平成8073日目

2011/02/14

【元海上保安官・一色正春氏】日本外国特派員協会で講演

尖閣諸島沖の中国漁船衝突映像を動画投稿サイト「ユーチューブ」に流出させた神戸海上保安部の一色正春・元海上保安官(44)が14日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で講演し、「国のためか、国民のためか、どちらがウエートが重いかを考えて行動した」と投稿の理由を語った。

一色元保安官は濃紺のスーツ姿。緊張した面持ちで自己紹介を行った後、「(中国が)日本侵略を開始したとも受け取れる行動をしている」などと述べた。聴衆の中にいた石原慎太郎・都知事も「あなたの愛国的な行動に感謝する。退職したのは残念だ」と発言した。

一色元保安官は昨年12月、停職12月の懲戒処分を受けて辞職し、先月、国家公務員法(守秘義務)違反で不起訴(起訴猶予)となった。《読売新聞》



【東京地裁】夫婦別姓求め男女5人が提訴

夫婦別姓を望む東京、富山、京都在住の男女5人が14日、結婚でいずれかの姓にしなければならない民法の規定は「両性の平等」を定めた憲法に違反するとして計600万円の国家賠償を求め東京地裁に提訴した。うち4人は東京・霞が関の司法記者クラブで会見し「政治にはこれ以上期待できない」と訴えた。

5人のうち、事実婚の夫婦2人は婚姻届の不受理処分の取り消しも東京都荒川区に求めた。原告の代理人弁護士によると、夫婦別姓を求める訴訟は初めて。

訴状によると、憲法24条で「両性の本質的平等」を保障されているのに、婚姻による改姓で夫婦どちらかに不平等が生じ、権利を侵害されていると主張。96年に法制審議会が選択的夫婦別姓制度を盛り込んだ民法改正要綱をまとめながら、改正しないのは「立法の不作為」に当たるとしている。《共同通信》

【民主党】小沢氏を「党員資格停止」に

民主党は14日、役員会を開き、政治資金規正法違反の罪で強制起訴された小沢一郎元代表を裁判が終わるまで「党員資格停止」処分とするよう15日の常任幹事会に諮ることを了承した。小沢氏を支持する幹部が出席した役員会で処分方針が了承されたことで月内にも決着する見通しとなった。

処分問題は今後、常任幹事会と党倫理委員会で議論される。処分に反発する小沢氏や支持グループの動向が焦点となるが、常任幹事会などは執行部側のメンバーが多数で処分方針を受け入れるとみられる。

役員会には菅直人首相(党代表)も出席。岡田克也幹事長が(1)議員本人が起訴された事実は重い(2)元秘書3人も起訴された(3)衆院政治倫理審査会への出席要請に応じなかった―の3点を指摘し、事実上、政治活動を制限する「党員資格停止」の方針を提案した。

正式メンバー15人のうち輿石東参院議員会長ら参院幹部が「裁判結果を待つべきだ」などと反対論を展開したが、最後、首相が「幹事長提案の方向で了としたい」と締めくくった。《共同通信》

【和田寿郎さん】死去

1968年に日本初の心臓移植手術を実施した札幌医大名誉教授の和田寿郎氏が14日午後1時30分、肺炎のため東京都豊島区の自宅で死去した。88歳。札幌市出身。

北海道大医学部を44年に卒業。北大の特別研究生や講師、米国留学、札幌医大教授などを経て、77年からは東京女子医大教授も務めた。

札幌医大第2外科(胸部外科)教授だった68年8月8日未明、北海道小樽市の海岸でおぼれた大学生の男性=当時(21)=の心臓を、心臓弁膜症で入院していた男性=当時(18)=に移植する国内初の心臓移植手術を実施。移植手術を受けた男性は同年10月29日に死亡した。世界では30例目だった。《共同通信》



2月14日のできごと