平成8221日目

2011/07/12

【石巻魚市場】仮設で再開

全国有数の水揚げを誇る宮城県・石巻漁港が12日、震災後初めて水揚げを再開した。岸壁に設置された仮設テントでは競りが始まり、「さかなの町」に久しぶりに威勢のいいかけ声が響いた。

だが、津波被害を受けた後背地にはまだがれきが残り、水産加工業者はほとんどが稼働していない。本格的な復興はまだ先だ。

午前6時前から、イカ釣り漁船などが入港。スルメイカやタコ、カレイが次々に運び込まれた。仮設テントでの競りには市内の仲買人が集まり、かけ声に乗って飛ぶように売れた。

がれきを撤去し、電気が復旧したことから4カ月ぶりの再開にこぎ着けた。漁港では製氷工場も被災したため、冷凍コンテナを設置して氷を用意した。《朝日新聞》




【JR総武線・新小岩駅】自殺の巻き添えで4人軽傷

12日午前10時10分ごろ、東京都葛飾区のJR総武線新小岩駅のホームで、中年の女性が通過中の成田空港発大船行きの特急「成田エクスプレス10号」に飛び込んだ。女性ははね飛ばされ、約5メートル離れたホーム上の売店に突っ込み死亡。店内や付近にいた男女4人が軽傷を負った。

警視庁葛飾署などによると、死亡した女性は40~50歳ぐらい。巻き込まれて負傷した4人は29~34歳で、病院に搬送された。ホームのカメラに女性が特急に飛び込む様子が写っており、同署は自殺とみて身元の確認を急いでいる。《共同通信》

【菅直人首相】原発の国有化含め検討

菅直人首相は12日、衆院東日本大震災復興特別委員会で、東京電力福島第1原発事故を受けた原発政策の見直しに関連し「事故リスクの大きさを考えると、民間企業という形がそれを担えるのか」と疑問を提示。政府による原発事業の国有化を含め、既存の民間電力会社から事業を切り離すことも検討する意向を表明した。原子力の活用を柱とした現在のエネルギー基本計画も抜本的に見直す考えを示した。

原発政策をめぐっては、日本では民間9電力が原発事業を進めていることについて「各国の例を見ても必ずしもそうでないところもあり、議論が必要だ」と強調した。《共同通信》

【タレント・宮尾すすむさん】死去

軽妙な語り口のテレビリポーターとして人気を集めたタレントの宮尾すすむさんが12日午後2時56分、肺炎のため死去した。77歳。鹿児島県出身。

戦後、中国から鹿児島県に引き揚げた。漫談家の宮尾たか志さんに弟子入り。ジャズ喫茶やクラブ、森進一さんら人気歌手の公演などで司会をした。その後、テレビのワイドショーなどのリポーターとして活躍。各地の社長宅を訪れて成功談や苦労話を聞く「ああ日本の社長」は長く続いた名物コーナーだった。《共同通信》

7月12日/のできごと