平成8883日目
2013/05/04
【生活の党・小沢一郎代表】堀江貴文氏と公開対談
生活の党の小沢一郎代表は4日、堀江貴文元ライブドア社長と東京都内で公開対談し、安倍晋三首相が意欲を示す憲法96条の先行改正に重ねて反対を表明するなど、憲法論議で熱弁を振るった。対談はインターネットで中継され、夏の参院選をにらみ若年層ら「ネット世代」に存在感をアピールした。
ただ、堀江氏は「ほとんどの人は憲法には興味を持っていない」と述べ、議論はすれ違い気味だった。《共同通信》
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生活の党の小沢一郎代表は4日、東京都内での公開対談で、自民党幹事長当時の1991年、旧ソ連からの北方領土買い取りを検討したと明らかにした。既に旧ソ連高官は日本側の提案だったとする手記を公表したが、小沢氏は旧ソ連側から打診を受けたと説明した。
小沢氏は「(当時の)ゴルバチョフ大統領側近から話があった。何兆円だったか(覚えていないが)、一坪当たりで考えれば安いもので、大蔵省(現財務省)も『領土が返るのならばいい』となった」と回顧。91年3月にモスクワで大統領と2回にわたり会談した際に協議したが、実現しなかったと述べた。《共同通信》
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【J1・磐田】森下仁志監督の退任を発表
J1で17位に低迷する磐田は4日、森下仁志監督(40)が退任し、長沢徹ヘッドコーチ(44)が暫定的に監督に就任すると発表した。森下氏は2008年から磐田のトップチームでコーチを務め、監督に就任した昨季はJ1で12位。今季リーグ戦は4月27日の8戦目でようやく初白星を挙げるなど、ここまで1勝2分け6敗と苦しんでいる。《共同通信》
【子どもの人口】32年連続で減少
総務省は4日、「こどもの日」に合わせて15歳未満の子どもの推計人口(4月1日現在)を発表した。子どもの人口は前年より15万人少ない1649万人で、1982年から32年連続の減少。総人口に占める子どもの割合は12.9%(前年比0.1ポイント減)で、75年から39年連続低下した。人口、割合とも同じ手法で統計を取り始めた50年以降で最低を更新した。《毎日新聞》
【麻生太郎副総理】「中国とスムーズにいった歴史はない」
麻生太郎副総理兼財務相は4日、インドの経済団体主催の講演会に出席し「インドは陸上で中国と国境を接し、日本は海上で接触を持っているが、(日本は)1500年以上の長きにわたり、中国との関係が極めてスムーズにいったという歴史は過去にない」と発言した。
麻生氏は「我々の政権は自分の領土は自分で守る」と述べ、防衛費を増強したと説明。インドや米国、豪州との防衛協力について「きちんとした関係をつくっていかなければならない」とも語った。《日経新聞》
【中国・王毅外相】ブルネイ・ボルキア外相らと会談
中国の王毅外相は4日、東南アジア諸国連合(ASEAN)の議長国であるブルネイでボルキア外相らと会談、南シナ海の領有権問題などを協議し、初の単独外遊となるASEAN各国歴訪を締めくくった。
王氏は2日にインドネシアのマルティ外相と会談し、南シナ海の紛争回避を目的とした「行動規範」策定について局長級協議の開始で合意。3日にはシンガポールでシャンムガム外相と会談、規範を策定するかどうかについて「早期の結論」を得るため、活発に協議することで一致した。《共同通信》
【中国】上海、昆明で環境デモ
中国上海市松江区で4日、建設計画中の電池工場が環境汚染を招くとして、住民ら約700人が計画の全面撤回を求めデモ行進した。区政府庁舎前ではデモ参加者と警官隊がにらみ合ったが、区政府が環境評価のやり直しを約束したためデモ隊は解散、大きな混乱はなかった。
雲南省昆明市でも4日、製油工場の建設プロジェクトに反対する市民らによる抗議活動があり、地元住民は共同通信に対し「数千人が参加している」と話した。
中国では、急速な経済発展に伴う環境汚染の深刻化を背景に工場建設などに反対する抗議が続発。こうした環境デモが今回、最大の経済都市、上海に波及した。《共同通信》
【韓国】米大学進学試験の問題流出
韓国で米国の「大学進学適性試験」(SAT)の問題が事前流出した疑惑が浮上し、4日に予定されていた試験の実施が中止された。同試験での不正は過去にも繰り返されており、韓国の受験者の信頼失墜が懸念されている。
韓国検察は4日までに、問題流出に関わったとみられるソウル市内の予備校12カ所を家宅捜索し、講師ら十数人を出国禁止にして流出の経緯などを調べている。
SATの運営機関は韓国での試験実施が中止されたことを全米の大学に通知。ほかにも予備校での不正があれば通報するよう呼び掛けている。《共同通信》
【韓国・ソウル】南大門の復元記念式典
2008年に放火で全焼したソウル中心部の韓国国宝第1号、南大門(正式名・崇礼門)の復元を祝う記念式典が4日、門前で開かれた。一般公開も同日始まり、約5年3カ月ぶりに元の姿を現した門を見ようと、大勢の市民が訪れた。
ソウル最古の木造建造物だった南大門の復元には、伝統工法の職人ら延べ約3万5千人が動員され、約250億ウォン(約23億円)が投じられた。記念式典で朴槿恵大統領は「崇礼門の復活は単に文化財の復旧だけでなく、新たな希望の門が開かれたことを意味する」とあいさつした。
式典では、門の名称を記した額が除幕され、閉じた門を開く儀式が行われた。《共同通信》
【イタリア】空港職員ら客の貴重品盗む、29人逮捕
ANSA通信によると、イタリア南部ラメツィアテルメ市の検察当局は4日までに、乗客が預けた荷物から貴重品などを組織的に盗んでいたとして、窃盗容疑で同国航空会社最大手アリタリアの職員19人を含む29人を逮捕、その他に57人を取り調べていると発表した。
検察やアリタリアによると、ローマ―ラメツィアテルメでアリタリア機の乗客が預けた荷物が無くなるケースが相次ぎ、当局が約1年前から機内にビデオカメラを設置。アリタリアや荷物運搬会社の職員が荷物を盗む場面が捉えられた。
窃盗は両都市や北部ミラノやボローニャ、南部ナポリなど6都市の空港で行われていた。《共同通信》
【米・オバマ大統領】イスラエルの「自衛」容認
オバマ米大統領は4日、内戦が続くシリア領内でレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラへのミサイル輸送を阻止するためにイスラエルが行ったと伝えられた空爆に関連して、イスラエルの自衛行為は容認できるとの考えを示した。
訪問先の中米コスタリカで、米国のスペイン語メディアに語った内容としてロイター通信が伝えた。
オバマ氏は「最新兵器がヒズボラの手に渡らないよう、イスラエルが自衛するのは正当な行為だ」と述べた。オバマ氏は実際に空爆が実施されたかどうかについては確認を避けた。《共同通信》
【安倍晋三首相】帰国
安倍晋三首相は4日午後、プーチン・ロシア大統領との首脳会談や中東訪問など一連の日程を終え、政府専用機で羽田空港に帰国した。
日ロ首脳会談では、双方が受け入れ可能な北方領土問題の解決を目指し交渉を加速させるとした共同声明を発表。アラブ首長国連邦(UAE)、トルコ両国とは、日本の原発輸出を可能にする原子力協定を締結した。《共同通信》
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安倍晋三首相は4日、ロシア、中東歴訪を終えて休暇に入った。連日のハードスケジュールでたまった疲労を癒やし、連休明けから始まる2013年度予算案の国会審議に備える。
首相は4日午後、羽田空港に帰国。東京・富ケ谷の私邸に帰り、記者団に「(休暇中は)ゆっくり(過ごしたい)」と語った。
休暇は6日までの予定。5日には東京ドームで開かれる長嶋茂雄氏と松井秀喜氏への国民栄誉賞授与式に出席する。7、8両日は参院予算委員会の集中審議に臨む。《共同通信》