平成8178日目

2011/05/30

【この日の菅直人総理】

千鳥ヶ淵戦没者墓苑拝礼式

平成23年5月30日、秋篠宮同妃両殿下の御臨席を仰ぎ、菅総理は東京都千代田区の千鳥ヶ淵戦没者墓苑で行われた拝礼式に出席しました。

今回の式典においては、政府が派遣した戦没者遺骨帰還団等により、硫黄島、東部ニューギニア等において収容した戦没者の御遺骨のうち、遺族に引き渡すことができない1,689柱が同墓苑に納骨されました。

式典では、菅総理をはじめ、関係閣僚、関係国駐日大使、関係団体の代表、遺族の方々等が参列し、戦没者に対して哀悼の誠を捧げました。《首相官邸》

社会保障改革に関する集中検討会議

平成23年5月30日、菅総理は総理大臣官邸で、第9回となる社会保障改革に関する集中検討会議を開催しました。

菅総理は、本日の議論を踏まえ、「まず社会保障改革の全体像を、そして改革後の費用推計、そして社会保障・税の一体改革の基本的姿、これらの中身の集約をぜひ進めていただきたいと思っています。
また、この検討の中で安心3本柱という検討を前回お願いしましたけれども、それに加えて公平・公正な支え合い、また新たな成長への視点、この2つを重視した検討をお願いしたいと思います。
具体的に支え合いの3本柱ということで申し上げますと、世代内、そして世代間での公平な支え合い、また重点的な支え合い、そして超高齢時代に合った支え合い、こういった支え合いの3本柱の検討をお願いしたいと思います。
また成長の3本柱としては、技術革新の重視、事業主体の多様化、さらに新たなサービス分野の創出という3点の検討をお願いしたいと思います。」と述べました。《首相官邸》

5月30日のできごと(何の日)【菅直人首相】社会保障抑制を指示

菅直人首相は30日、社会保障と税の一体改革を検討する政府・与党の集中検討会議(議長・菅首相)で、世代内、世代間公平などを目的とし、社会保障給付費の削減を含む効率化策を検討するよう指示した。

これを受け、政府・与党は高所得年金受給者の基礎年金を減額し、最大で50%をカットする制度などを軸に社会保障改革案のとりまとめを目指す。また、民間出身委員らは同会議に対し、消費税率を「段階的に引き上げるのが望ましい」とする報告書を提出した。政府では10%を視野に検討が進められている。《産経新聞》




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【さいたま市大宮区】で29歳警視庁巡査長が盗撮

女子高生のスカートの中を盗撮したとして、埼玉県警大宮署は30日、県迷惑行為防止条例違反(盗撮)の現行犯で、警視庁城東署巡査長、S容疑者(29)=埼玉県上尾市=を逮捕した。同署によると、容疑を認めているという。

逮捕容疑は30日午後4時20分ごろ、さいたま市大宮区のJR大宮駅の通路で立って待ち合わせをしていた県内の私立高校2年の女子生徒(16)と3年の女子生徒(17)の後方から、靴の先に固定したペン型ビデオカメラでスカートの中を撮影したとしている。

大宮署によると、私服でパトロールしていた県警鉄道警察隊員が発見し、その場で現行犯逮捕した。S容疑者は「公休で休みだった」と説明しているといい、同署で詳しい経緯を調べる。《産経新聞》

【仙谷由人官房副長官】「震災復興遅れてない」

仙谷由人官房副長官は30日の記者会見で、菅政権の東日本大震災復興の取り組みに批判が出ていることについて「震災復興が遅れているなんて全然思わない」と反論した。

政権の復興策は、朝日新聞の世論調査で「評価しない」と答えた人が5割を超えるなど、評判がよくない。

仙谷氏は「国もあらゆる施策を用意した。段取りのいい首長がいる市町村は仮設住宅建設も早く、そうでないところをとらえて批判するのは『木を見て森を見ず』だ」と強調。「政府がやっていないという報道が多すぎる」と報道機関に対し不満を漏らした。

さらに「『木を見て森を見ず』は国民なのか」との質問が出ると「そういう部分もなきにしもあらずだ」と答えた。《朝日新聞》

【焼肉酒家えびす集団食中毒事件】

食中毒再発防止へ指導強化を 砺波市長が知事に要望

焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」の集団食中毒事件で、死者3人を含む99人の患者を出した砺波店がある砺波市の上田市長が30日、県庁を訪れ、再発防止に向け県による指導体制の強化などを求める要望書を石井知事に提出した。

要望書は、▽食品衛生監視指導の充実による食中毒の再発防止▽生食用食肉の衛生基準について、食品衛生法に基づく法的な拘束力のある基準とするように国に働き掛けること-の2点を求めている。市長は「過去に前例がない出来事で市民も大変心配している。再発しないよう指導をお願いしたい」と要望した。

知事は、肉の生食提供に関する国の衛生基準が秋から法的強制力のあるものになることを説明し、「県としても二度と起こらないよう最大限努力したい」と述べた。《北日本新聞》

新たな患者、退院者なし

焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」の集団食中毒事件で、県は30日、砺波店(砺波市となみ町)と高岡駅南店(高岡市大野)、富山山室店(富山市公文名)を利用した患者数が、計163人(死者3人含む)と発表した。患者数は25日以降変わらず、新たな退院者も26日以降確認していない。現在の入院者数は15人で、全員が溶血性尿毒症症候群(HUS)を発症し重症。《北日本新聞》



5月30日 その日のできごと(何の日)