平成7965日目
2010/10/29
【この日の菅直人総理】
ベトナム訪問1日目 -日本ASEAN首脳会議ほか-
平成22年10月29日(現地時間)、ASEAN(東南アジア諸国連合)関連首脳会議出席のためベトナムのハノイを訪れている菅総理は、第2回日メコン首脳会議、ASEAN10カ国首脳との第13回日ASEAN首脳会議及びASEAN10カ国に日中韓の3カ国を加えたASEAN+3首脳会議に出席しました。
また、会議終了後、中華人民共和国の温家宝国務院総理、大韓民国の李明博大統領と日中韓首脳会談を、フィリピン共和国のベニグノ・アキノ3世大統領と首脳会談を行いました。
その後、菅総理は、翌30日に開催される東アジア首脳会議(EAS)に先駆け、参加するASEAN10カ国、中国、韓国、インド、オーストラリア及びニュージーランドの首脳らによるベトナム首相夫妻主催の夕食会に出席しました。《首相官邸》
菅直人首相は29日午前、東南アジア・メコン川流域の5カ国(カンボジア、ラオス、ミャンマー、タイ、ベトナム)の首相と対話する日メコン首脳会議に出席した。同会議は今回で2回目。日本がメコン川流域の経済発展に協力姿勢を示す共同声明を取りまとめた。
メコン川流域地域は豊富な天然資源を抱え、労働力も安価なことから今後の経済成長が見込まれている。昨年11月に東京で開かれた同会議の初会合では、この地域に対し3年間で5千億円以上の政府の途上国援助(ODA)を行うことなどを盛り込んだ「東京宣言」を採択した。《朝日新聞》
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【前橋地裁】学校法人「堀越学園」に2億円支払い命令
群馬県高崎市の学校法人堀越学園が、不動産取引をめぐり同県太田市の学校法人太田アカデミーから違約金2億円の支払いを求められた訴訟の判決で、前橋地裁高崎支部(松丸伸一郎裁判長)は29日、請求通りの支払いを命じた。
判決によると、2008年6月、経営悪化を理由に堀越学園から融資を求められた太田アカデミーは、堀越学園の運営する専門学校の土地建物を購入する契約を結び、手付金1億円を振り込んだ。違約金は2億円としていた。期日の同年9月30日までに、土地建物は引き渡されなかった。《スポニチ》
【仙谷由人官房長官】会見
仙谷由人官房長官は29日午前、首相官邸で会見を行い、記者団から同日夕にPKOのあり方を考える懇談会の初会合が開かれることに関して質問を受け、「この間の国際情勢の現場を見ると、我が方は国連改革を主張していることと、国連の実態ならびに国連を中心に社会経済政策を含めて安全保障に深くつながり、PKOの任務がますます多岐、重層的になってきつつある」と現状を分析。そのうえで、「これから日本がPKOという重要な役割をどう展開していくのか、もう少し世界的な貢献ができるための国内態勢をとらなければならない。PKOについて日本が再構築を図っていくことが必要である」と設置の趣旨を説明した。PKOの5原則(紛争当事者間の停戦の合意、日本の参加に対する紛争当事者と受入国の合意など)については、議論をしていくことになるとの見通しを語った。
次に、調整されているベトナム・ハノイでの菅直人総理(代表)と温家宝首相との日中首脳会談については、「日中首脳会談が開かれるなら、これからの21世紀のアジアに安定的な市場をどうやって作っていくか、戦略的互恵関係が充実、豊富化していければそのことに資する」とし、そのためには両国の政府が全ての問題に冷静に対応していくことが必要との認識を示した。《民主党ニュース》
【中国】首脳会談を拒否
菅直人首相が31日までのベトナム訪問中の実現を目指していた中国の温家宝首相との会談は29日夜、見送られることになった。日中両政府は同日中の開催で調整したが、最終的に中国側が拒否した。中国外務省の胡正躍外務次官補は「日本側が会談を実施する雰囲気を壊した」と指摘。29日午前の日中外相会談での東シナ海ガス田問題をめぐるやりとりに関し、日本側が事実と異なる内容を発表したと批判した。
菅首相は尖閣諸島付近で起きた漁船衝突事件により悪化した両国関係の改善を進めたい考えだったが、逆に溝の深さを印象付けた。11月中旬に横浜市で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)に併せた胡錦濤国家主席の来日に影響する可能性もある。《共同通信》