平成7901日目

2010/08/26

【この日の菅直人総理】

記者ぶらさがり

菅直人総理(代表)は26日夜、首相官邸で記者団に対し、「今我が国は円高を始め、経済的に厳しい状況にある。まず、こういった問題に対して経済対策の基本方針の道筋を作り上げたい」との考えを示した。

さらに同日、経済対策について党の考え方として、政策調査会から提示がなされたことも踏まえ、いつ、どの様な形で取りまとめていくのかとの質問には、「明日、経済関係の閣僚会議を開催し、その場で対策の基本方針の取りまとめに向けて検討を加速させていきたい」と答え、早急な追加経済対策の取りまとめを行う方針を表した。《民主党ニュース》




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【高速増殖炉もんじゅ】炉内中継装置落下事故

日本原子力研究開発機構は26日、停止中の高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の原子炉建物で、燃料交換時に用いる重さ3・3トンの炉内中継装置をつり上げて撤去作業中、原子炉容器内に落下したとみられると発表した。燃料漏れ検出器の数値に変化がないことから燃料には異常がないもようで、環境への影響はないとしている。

炉内中継装置は、新燃料集合体や使用済み燃料の装荷、取り出しの際に炉心の斜め上部に一時的に据え付ける機器。長さ約12メートル、直径55センチの筒状の構造物で、重さは約3・3トン。もんじゅは本年度の試験を終え、新燃料集合体を交換するために7月27日に据え付けた。11〜17日には新燃料集合体33体の交換を実施。その後、燃料交換に必要な機器類の撤去を順次行っていた。

原子力機構によると、26日には炉内中継装置の取り外しが行われ、午後2時48分ごろ、同装置の上部に2個のつめが付いたグリッパー(つかみ具)をひっかけて、ステンレスワイヤで約2メートルつり上げたところ、荷重がなくなった。

当時、原子炉格納容器内の炉上では、職員ら7人がワイヤの巻き上げ操作しており、全員が衝突音を聞いたという。このため作業を中断した。同装置は、つり上げる前の場所に落ちているとみられる。

放射線モニターや原子炉容器内のナトリウムの液面、燃料漏れ検出器などの数値に変化はないという。

このグリッパーは、21日には約3・4トンの燃料交換装置をつり上げて取り外し作業を行う際にも使っていた。原子力機構はグリッパーなどに問題がなかったかを調べるほか、原子炉容器や炉心に破損がないかも調査する。《共同通信》

【民主党代表選】小沢一郎氏が出馬表明

民主党の小沢一郎前幹事長は26日朝、東京都内で鳩山由紀夫前首相と会談し、「同志として協力が得られるならば出馬したい」と述べ、9月1日告示、14日投開票の党代表選に立候補する意向を伝えた。鳩山氏も小沢氏支持を表明した。代表選は菅直人首相と党内最大勢力を率いる小沢氏が対決する構図となり、党を二分する激しい選挙戦となるのは必至だ。

小沢氏と鳩山氏の会談は、都内の鳩山氏の個人事務所で約30分間行われた。小沢氏は「(2003年の)民由合併時からの同志として出馬したい」と決意を表明した。

会談終了後、小沢氏は記者団に「鳩山前首相から、『代表選に出馬を決断するならば、自分としては全面的に協力し、支援していきたい』というお話をいただいた。不肖の身であるが、代表選に出馬する決意をした」と語った。

これまで菅首相支持を表明してきた鳩山氏は記者団に「(民由合併では)私の一存で民主党に入ってもらったので、その経緯から私が応援するのが大義だ」と述べ、小沢氏支持を明言した。

小沢氏は会談後、鈴木克昌、松木謙公の両衆院議員ら小沢氏直系の議員グループ「一新会」の幹部を都内の個人事務所に集め、「挙党態勢ということで菅さん側に話をしてきたが、全く受け入れられなかった。国の危機を打開するためにも、立候補することにした」と語った。《朝日新聞》



8月26日 その日のできごと(何の日)