平成7628日目

平成21年11月26日(木)

2009/11/26

【槙原敬之さん・松本零士さん】和解

漫画「銀河鉄道999」のせりふを歌詞に盗用したと非難を受け、名誉を傷つけられたとして、歌手槙原敬之さんが原作者の松本零士さんに損害賠償などを求めていた訴訟は26日、知財高裁(中野哲弘裁判長)で和解が成立した。

問題とされたのは、槙原さん作詞作曲「約束の場所」(歌・CHEMISTRY)の歌詞にある「夢は時間を裏切らない/時間も夢を決して裏切らない」との部分。

関係者によると、和解条項に(1)松本さん側が槙原さん側に陳謝(2)「約束の場所」の使用に異議を述べない(3)双方に賠償などの債権債務は存在しないことを確認する–などが盛り込まれたという。

槙原さん側は歌詞はオリジナルだと主張し、2007年2月に提訴。昨年12月の一審東京地裁判決は、槙原さんが盗用したとは認められないとして、松本さん側に220万円の支払いを命じていた。《スポニチ》




【野田佳彦財務副大臣】農家の戸別所得補償「切り込む努力を」

野田佳彦財務副大臣は26日の定例記者会見で、農林水産省が2010年度予算で5618億円を要求している農家の戸別所得補償制度関連の予算について「さらに切り込んでいく努力をしてほしい」と述べ、査定で予算圧縮を求める考えを示した。同事業は民主党が衆院選のマニフェスト(政権公約)で約束した主要政策のひとつ。農水省が来年度からモデル事業としてコメについて全国一律で実施するように求める一方、財務省は慎重な姿勢を示している。

野田氏は来週以降、山田正彦農水副大臣と協議を本格化させる意向を示した。そのうえで農水省に検討を求める「論点」を提示。(1)コメについて全国一律で実施することがモデル事業といえるか(2)コメ以外の作物への代替(3)対象になる地域や農家の限定(4)地方自治体や農家の自己負担――などを挙げた。

マニフェストでは戸別所得補償について来年度は「調査・モデル事業・制度設計」として実施すると記していた。野田氏は農水省が求めた予算額について、モデル事業としては「大きすぎる」と強調した。《日経新聞》

【事業仕分け】自衛官増員「認めず」

政府の行政刷新会議(議長・鳩山由紀夫首相)の作業グループは26日、2010年度予算の概算要求の無駄を公開で洗い出す「事業仕分け」の8日目の作業に入った。防衛省が求めていた自衛官の3498人増員(要求額は約72億円)は「認められない」と判定し、事実上の予算計上見送りを求めた。

防衛省は自衛官の増員について「即応性の向上が特に必要な第1線部隊に限定」と強調し、沖縄県の南西諸島の島しょ防衛に重点配分する姿勢を示していた。他国の特殊部隊やゲリラに備える狙いだった。出席した長島昭久防衛政務官は「人件費は自助努力で捻出(ねんしゅつ)するので増員は認めてほしい」と求めたが、仕分け人の理解を得られなかった。

仕分け人の枝野幸男氏は「自衛官は(これまでの)定数減の分のコスト削減が進んでいない」と指摘。今後の財務省の予算査定では、他の国家公務員でも定数を減らした場合には人件費も減らすよう求めた。《日経新聞》

【北沢俊美防衛相】「辺野古のへの字も言ってない」

北沢俊美防衛相は26日午前の衆院安全保障委員会で、米軍普天間基地(沖縄県宜野湾市)の移設問題について「日米合意案を基盤として第3の道をと言っている。私は辺野古のへの字も言ったつもりはない」と述べ、現時点では、キャンプ・シュワブ(同県名護市)沿岸部に移設する現行案を容認していないとの認識を示した。公明党の佐藤茂樹氏への答弁。

防衛相は10月27日、首相官邸で記者団に「日米合意案が国外・県外(移設)という選挙公約を全く満たしていないと認識するのは少し間違いだ」と述べ、現行案の容認を示唆していた。鳩山由紀夫首相が沖縄県民の総意を尊重する考えを重ねて示しているため、発言を修正したとみられる。

また、自民党の中谷元氏が来年1月24日の名護市長選前の決着を求めたのに対し、防衛相は「沖縄県民の意向を推測できるなら、これを無視して駆け込むのは政治判断として極めてひきょうだ」と強調。できるだけ早く結論を出すべきだとしつつも、沖縄県民の意向を尊重する考えを示した。

【鳩山由紀夫首相】思いやり予算「従業員賃金などチェックは必要」

鳩山由紀夫首相は26日午前、予算の無駄を洗い出す「事業仕分け」で在日米軍駐留経費の日本側負担(思いやり予算)を扱うことについて「(基地従業員の)賃金がどうかとか、適正な価格であるかどうかというチェックは必要だ。仕分けの対象として議論する意義はある」と述べた。その上で「大幅になくせという議論は政治的な話になるので難しい」とも指摘した。首相公邸前で記者団に語った。《日経新聞》

【鳩山由紀夫首相】予算編成「年内に終えたい」

鳩山由紀夫首相は26日、2010年度予算について「年内には編成を終えたい」と述べ、改めて年内に編成する考えを表明した。首相官邸で記者団に語った。

政府・与党は同日、首相官邸で2009年度第2次補正予算と10年度予算の編成に関する作業チームを開いた。国民新党の下地幹郎政調会長は「予算の規模、哲学をお互いに合意しない限り(予算編成は)難しい」と古川元久内閣府副大臣に伝えた。

下地氏は特別会計の無駄を洗い出すチームの設置も要請。古川氏は「検討する」と応じた。社民党の阿部知子政審会長は2次補正、来年度予算ともに雇用、福祉、環境を重視するよう求めた。《日経新聞》

【東京外国為替市場】円相場一時86円台

26日の東京外国為替市場は、米国の金融緩和の長期化や米景気の先行き不安からドル売りが進み、円相場が一時1ドル=86円29銭まで高騰、1995年7月以来、14年4ヶ月ぶりの円高ドル安水準になった。ドルの先安観は根強く、市場は当面円高が続くとの見方が強い。

鳩山由紀夫首相は同日夜、「急激に為替が動くのは好ましくない。景気が二番底に陥らないように、対策を早急に講じる必要がある」と述べた。《共同通信》

11月26日のできごと