平成8568日目
2012/06/23
【この日の野田総理】
沖縄全戦没者追悼式
沖縄戦終結から67回目の慰霊の日を迎えた23日、最後の激戦地となった沖縄県糸満市摩文仁(まぶに)の平和祈念公園で「沖縄全戦没者追悼式」が開かれた。野田佳彦首相が参列し、20万人を超えるといわれる犠牲者の冥福を祈った。
追悼式には横路孝弘、平田健二衆参両院議長や川端達夫沖縄担当相も出席。約5千人の参列者と黙祷をささげ、仲井真弘多知事が「平和宣言」を読み上げた。
首相は「戦争の惨禍を繰り返さないため国の安全保障に万全を期すことは国政を預かる者の務めだ」とあいさつ。沖縄は今年、本土復帰40年を迎えたが、現在も在日米軍専用施設の74%が集中していることを踏まえ、「沖縄に米軍基地が集中し、慚愧に堪えない。基地負担の早期軽減に全力を尽くす」とも強調した。首相は追悼式に先立ち、公園内の国立沖縄戦没者墓苑も訪れ、献花した。《産経新聞》
小沢氏らの説得続行
野田佳彦首相は23日、消費税増税を柱とした社会保障と税の一体改革関連法案の衆院採決に関し「民主党の方針に基づき一致結束してもらえるよう最後まで全力を尽くす」と述べ、小沢一郎元代表ら増税反対派の説得を続ける意向を強調した。沖縄県糸満市で記者団の質問に答えた。
首相は「党内でさまざまな意見があることは事実だ」と指摘。その上で「丁寧に議論し、党の方針をまとめてきた」と語った。
一方、民主党の東祥三衆院議員は23日のTBS番組で、小沢氏が一体改革法案に反対し新党結成に踏み切れば、同調する意向を表明した。《共同通信》
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【サッカー・香川真司選手】マンチェスターユナイテッドとの契約を終え帰国
サッカーのイングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッドと4年契約を結んだ日本代表MF香川真司が23日、世界有数のビッグクラブの一員に正式になった喜びを語った。英国から帰国し、成田空港での記者会見で「厳しい戦いに挑戦する権利を得て、楽しみに思う」と興奮冷めやらない様子で話した。
23歳の香川は21日夜に日本を離れ、22日朝にマンチェスターに到着。そのまま市内の病院で検査を受けた後、ホームスタジアムで契約を交わした。クラブのスタッフから歓迎されたという。背番号については「何番が空いているのか分からないが、希望は伝えた」と話すにとどまった。《共同通信》
【維新政治塾】第2期入塾式に900人参加
大阪維新の会(代表・橋下徹大阪市長)の維新政治塾は23日、次期衆院選に向け新たな段階に入った。大阪市で開かれた入塾式では東京都の石原慎太郎知事が基調講演。東西両トップの蜜月ぶりを印象付けたが、政策の違いも浮き彫りになり、「微妙な関係」が垣間見えた。
900人近い塾生が埋め尽くす会場で、橋下氏は消費増税法案を巡る政権運営を批判、解散総選挙に踏み切るよう訴えた。続いて石原氏が登壇。「大阪と一緒に中央の政権、官僚の支配を壊さないと」と塾生を鼓舞したが、消費税にはわずかに言及しただけだった。《毎日新聞》
【森本敏防衛相】カーター米国防副長官と電話会談
森本敏防衛相は23日、カーター米国防副長官と電話で会談し、米フロリダ州で起きた米空軍の垂直離着陸輸送機CV22オスプレイ墜落事故について「引き続き速やかな情報提供をお願いする」と要請した。カーター氏は「最新の情報を日本側に伝える」と回答したが、オスプレイの安全性についての言及はなかった。
森本氏は会談後、米国防総省で行った日米政府担当者による事故原因に関する協議について記者団に「専門的な見地から中身を精査する必要がある」と述べ、日本側担当者の帰国を待って内容を分析する考えを示した。《共同通信》
【東北新幹線】開業30周年
東北新幹線は1982年6月の開業から23日で30周年を迎え、大宮―盛岡を当時走っていた200系「やまびこ」が記念号として復活、同区間でリバイバル運転された。
おなじみの、だんご鼻のような先端部を持ち、白地の車体に緑のラインの10両編成。727席は予約指定で完売している。出発に先立ち、大宮駅でくす玉割りやテープカットなどの記念式典を開催。宇都宮や仙台など沿線各駅にも止まり、盛岡駅ではコンコースで一日駅長らが乗客を出迎え。
ほかに、新青森―東京で専用臨時列車「東京・TDR号」を運行し、記念入場券も各駅で販売。《共同通信》