平成8575日目

2012/06/30

【この日の野田総理】

造反者「厳正に対処」

野田佳彦首相は30日昼、都内で開かれた読売国際経済懇話会で講演し、消費増税関連法案の衆院採決で造反した民主党議員の処分に関し、「党のルールにのっとって厳正に対処するのが基本的な方針だ。来週早々にも役員会を開き、私も出席するつもりだ。そこで方向性を出す」と述べ、7月2日の役員会で処分案を示す考えを表明した。

6月30日のできごと(何の日)【野田佳彦首相】造反者「厳正に対処」
https://www.kantei.go.jp/

民主、自民、公明3党による修正合意を見直す可能性について、首相は「あり得ない。できるはずもない」と明確に否定。民主党の輿石東幹事長が小沢一郎元代表との会談で見直しに言及したとの一部報道に関しては「(3党合意を)修正するかのような話は(輿石氏からは)全くしていない。処分の軽い、重いの取り引きもしていない」と説明した。

首相は、消費増税に反対する小沢氏らを念頭に「先送りをすればするほど将来世代に負担を残す」と強調。「(小沢グループの)『増税の前にやるべきことがある』との言葉は響きのいい言葉だが、そう言い続けて今まで来たのではないか」とも語った。《時事通信》




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【エジプト】ムハンマド・モルシ氏が大統領に就任

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昨年2月にムバラク長期政権が崩壊した中東の地域大国エジプトで、選挙により大統領に選出されたモルシ前自由公正党党首(60)が30日、最高憲法裁判所で宣誓し、新大統領に就任した。暫定統治を行ってきた軍最高評議会は新大統領に行政権を移譲。モルシ氏は今後首相を指名し、組閣作業を本格化させる。モルシ氏は宣誓式で「憲法を尊重し、国民の利益を守る」と述べた。

中東民主化運動「アラブの春」で独裁政権が崩壊した国で、イスラム勢力出身の大統領が就任するのは初めて。軍出身者以外のエジプト大統領としても初めてとなる。《共同通信》

【レバ刺し最後の日】この日をもって焼肉店などでの生レバー提供が終了

親しまれてきた味が姿を消す-。牛レバ刺しの提供・販売の“最終日”となった30日、都内の焼き肉店には「最後にもう一度」と客が長い列をつくった。「寂しい」と惜しむ声が相次ぐ一方、「禁止はやむを得ない」と話す人もいた。

東京都台東区の「ホルモン寺」。予約で大半の席が埋まる中、午後5時の開店前には、残り少ない席を求め約40人が並んだ。ホルモン寺は4月から「さよならレバ刺しフェア」と1・5人前525円と通常より安値で提供、連日満席の状態が続いた。寺田穣店長(37)は、レバ刺しを次々と皿に盛り付けながら「再開を望んでいるが、腸管出血性大腸菌が検出される限り、規制は仕方がない」と冷静に話した。《産経新聞》

【宮城・石巻市】「巨大缶詰」撤去作業開始

東日本大震災の被災地の津波で流されて路上に横倒しになっていた巨大タンクの解体が30日、宮城県石巻市で始まった。鯨大和煮の缶詰が描かれ、被災の象徴的存在として保存を求める声もあったが、所有する水産加工会社が被災者の心情にも配慮し、撤去を決めた。《日経新聞》

【関西電力大飯原発】再稼働反対派が道路封鎖

関西電力大飯原発3号機の原子炉起動を目前に控えた30日、福井県おおい町には全国から再稼働に反対する市民らが集まって抗議活動を繰り広げた。一部グループの100人近くが原発のゲート付近の道路を十数台の車で封鎖、作業員が原発に出入りできなくなった。《共同通信》

【民主党・輿石東幹事長】造反処分案提示で首相と食い違い

民主党の輿石東幹事長は30日、甲府市内で記者会見し、消費税増税法案の衆院採決で造反した小沢一郎元代表らの処分案を7月2日の党役員会で示すことはないとの認識を示した。野田佳彦首相(民主党代表)は30日の講演で、2日の役員会で処分案を「発議」する可能性に言及しており、食い違った形だ。

輿石氏は、首相から講演前に連絡があったことを明らかにした上で「役員会で処分案を提示するということではない。首相は『早急に結論を出す』と意思表示する」と指摘。処分内容の調整について「まだ何もしていない」と述べた。《共同通信》

【民主党・小沢一郎元代表】近く離党で最終判断

民主党の小沢一郎元代表は30日、大阪市内で開かれた支持グループ議員の会合で、消費税増税法案に反対して近く離党を最終判断する考えを重ねて示した。「前回の衆院選とは全く逆で、民主党は逆風の中にある。どう打開して、どのように国民に訴えていくか、いま一生懸命考えている」と述べた。

衆院解散・総選挙の時期に関し「衆院で4年間の任期を満了したことは過去にほとんど例がない。遠からず行わざるを得ないのではないか」と指摘した。

野田佳彦首相の消費税増税方針を「国民の生活が第一という理念を掲げて政権交代を実現した。その約束を守る努力をしていかねばならない」と批判した。《共同通信》

【森本敏防衛相】沖縄県訪問

森本敏防衛相は30日、垂直離着陸輸送機MV22オスプレイを米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に配備する米側計画を説明するため沖縄県を訪問した。宜野湾市役所で佐喜真淳市長に会い「トータルで米海兵隊の能力を向上しようとするものだ」と理解を要請。佐喜真氏は「誠に遺憾で、許し難い。阻止してもらいたい」と配備に強く反対した。

森本氏は7月1日に沖縄県の仲井真弘多知事と会談。同日中に山口県に移動して二井関成知事や福田良彦岩国市長と会い、普天間に先立ち米軍岩国基地(岩国市)に先行搬入する計画を説明する予定だが、いずれも厳しい反応が予想される。《共同通信》



6月30日 その日のできごと(何の日)