平成8017日目

2010/12/20

【菅直人首相】民主党・小沢元代表と会談

菅直人首相は20日、衆院政治倫理審査会への出席を促すため、民主党の小沢一郎元代表と官邸で約1時間半にわたり会談したが、説得は不調に終わり決裂した。これを受け、党執行部は野党の求める証人喚問に同調することも選択肢とする強い姿勢で臨む方針を固めた。

結論を27日に先送りした上で党の意思決定を図る意向だが、小沢氏側が反発を強めるのは必至。先の党代表選から続く小沢氏をめぐる対立は一層激化し、首相の指導力を疑問視する声も高まりそうだ。《共同通信》

菅直人総理(代表)は20日午後、同日午前に行われた小沢一郎元代表との会談を受けて記者団に語った。

会談では衆議院政治倫理審査会に自ら出席するよう改めて要請した菅総理(代表)に対し、小沢元代表からは「出る必要がない。議決があっても出ない」と出席しない考えが伝えられたと菅総理(代表)は明かした。

そのうえで菅総理(代表)は「議決があっても出ないという姿勢を示したので、私としては『党としての方向性のなかで物事を決めなければならなくなる』と申し上げた」と述べ、20日の役員会で今後の対応を協議する考えを示した。

小沢元代表からは、今のいろいろな国会運営、あるいは選挙の状況について「政治とカネ」の問題も影響はあるかも知れないが、それ以外の影響の方が大きいのではないかとの指摘があったと菅総理(代表)は語った。これに対して菅総理(代表)は、「どの程度の幅かは別として小沢さんの政治とカネの問題も国会運営や選挙にマイナスの影響がある。まずはそうした問題を取り除くためにも全党的な立場から協力をしてほしい」と求めたと明かした。《民主党ニュース》




昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

このサイトについて

【広島・前田健太投手】契約更改

セ・リーグの投手3冠で沢村賞に輝いた広島の前田健太投手(22)が20日、マツダスタジアムで7200万円増の年俸1億2000万円、タイトル料3000万円で契約を更改した。1億2000万円は栗原、永川勝とともにチーム最高年俸となる。(金額は推定)《共同通信》

【仙谷由人官房長官】会見

仙谷由人官房長官は20日午前、首相官邸で会見し、韓国の延坪島射撃訓練実施に関して記者から問われ、「現時点では、韓国政府が訓練を開始したという情報はまだ届いていない」としたうえで、「韓国政府には通常の軍事練習を自らの判断で行う権利をもっていると私は判断している」との認識を示した。

同時に、「北朝鮮はこれを理由、口実として、挑発的な行動をとらないことを日本政府としては強く希望しているところだ」とも語った。

あわせて、「現在、国連の安保理の場で最近の朝鮮半島情勢の協議が行われている。わが国は安全保障理事国として、この問題の当事者である韓国や米国、その他の関係国と緊密に連携して、北朝鮮に対するしっかりとしたメッセージが発信されるよう努力を続けている。今後ともその努力をしていきたいと考えている」との方針を述べた。

また、ウラン濃縮活動や過日の北朝鮮による韓国への砲撃事件を列挙して官房長官は、「一連の北朝鮮による挑発行動をわが国としては強く非難してきところ。北朝鮮による更なる挑発行動が行われてはならないと考えている。北東アジアの緊張がこれ以上高まることがないように日本としては強く希望している」と表明。日本政府としては推移を注視し、情報収拾に全力を傾注して万全の体制をとっていくということで同日9時半、官邸において官房長官、外務大臣、防衛大臣等が出席のもとで、最新の事態の状況等について意見交換を行ったとも報告。総理からは「引き続き情報収拾に万全を期し、同時に事態の進展に応じて国民の安全安心の確保に万全を期すように指示があった」と官房長官は語った。《民主党ニュース》



12月20日 その日のできごと(何の日)