平成8661日目

2012/09/24

【この日の野田総理】

国連演説に意欲

野田首相は24日夕、米ニューヨークで開かれている国連総会出席のため政府専用機で羽田空港を出発した。出発に先立ち、沖縄県・尖閣諸島や島根県・竹島の問題を念頭に27日(現地時間26日)に予定される国連演説で「時として国家間でトラブルが発生するが、法の支配の考え方にのっとり紛争を予防し平和的解決を図る重要性を伝えたい」と記者団に意欲を示した。

演説では領土や領海問題で国際法を順守する方針を鮮明にし、尖閣諸島や竹島をめぐる日本の立場への理解浸透を図る。首相は「個別案件を演説で扱うことはない」とも指摘、対立を過度にあおらないよう中国や韓国の名指しは避ける考えだ。《共同通信》

野田佳彦首相は24日午後(日本時間25日午前)、国連総会に出席するため政府専用機で米ニューヨークに到着した。26日(同27日)に総会で演説し、沖縄県・尖閣諸島や島根県・竹島をめぐる中国や韓国との対立を念頭に、領土、領海問題を「法の支配」の原則にのっとり国際法で解決する重要性を訴える。《共同通信》




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【警視庁】ニセ医師を逮捕

東京都板橋区の民間病院「高島平中央総合病院」で医師免許がない男が非常勤医師として区民向けの健康診断をしていた問題で、警視庁は24日、世田谷区、無職、K容疑者(43)を詐欺と医師法違反(名称使用制限)、公文書偽造などの疑いで逮捕した。

逮捕容疑は10年5月〜11年11月、都内の医師専門の人材紹介会社を通じて偽造した医師免許証のコピーを同病院に渡し、医師であると信じ込ませ、健康診断を担当する非常勤医師として雇用契約。計44日勤務し、報酬として計262万円をだまし取ったなどとしている。「生活費が欲しかった。健康診断ならやれると思った」と容疑を認めている。

生活環境課によると、K容疑者は同じ名字の実在する医師の名前をインターネットで知り、免許証を偽造した。大学の教育学部を中退後、過去に3カ月、医療事務の勤務経験があるが、医療の知識は「看護師の勉強を独学でした程度」と説明している。ほかに長野県などの病院でも医師の名をかたり、健康診断に従事した可能性があるとみて調べる。《毎日新聞》

【沖縄・尖閣諸島】領海に中国監視船

沖縄県・尖閣諸島周辺の日本の領海に24日午前、中国の海洋監視船など3隻が相次いで侵入した。中国当局船の領海侵入は18日以来で、日本政府が尖閣諸島を国有化した11日以降では3回目。

24日午前、外務省の杉山晋輔アジア大洋州局長は韓志強駐日公使に電話で抗議。政府は首相官邸の危機管理センターに官邸対策室を設置した。野田佳彦首相は河相周夫外務事務次官と官邸で会い「連携を密にして情報収集するように」と指示した。

第11管区海上保安本部(那覇)によると、3隻は海洋監視船「海監46」「海監66」と漁業監視船「漁政310」。《共同通信》

【日本維新の会】減税日本に決別宣言

新党「日本維新の会」幹事長の松井一郎知事は24日、河村たかし名古屋市長率いる「減税日本」に関し「(政策が)微修正で一致するレベルではなく、連携できない」と述べ、次期衆院選での選挙協力は困難との認識を示した。府庁で記者団の質問に答えた。

これまで維新新党と連携を模索してきた河村氏への“決別宣言”で、減税日本の擁立区への対抗馬擁立も視野に、選挙準備を急ピッチで進める。

松井氏は、衆院選で減税日本と競合する小選挙区への擁立について「維新の会の考え方は全選挙区(擁立)だ。公募も含め目指す」と強調。一方で「戦略は考えなくてはならない」とも述べた。《共同通信》

【沖縄県・仲井真弘多知事】防衛相にオスプレイ配備中止要請

沖縄県の仲井真弘多知事は24日、森本敏防衛相と防衛省で会談し、月内にも予定される米軍新型輸送機オスプレイの普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)配備に関し「何とか思いとどまってもらいたい」と述べ、配備中止をあらためて要請した。

仲井真氏は「配備は、普天間飛行場の危険性を増大させる」と指摘し「配備計画は絶対に受け入れられない」とする要請書を手渡した。森本氏は「米軍の抑止機能をどう維持していくかが、われわれの課題」と指摘、会談は平行線に終わった。

政府は週内にも森本氏を沖縄県に派遣し、政府判断に理解を得たい考えだが、地元の反発が強く調整は難航している。《共同通信》

【細野豪志環境相】政調会長就任「悩んだ」

民主党政調会長に内定した細野豪志環境相兼原発事故担当相は24日、福島県庁で佐藤雄平知事に会い、「大変悩んだが最終的に受けることにした。立場は変わるが思いは変わらない」と述べ、就任に理解を求めた。政調会長就任後も、除染や中間貯蔵施設などの課題に党内で引き続き取り組む姿勢を強調し、党として福島支援を強化したいとの意向を示した。

細野氏は「首相から『政調会長として、福島の問題に全面的に党としてバックアップする体制をつくるのがよいのではないか』と言われた。福島の復興を前進させることができるなら受ける意味があると考えた」と釈明した。《共同通信》

【自民党総裁選】安倍、石原氏2位争い

共同通信社は24日、自民党総裁選の終盤情勢を探った。地方票で優位に立つ石破前政調会長が1回目の投票でトップとなり、安倍元首相と石原幹事長が激しく2位を争う構図は序盤と変わっていない。石破氏が1回目で過半数を獲得するのは難しく、決選投票となる見通しだ。決選投票は国会議員だけで行うため、2位の安倍氏か石原氏が、石破氏を逆転する公算も大きい。

1回目の投票は地方票300票と国会議員票199票の計499票を争う。過半数を獲得した候補者がいなければ、国会議員で上位2人の決選投票となる。《共同通信》



9月24日 その日のできごと(何の日)