平成7796日目
2010/05/13
【この日の鳩山総理】
全国知事会の緊急開催を依頼
鳩山首相は13日昼、全国知事会の麻生渡会長(福岡県知事)と首相官邸で会談し、沖縄県の普天間飛行場移設問題に関し、都道府県知事に沖縄の負担軽減策への協力を要請したいとして、全国知事会の緊急開催を依頼した。麻生氏は月内に開催する方向で調整したいと応じた。麻生氏が記者団に明らかにした。《読売新聞》
鳩山由紀夫総理は、13日夜官邸で麻生渡全国知事会会長に本日、知事会の開催を求めたのかとの記者の質問に、「日本の安全保障、日米同盟のなかで日本を守ることについて、全国の知事さんに関心をもってもらうために知事会の皆さんにお運びをいただきたいと申し上げた」と答え、早期の全国知事会の開催を要求したことを明らかにした。
また、普天間基地移設問題の5月末決着断念と報じられていることについて、「5月末の決着の考え方は変えていない。5月末ですべてでき上がるとは言えないが、決着の方向性は変わらない。6月も努力すると答えたのは、質問を受けたからであり、当然、安全保障の議論は続けていくのでそう答えたもの」と否定した。《民主党ニュース》
普天間問題「5月末決着」先送り」
鳩山由紀夫首相は13日朝、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題について「5月末(決着)の期限を私は作ったから、国民との約束の中でできる限りのことはする」と述べる一方、「すべてが果たされるかどうかということだから、6月以降も詰める必要があれば、当然努力はする」と語り、「5月末決着」の先送りの可能性に初めて言及した。
首相官邸で記者団に語った。首相自らが約束した、米国、地元、連立与党の合意が不可能となった情勢を受けて、「5月末決着」の条件をゆるめることを狙った発言だ。
首相は13日昼、麻生渡全国知事会長(福岡県知事)と首相官邸で会談し、普天間問題についての全国知事会議を月内に開くよう要請した。普天間の訓練などの受け入れを各地に求める考えと見られる。
12日には平野博文官房長官が、普天間の移設先として検討する鹿児島県徳之島町の町議5人と会談したが、地元の反対姿勢が改めて伝えられた。首相の発言は、こうした情勢を踏まえた発言とみられる。
平野官房長官は13日の記者会見で「具体的に、詳細に詰めることが全部完了するのが、5月末というのではない。考え方を整理して5月末に決着し、方向をより具体的に詰めていくことはあってしかるべきだ」と語った。《朝日新聞》
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【MLB・ロイヤルズ】トレイ・ヒルマン監督を解任
米大リーグのロイヤルズは13日、就任3年目のトレイ・ヒルマン監督(47)を解任したと発表した。後任は球団特別アドバイザーで、2003〜08年にブルワーズ監督を務めたネド・ヨースト氏。ロイヤルズは13日現在、ア・リーグ中地区で12勝23敗の最下位に低迷している。《時事通信》
【警視庁】男児ポルノサイトを開設、高校生ら27人を摘発
インターネットの掲示板に男子児童のポルノ画像を張り付けたとして、警視庁少年育成課と麹町署などは13日までに、児童買春・ポルノ禁止法違反(公然陳列)容疑で、サイトを開設した香川県丸亀市の県立高3年の男子生徒(17)を書類送検し、20人を逮捕するなど計27人を摘発した。《時事通信》
【平野博文官房長官】会見
平野博文官房長官は13日午前首相官邸で会見を行い、普天間移設問題について昨日、鹿児島市内で徳之島町議と会談したことへの質問に対して、「町長さんの思いは行政の長としてお聞きした。一方町民の代表である議員とお会いすることは何ら おかしなことではない」と述べるとともに、「政府の意見を聞きたい、島民の思いを伝えたいということだったので、お会いした訳でおかしな行動をしているわ けではない」と会談に対する批判に対して説明した。そのうえで平野長官は、「政府としては日本全体の問題であるとの考えの下に、日米間で基地を運用してい くうえで(徳之島に)一部負担ができないかということをお願いした」と語った。
さらに、平野長官は、 「総理自身は負担をお願いする地元にはできる限り足を運びたいという気持ちはお持ちであり、自分自身としても閣僚の一人として官房長官という立場でお願いするという行為はこの先も続けたいと思っている」と答えた。《民主党ニュース》
【民主党・小沢一郎幹事長】政治資金問題「国民にしっかり話す」
民主党の小沢一郎幹事長は13日、広島市で記者会見し、自らの政治資金問題に関する説明について「選挙民、国民の皆さんにしっかりと話をすることによって、理解と支持を獲得することができると思っている」と述べ、衆院政治倫理審査会(政倫審)への出席と東京地検特捜部の聴取要請に応じる意向を表明した。
小沢氏が出席する政倫審は今月下旬に開催する方向で民主党内の調整が始まった。小沢氏に近い党幹部は「再来週だろう」と指摘。党執行部は、政倫審の民主党委員の一部を中堅や小沢氏側近と差し替えることを検討している。
また、小沢氏は会見で、昨年の西松建設の違法献金事件を念頭に「1年前においても今年以上に大変過熱した報道だった。そのなかで選挙の責任者として戦い、308議席を国民の皆さんからいただいた。きちんと説明し、お話しすれば、必ず国民の皆さんは理解していただけるものと信じている」と語った。《朝日新聞》
【自民党・谷垣禎一総裁】内閣不信任案提出の考え
自民党の谷垣禎一総裁は13日の全議員懇談会で「不信任案に向けどう盛り上げていくかを考えている」と述べ、今国会で鳩山内閣に対する不信任案を提出する考えを明らかにした。理由として、鳩山由紀夫首相が5月末を決着期限としてきた米軍普天間飛行場の移設問題を挙げ、「鳩山氏は解決のための沖縄との信頼関係を失っている。退陣が解決のスタートだ」と語った。
民主党の小沢一郎幹事長が衆院政治倫理審査会に出席する意向を固めるなど参院選を意識した動きが出てきたことから、自民党は終盤国会で対決姿勢を強める。13日に公明、共産、みんな、たちあがれ日本と幹事長会談を開催。政治とカネや普天間問題、財政・経済での首相出席の集中審議要求などで合意した。
一方、自民、共産、みんなの3党は13日、衆院内閣委員会で12日に公務員制度改革関連法案が強行採決されたとして田中慶秋委員長(民主)の解任決議案を提出。13日の衆院本会議で与党の反対多数で否決された。《朝日新聞》