平成8099日目
2011/03/12
【長野県栄村】震度6強
12日午前3時59分ごろ、長野県栄村で震度6強の地震があった。新潟県中越も6弱、群馬県北部と新潟県上越で5強を観測した。午前4時32分ごろと5時42分ごろにも、長野県で震度6弱の地震が起こるなど余震が相次いだ。気象庁は「11日の大地震に誘発された可能性は否定できない」としている。同庁によると、震源地はいずれも新潟県中越地方で、震度6強となった地震はマグニチュード(M)6・7、震源の深さは8キロと推定される。
長野、新潟両県警などによると、家具が倒れるなどで計約30人がけが。新潟県十日町市で土砂崩れに巻き込まれた住宅から男性2人、女性1人の3人を救出した。十日町市と新潟県津南町などの少なくとも14カ所で地震によるとみられる雪崩があった。
新潟県などによると、長野県飯山市から新潟県境まで、国道117号が路面の陥没や雪崩で一部通行止めになった。栄村では土砂崩落により県道が寸断された。JR飯山線では、栄村と津南町の間で線路の下の土砂が崩れ落ちレールが宙に浮いた状態。栄村の森宮野原駅では除雪車が脱線した。また、長野県野沢温泉村と飯山市、栄村で計約400戸が停電、十日町市と津南町では最大計約1300戸が停電した。《共同通信》
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【九州新幹線鹿児島ルート】全線開通
九州新幹線・鹿児島ルートが12日朝、全線開通した。2004年3月に部分開通していた鹿児島中央―新八代に加えて、新たに新八代―博多を運行し、山陽新幹線への乗り入れも始めた。11日に発生した東日本大震災の被災に配慮し、記念式典は各駅で取りやめとなったが、列車運行はダイヤ通りに始まった。
福岡市のJR博多駅では午前6時10分、鹿児島中央行きの一番列車「つばめ327号」が大勢の関係者に見送られて発車した。出発前の記念式典は、東日本大震災が起きたことで前日に中止が決まり、静かな出発となった。
この日開通したのは、全線288キロのうち博多―新八代の151キロ。これで鹿児島から青森までが新幹線でつながった。列車は、最速の「みずほ」と「さくら」、各駅に止まる「つばめ」の3種類。「みずほ」「さくら」は山陽新幹線にも乗り入れる。《朝日新聞》
【福島第一原発1号機】水素爆発
経済産業省の原子力安全・保安院は12日、東日本大震災で被害を受けた東京電力福島第一原子力発電所1号機(福島県大熊町)で、午後3時30分ごろに爆発音を伴う水素爆発が起きたことを明らかにした。
枝野幸男官房長官は同日夜、原子炉の安全性を保つ格納容器は損傷しておらず、今後の損傷を防ぐため、容器を海水で冷やすよう指示したことを明らかにした。
一方、福島県は同日、近くの高校のグラウンドにいた3人が被曝(ひばく)していたと発表した。3人を含む90人が救助を待っている間に爆発が起きており、県は全員が被曝した可能性があるとみて検査する。《朝日新聞》
【菅直人首相】地震による被災状況を確認
菅直人首相は12日、東日本大地震による被災者の救援態勢づくりや被災情報の収集に追われた。朝からヘリコプターで上空から被災状況を確認し、東京電力福島第一原子力発電所も視察。その後、同発電所で爆発が起き、夜には記者会見を開いて対策に全力を尽くす姿勢を強調した。《朝日新聞》