平成8895日目
2013/05/16
【この日の安倍総理】
事業所内保育施設を視察
安倍晋三首相は16日午前、企業が育児中の従業員向けに設置した「事業所内保育施設」を視察した。4月に公表した成長戦略第1弾への取り組みの一環で、女性の雇用や子育て支援強化をアピールするのが狙い。
視察先は都内の化粧品メーカー大手、資生堂の保育所「カンガルーム汐留」。首相は子育て経験者らと懇談し「成長戦略の中核は女性の活躍だ。待機児童をゼロにする政策と、3年間の育児休業実現が、女性が活躍するための車の両輪になる」と強調。保育所内の子どもや保育士の様子も見て回った。《共同通信》
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【大阪市・橋下徹市長「慰安婦」発言】超党派女性議員が発言撤回と謝罪要求
福島瑞穂社民党党首ら超党派の女性議員有志は16日、国会内で記者会見し、日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長に対して旧日本軍の従軍慰安婦をめぐる発言の撤回と謝罪を要求した。
民主党の蓮舫元行政刷新担当相や菊田真紀子衆院議員、無所属の糸数慶子参院議員ら計11人が出席。糸数氏は従軍慰安婦の容認ともとれる発言を「慰安婦と呼ばれた女性がまだ生きているのに許せない」と非難し、菊田氏は「国際社会に大きな波紋を広げ、国益も損ねている」と強調した。市長辞任を求める声も出た。《共同通信》
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日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長は16日、従軍慰安婦発言などをめぐる自身の進退に関し「有権者が判断することだ。自分からは降りない」と述べ、辞任を否定した。
在日米軍に風俗の活用を求めたことについては「米国の意識を見誤った」と釈明する一方、「『不適切』と言った。それで十分だ」と述べ、発言の撤回を拒否した。慰安婦に関しては「一貫して容認していない」とし、「当時の慰安婦を容認した」との報道に重ねて反論した。
韓国人の元慰安婦との24日の面会については「僕の問題意識や、なぜこういう発言をしたのかを伝えたい」と述べた。面会は約30分間で報道陣に公開する。《共同通信》
【飯島勲内閣官房参与】北朝鮮No.2と会談
朝鮮中央通信によると、訪朝中の飯島勲内閣官房参与は16日、北朝鮮のナンバー2、金永南最高人民会議常任委員長と会談した。会談内容は不明だが、拉致問題など日朝間の懸案についても話し合った可能性がある。
金氏は朝鮮労働党の政治局常務委員も兼務し、金正恩第1書記率いる指導部を支える重鎮。対外的には国家元首の役割を果たしている。海外からの来客と会う機会が多く、飯島氏との会談は表敬訪問的な意味合いが強いとみられる。消息筋によると、飯島氏は17日まで滞在の予定。《共同通信》
【社民党】新本部に浅沼元委員長の胸像
社民党は16日、旧党本部のシンボルだった浅沼稲次郎元社会党委員長の胸像を東京・永田町の新本部に設置した。重すぎるとして1月の転居時は移せず、台座を大幅に軽量化してのお目見えとなった。
全体の高さは以前とほぼ同じの1・75メートルだが、総重量は約2トンから約500キロに。エレベーターホールに置き、来客の目につくようにした。除幕式で福島瑞穂党首は「浅沼さんに見守られながら平和と民主主義のために頑張りたい」と話した。
浅沼氏は1960年10月、東京・日比谷公会堂で演説中に右翼の少年に刺殺された。《共同通信》
【サッカー・ベッカム選手】現役引退を表明
元イングランド代表主将でパリSGのデビッド・ベッカム(38)が16日、今季限りでの現役引退を表明した。英BBC、AP通信など各メディアが報じたもので、パリSGは契約延長をオファーしていたものの、「サッカーを続ける機会をくれたPSGに感謝している。しかし、高いレベルでプレーをするには、今が自分のキャリアを終わらせるのに、いい時だと思う」と語っている。《スポニチ》
【陳光誠氏】中国当局の報復批判
中国当局による自宅軟禁から逃れ、昨年5月に渡米した盲目の人権活動家、陳光誠氏(41)が16日までに、渡米1年を前に共同通信のインタビューに応じ、家族が暴行や嫌がらせを受けていることについて「私の人権活動に対する中国当局の報復措置。こうした手段で私をコントロールしようとしても不可能だ」と中国政府を厳しく批判した。
インタビューは、陳氏の欧州歴訪中、インターネット電話で実施した。
この1年を振り返り、自身の選択は「正しかった」と強調。「中国のような不公正な社会が永遠に続くことはあり得ない」と述べ、政府に人権状況の改善に向けた変化を求めた。《共同通信》
【中国雲南省昆明市】製油工場建設に数百人抗議
中国雲南省昆明市で16日、製油工場の建設プロジェクトに反対する市民数百人が抗議活動を行った。多数の警官が出動、市民数人が拘束されたとみられるが、大規模な衝突は起きなかったもようだ。
香港紙、サウスチャイナ・モーニング・ポストの記者が、現場からの中継としてホームページ上で伝えた。同市では4日にも反対デモが起きている。
同紙によると、16日朝から市民らが省政府庁舎の周囲に集まり「製油工場は出て行け」などと抗議。警官隊は道路を封鎖して警戒に当たった。《共同通信》
【ドイツ】ベルリンに「バービーの家」
ドイツの首都ベルリンに16日、女の子に人気のバービー人形の家「バービー・ドリームハウス」がオープンした。米フロリダ州に次ぎ、バービーをテーマにした世界で2番目の施設。8月25日まで公開された後、解体され、欧州各地を巡回する。バービーの洋服を着たり、ファッションショーを体験したりして楽しめる。
一方、バービーをめぐっては、スタイル抜群で子供が容姿ばかり気にするようになり、女性差別を助長するとの批判が一部であり、施設前では女性団体の活動家らが人形を燃やすなどして抗議した。
施設は広さ約2500平方メートルで、バービーが住む豪邸を実物大で再現している。《共同通信》
【米・オバマ大統領】トルコ・エルドアン首相と会談
オバマ米大統領は16日、ホワイトハウスでトルコのエルドアン首相と会談した。オバマ氏は共同記者会見で、内戦が続くシリアの正常化へ向け、米ロ両国が参加しスイス・ジュネーブで開催予定の国際会議が成果を挙げることに期待感を示した。
同時にアサド政権退陣へ「圧力をかけ、反体制派を支援する」とあらためて表明した。
ロシアはアサド政権の事実上の後ろ盾とされ、政権退陣を求める米側に反発、国際社会の連携に乱れが生じる一因となってきた。《共同通信》
【国連安保理】北朝鮮問題を協議
国連安全保障理事会は16日、北朝鮮に対する制裁の実行状況について非公開で協議した。制裁違反を調べる専門家パネルの報告書が最近、不正輸出などの横行を指摘したことを受け、各国から「制裁体制に穴がある」などと懸念が表明され、厳格な履行を求める意見が相次いだ。
協議後、英国のライアルグラント国連大使は記者団に「私たちをはじめ多くの国が、制裁は全国連加盟国が実行してこそ効果があると述べた」と説明。報告書が公表されるかどうかはまだ決まっていないが、「公表されるべきだ」と強調した。《共同通信》