平成2483日目

1995/10/26

この日のできごと(何の日)

【プロ野球・日本シリーズ】ヤクルト、2年ぶり3度目の日本一

1995年プロ野球日本シリーズ、ヤクルトーオリックスは26日、神宮球場で第5戦が行われ、ヤクルトが3-1で勝ち、対戦成績4勝1敗で2年ぶり3度目の日本一に輝いた。

最高殊勲選手(MVP)には2本塁打を放つなど打率5割2分9厘をマークしたヤクルトのオマリー内野手(34)が選ばれた。ヤクルトの指揮を執って6年目の野村克也監督(60)は2年ぶり2度目の日本シリーズ制覇を成し遂げた。

オリックスはイチロー外野手(22)を中核とした快進撃で、ことし1月の阪神大震災からの神戸復興のシンボル的存在となり、球団創設7年目で初のパ・リーグ制覇を遂げた。3連敗の後、第4戦に勝利したが、巻き返すことはできなかった。《共同通信》

あとアウト一つで、2年ぶりの日本一が決まろうとしている。点差は2点。走者はいない。マウンドには高津。もう間違いない。ニールの力ないゴロは二塁・宮本慎の正面へ。送球するのも待てず、この瞬間、ベンチははじけた。

「勇将の下に弱卒なし」。ナインの手で7度、宙に舞った野村監督が、得意の格言を披露する。意味するところは、指揮官が勇気を持っていれば、選手も自信を持って戦える−。「内心はびくびくしていたんだけど、とにかく前向きにいこうと…。すべてがうまくいった。選手もよく、よつこたえてくれた。会心の日本シリーズだった」。言葉の端々から、満足感がこぼれた。

手品にはタネも仕掛けもある。舞台裏さえ分かっていれば、何が飛び出しても驚かない。データを分析し、活用する「ID(データ重視)野球」は、「仰木マジック」のタネも仕掛けも、見透かしていたのだろう。惑わされなかった。

そのデータを集めたのはスコアラー陣だ。野村監督も「短い期間で本当にいいものそろえてくれた」とたたえる。「80%の出来だった。修正するところは、ちらほらしかなかった」。イチローを乗せなかった。これがIDの勝利を象徴している。徹底した高め速球での勝負が決め手だった。シリーズを通じて19打数5安打で2打点に抑えた。シーズン中の働きを思えば、成功と言っていい。

6シーズンで3度のリーグ優勝を果たしたとき、それでも「指導力の力不足を感じる」と漏らした。このどん欲さが野村監督のバックボーンでもある。2度目の日本一はゴールではない。「勇将」はID野球の完成へ向けまだまだ突き進む。《共同通信》

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【オウム裁判】麻原被告に国選弁護人

オウム真理教の教祖麻原彰晃被告(40)=殺人罪などで起訴=の私選弁護人が初公判直前に解任された問題で、東京地裁は、今後の弁護人の選任の見通しなど聴くため26日、警視庁に拘置中の麻原被告に対し、同日午後3時に同地裁に出頭するよう命令を出した。

東京、第一東京、第二東京の3弁護士会は同日、国選弁護人の推薦など、今後予想される事態への対応につ一いて担当者が準備に入った。《共同通信》

東京地裁(阿部文洋裁判長)は26日、オウム真理教の教祖麻原彰晃被告(40)の弁護人選定について同被告から事情を聴いた。その結果「麻原被告は私選弁護人を希望したが、裁判所としては(弁護人問題は)極めて不安定な状態であり、国選弁護人が必要と判断した」として、同日午後、東京、第一東京、第二東京の3弁護士会に対し国選弁護人の推薦を口頭で依頼した。

被告本人の希望にかかわらず、事情聴取後すぐに国選の依頼手続きに入るのは異例。正式な依頼手続きは27日に行われる。

3弁護士会は依頼を受けて、既にオウム真理教関係事件を引き受ける意思を示している弁護士への打診など、選任作業に入った。弁護士会関係者によると、11月中旬までに8人以上の弁護人を推薦したい考えという。

同地裁によると、午後3時から約15分行われた事情聴取で、麻原被告はあくまで私選弁護人を付けたいとの希望を述べた。

しかし地裁側は、26日に予定されていた初公判の前日になって、被告側の弁護人が解任され期日が取り消されたことを重視。麻原被告の希望には反するが「円滑な審理のためには、弁護人の確保が必要と判断し、裁判所の職権で国選弁護人を付けることを決めた」と説明している。

また地裁は麻原被告が私選を付けた場合について「国選との両方が付くことも認められる」とし、あくまで国選弁護人は外さない。との姿勢を示した。これに対し、弁護士会内部には「私選と国選の両方が存在するのはおかしい」との慎重論もあり、最終的な弁護団結成と公判開始までには曲折も予想される。

地裁によると11月2日と9日に指定されている第2回、第3回の期日については「弁護人の推薦状況をみて判断する」としているが、最終的には取り消されることになる見通し。《共同通信》

【ジャスコ松任ショッピングセンター】オープン

松任市平松町の国道8号沿いで完成したジャスコ松任ショッピングセンターは26日、開業した。北陸ジャスコ全19店舗の中でも最大となる商業施設に初日は午前中で約3万人(北陸ジャスコ発表)が訪れた。増築と併せ全面改装した金沢市諸江町のアル・プラザ金沢も同日オープンし、午前中に約2万人(平和堂発表)の買い物客でにぎわった。

ジャスコ松任ショッピングセンターは約1800台を収容できる駐車場を持ち、世界最大のがん具専門店チェーンのトイザらスが別棟で併設されている。お年寄りや身障者に配慮した建築物として石川県第1号のハートビル法に認定されている。

商圏は松任、金沢市、野々市、美川、川北、寺井、鶴来町、河内、鳥越村など約49万人とし、年間売上高は約150億円が見込まれている。

アル・プラザ金沢は平和堂直営で3800平方メートル、専門店などで2231平方メートルをそれぞれ増床し、店舗面積は2万529平方メートルとなった。駐車場も300台増え約1800台に整備された。

商圏は金沢、松任市、野々市、内灘、津幡、宇ノ気、七塚町と小矢部市の約64万人で、年間売上高150億円が予想されている。《北國新聞》

【村山富市首相】基地縮小必要

衆院予算委員会は26日午前10時から外交、金融問題などに関する集中審議を行った。村山富市首相は25日に合意した日米地位協定の運用改善について「沖縄の総決起集会で反映された県民の心、意思がそれ(地位協定の運用)だけでかたがつくとは考えていない」と述べ、整理・統合など米軍基地の縮小に取り組む必要性を指摘した。

日米地位協定そのものの見直しについては「これですべて終わったというわけではない。日米合同委員会が常設機関としてあり、必要なものがあれば問題提起し、合意点を見いだしていくのは当然だ」と述べたが、見直しを提起するかどうかについては明言を避けた。新進党の伊藤英成氏の質問に答えた。

首相は、大田昌秀沖縄県知事が米軍用地強制使用の代理署名を拒否している問題について「知事の考えを聴いた上で、どうすることが双方にとって最善か虚心に考えていく。(代理署名の)手続きがいつまでとか考えて行動するのではなくて、双方の理解と協力が大事だ。最大限努力する」と述べ、11月4日の大田知事との会談では、粘り強く協力を求めていく考えをあらためて強調した。

また首相は、11月の日米首脳会談について「沖縄の現状、心を踏まえ、基地の整理・統合と縮小に関する話をする。縮小(の提案)はしないと断定するものではない」と述べ、基地縮小も含めクリントン大統領と交渉する意向を示した。《共同通信》

村山富市首相は26日午後の衆院予算委員会で、11月4日の大田昌秀沖縄県知事との会談について「県民の期待にもこたえ、日本全体の安全保障についても互いの理解ができるよう話し合いをしたい」と述べ、米軍用地強制使用の代理署名問題に関連し、日米安全保障条約の重要性について知事の理解を求めていく考えを明らかにした。

また首相は、沖縄の米軍基地の整理・統合、縮小に積極的に取り組む意向を表明。日米合同委員会に提起されている普天間飛行場の返還については「右から左へすぐに解決できる問題ではない」としながらも「引き続き精力的にやっていく」と努力を約束した。これは共産党の古堅実吉氏の質問に答えた。

島村宜伸文相は、宗教法人法改正の報告をした宗教法人審議会の議事録公開問題で「事前に公表しないという前提のものを公表できない。AとかBとか仮名にしても公開と同じことになる」と述べ、審議会の委員名を仮名としても公開できないとして、新進党の要求を拒否した。

また首相は新進党の石井啓一氏が審議会のやり直しを求めたのに対し「審議会の権威、委員の信義にもかかわる。やり直すべきではない」と突っぱねた。《共同通信》

【政界談話室】

○・・・鳩山由紀夫さきがけ代表幹事は26日、都内で講演し、新党構想に触れ「わが党の思いを実現しながら新しい勢力の結集ができるか、昨今は腐心している」と、格好良く理念中心を強調。しかし、次期衆院選でさきがけ苦戦の現実が脳裏をよぎったのか、「小選挙区制がなければ平穏無事で、大きなことを企てなくても行動できた」とぽつり。最後には「小党に圧倒的に不利な制度を、なぜ私たちが先頭に立って作ったのか」と後悔しきりだったが、第三極結集も理念より選挙対策が本音?

○・・・新進党はこの日、党首公選の年内実施を決定。加藤六月元農相は同党閣僚経験者懇談会で「わが党は亀裂がないのに、マスコミにはあるように書かれる」と、早くも激しい党首選にクギを刺した。自民党時代の経験からか「金や組織で動いたと言われないようにしないといけない」とまで“忠告”。さらに「(9月の自民党総裁選で)NHKは橋本龍太郎氏と小泉純一郎氏の討論を2時間やった。新進党の党首選も同じ時間、放送してほしい」と、脱線気味に。旧岡山2区で長年、競い合ってきた橋本氏に、思わずライバル意識がむき出し。《共同通信》

【ロシア・エリツィン大統領】再入院

エリツィン・ロシア大統領は26日午後(日本時間同日夜)、虚血性心疾患による心臓発作を起こし、モスクワ中央病院に入院した。イリューシン大統領第一補佐官がタス通信に明らかにした。大統領は7月11日にも同疾患による心臓発作を起こし、約1カ月入院、静養していた。

大統領報道部当局者は同日夕、共同通信に対し、大統領は病院で医師の検査を受けており、症状は前回の発作より軽いと語った。64歳の大統領が再度倒れたことで執務能力があらためて問われ、後継問題が急浮上するのは必至で、大統領の政治生命に致命的な打撃となる恐れもある。

12月の下院選挙、来年の大統領選挙に向けてロシア政局は混乱の度合いを深めることになろう。

大統領は今月20日から、フランス、米国を相次いで訪問、国連創設50周年記念総会での演説や米ロ首脳会談をこなし、24日に帰国したばかりだった。先の退院後初の今回の外遊は、今後の大統領の健康を占う上で注目されていた。

インタファクス通信は大統領側近の話として、大統領が米国訪問の最終日に極度に疲労していたと伝え、発作が疲労によるものとの見方を示した。《共同通信》



10月26日 その日のできごと(何の日)