平成8533日目
2012/05/19
【この日の野田総理】
仏・オランド大統領と会談
野田佳彦首相は19日午前(日本時間同日夜)、訪問先の米キャンプデービッドで、フランスのオランド大統領と初めて会談した。両首脳は、二国間関係の強化・拡大で合意。欧州債務危機が再燃することへの懸念でも一致した。
首相は「日仏は基本的価値と利害を共有している。国際社会のあらゆる課題に連携・協力していきたい」と述べ、大統領の訪日を要請。大統領も「二国間関係を強化・拡大したい」と語り、特に新エネルギーの促進や、石油価格管理の分野で連携する意向を示した。《朝日新聞》
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【渡辺玉枝さん】73歳で2度目のエベレスト登頂に成功
ネパールの山岳関係者に入った連絡によると、世界最高峰エベレスト(中国名チョモランマ、8848メートル)登山に挑戦していた渡辺玉枝さん(73)=山梨県富士河口湖町=が19日午前7時(日本時間同10時15分)ごろ、登頂に成功し、自身が持つ女性最高齢の記録を10年ぶりに更新した。渡辺さんの健康状態は良好という。
渡辺さんは2002年5月にも63歳でエベレストを制覇。ポーランド人登山家が保持していた当時の記録を塗り替えた。05年に故植村直己さんの業績を記念した「植村直己冒険賞」を受賞した。渡辺さんに同行しているカメラマンの村口徳行さんも7回目の登頂成功となり、自身が持つ日本人の最多登頂記録を更新した。《共同通信》
【石巻港】震災がれき搬出始まる
宮城県石巻市の震災がれきのうち、木くずを中心とする可燃物約80トンの搬出作業が19日、石巻港の中間処理施設で始まった。受け入れを検討している北九州市で試験焼却する。22日に北九州市に到着する予定。政府が被災地以外で引き受ける広域処理への協力を呼び掛ける中、震災がれきが西日本に入るのは初めて。
がれきはダンプカー27台で運搬。袋に詰めたがれきを1台5、6袋ずつ積載する。北九州市は16日、がれき受け入れの可否を判断するため、23~25日に市内2カ所の焼却炉で試験焼却を行うと表明。これを受け、がれきの選別や破砕、袋詰めといった準備が石巻港で進められていた。《共同通信》
【関西広域連合】今夏は「15%以上」節電を了承
関西広域連合は19日の会合で、今夏の電力需給対策について、関西電力大飯原発3、4号機の再稼働がないことを前提に、国や関電が求めていた2010年比で15%以上の節電を構成団体の府県民や企業に要請することを了承した。広域連合の検証チームが関電の需給見通しデータを精査し、「15%以上」の節電目標は妥当と判断した。
政府から参加した細野豪志原発事故担当相は、大飯原発再稼働への理解をあらためて求めた。
これに対し、橋下徹大阪市長は「東京電力福島第1原発事故への対策では、国民は安心できない」と述べ、一層の安全対策強化を重ねて求めた。《共同通信》
【名古屋市・河村たかし市長】南京事件「自由な討論を」
名古屋市の河村たかし市長は19日、市内で開かれた「自由な議論で『南京』の真実を究明しよう」と題した公開討論会であいさつし「中国も日本の方もみんな自由に(南京事件を)議論するべきだ」と呼び掛けた。
河村市長は米国の高校で使用されている教材のコピーを用い「旧日本軍は2カ月間に数十万人の非武装の兵士や民間人を殺害し南京市内の住宅の3分の1を焼き払った」と記されていると紹介。「事実であれば、許されない」と前置きし「ただそうでなければ、少なくとも自由な議論はされるべきだ」と訴えた。
河村市長は2月、「南京事件はなかったのではないか」と発言、波紋が広がった。《共同通信》