平成8407日目

2012/01/14

この日のできごと(何の日)

【台湾総統選挙】国民党・馬英九総統が再選

台湾の総統選と立法院(国会)選が14日投開票され、与党、国民党の現職候補、馬英九総統(61)が野党、民主進歩党(民進党)の候補、蔡英文主席(55)らを下し、再選を果たした。

経済関係を中心に中台関係を改善させた馬氏の実績が認められたことになり、対中融和路線を継続する。馬氏は「私個人の勝利ではなく、台湾人民の勝利だ」と宣言した。中国は経済面だけでなく、将来の中台統一を目指した政治協議入りへの圧力を高めそうだ。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

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【将棋連盟・米長邦雄会長】将棋ソフトに完敗

日本将棋連盟の米長邦雄会長(68)=永世棋聖=と将棋コンピューターソフト「ボンクラーズ」の特別対局が14日、東京都渋谷区の将棋会館で行われ、後手の米長会長が113手で敗れた。対局は、平手で持ち時間は各3時間。米長会長は2手目に玉を上げる研究手を用いたが、ソフトの鋭い攻めが決まり、押し切られた。

完敗を喫した米長会長は「見落としがあった」と無念そうに話した。ボンクラーズの開発者、伊藤英紀さん(49)は「今後も実力をつけて、いずれトップ棋士に挑戦したい」と語った。米長会長は、名人1期などタイトル計19期を獲得し、2003年に現役を引退した。《共同通信》

【松原仁拉致問題担当相】横田夫妻を訪問

松原仁拉致問題担当相は14日、北朝鮮拉致被害者の横田めぐみさんの両親、滋さん(79)と早紀江さん(75)夫妻が住む川崎市内のマンションを訪れ「あらゆる手段を使って精いっぱい頑張ります」と拉致問題解決への決意を直接伝えた。

早紀江さんはめぐみさんのアルバムを見せながら「まるで昨日のようですが、(拉致から)もう35年。拉致問題に詳しい方が大臣になって本当によかった。期待しています」と悲痛な表情で訴えた。

胸に青いリボンを着けた松原氏は「金正日(総書記)が死亡し、権力移行した今がチャンス。家族会、救う会の皆さんの情熱と共に全力で取り組んでいきたい」と応じた。《共同通信》

【この日の野田総理】

「改革もう待ったなし」

野田改造内閣の発足から一夜明けた14日午前、新任閣僚がさっそく始動した。野田佳彦首相も昼のテレビ東京番組に出演し、内閣改造について「社会保障と税の一体改革などに結論を出し前進させるため、推進力、突破力のある人を選び態勢を強化した」と説明した。

一体改革については「社会保障制度を支える安定財源が議論の核心でもう待ったなしだ」と強調。歳出抑制策を含む社会保障制度改革についても「不断の努力をする」と述べた。

田中直紀防衛相は同日午前、参院議員会館で記者団に「米軍普天間飛行場移設問題など広範な課題があるが、少しでも前進できるよう丁寧に取り組みたい」と述べた。《共同通信》

国債維持に危機感

野田佳彦首相は14日、フランス国債の格下げを受け、日本国債格付け維持に強い危機感を表明、財政再建の必要性を強調した。

首相はテレビ東京番組で「欧州危機は対岸の火事ではない。(最上位の)フランスですら格付けが下がる状況だ。今のままの財政運営でいったら日本(の国債)にスポットライトが当たってしまう」と述べた。

米格付け会社などは昨年、日本の国債を一段階引き下げていた。《共同通信》



1月14日 その日のできごと(何の日)