家の連城三紀彦氏が19日午前11時25分、胃がんのため名古屋市内の病院で死去した。65歳だった。告別式は近親者のみで行った。
大学卒業後、塾講師を務めながら推理小説を執筆。1981年、「戻り川心中」で日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞した。恋愛小説も手掛け、84年に短編集「恋文」で直木賞受賞。ほかに柴田錬三郎賞を受賞した「隠れ菊」や「造花の蜜」など。《日経新聞》