平成7590日目

2009/10/19

【普天間飛行場移設問題】鳩山首相、新たな代替地検討も

鳩山由紀夫首相は19日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)を2014年までにキャンプ・シュワブ沿岸部(名護市)へ県内移設させる日米合意に関し、新たな代替地を検討する可能性を示唆した。

「ほかの選択肢があるのかないのか、米政府と虚心坦懐に相談しながら決める柔軟性が求められる」と述べた。14年の移設期限については「守られるよう努力すべきだ」と強調した。官邸で記者団の質問に答えた。《共同通信》

鳩山由紀夫総理大臣(代表)は19日夜、官邸で記者団の取材に応じた際、チームプレイの鳩山内閣に見えるが、リーダーシップをどのように考えるかを問われ、コンダクターとして一番良い音を出せるよう、各大臣が仕事をしやすい環境作りにつとめていると語った。

指揮者が目立ちすぎた方がよいか、目立たない方がよいかには議論があるが、きれいなハーモニーが奏でられることが重要だという見解を示した。

マニフェストを必ず守るべきかという世論調査の結果についての質問には、マニフェストが国民の皆さんとの契約であり、それを示して選挙で勝った以上は、その約束を果たすことは大変重いと指摘。

そのうえで「一番大事なことは、国民の皆さんに満足いただけるような政権運営をすることだ」と述べ、「すべて(マニフェストを守るということへ)こだわっていくことも、逆に国民の皆さんに対して失礼な話だ。そこをそれなりに柔軟に考えていく部分も必要だと、そういう指針を与えてくださった」とこたえた。

赤字国債の発行を抑えてほしいという世論があることについては、自分たちが苦労してでも将来に借金をつけ回ししないという思いはありがたく、その思いを大切にしたいと表明。「我々としても、赤字国債が国民の思いを越えてむやみやたらと発行されるような状態は、なんとしても避けなければならない」と述べた。《民主党ニュース》




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【MLB・マリナーズ】城島健司選手の退団を発表

マリナーズは19日(日本時間20日)、城島健司捕手(33)の退団を発表した。城島は日本でのプレーを希望している。球団によると、城島は2008年4月に結んだ総額2400万ドル(約22億円)の3年契約が2年残っているものの、家庭の事情などがある場合は、契約を解除できる条項が盛り込まれており、家族や友人のいる日本でプレーするために退団を申し出た。

城島は05年秋にマリナーズと3年総額1650万ドルで契約し、06年から日本選手では初めての「大リーグ捕手」としてプレー。1年目にア・リーグ新人捕手としては最多の147安打を記録するなど攻守に優れた捕手として評価された。しかし、今季は太もも肉離れや左足親指骨折などで71試合出場にとどまり、打率2割4分7厘、9本塁打、22打点だった。《共同通信》

【八ツ場ダム】予定地を1都5県の知事が視察

前原誠司国土交通相が中止を表明した八ツ場ダム(群馬県長野原町)の事業費を負担する群馬県や東京都など1都5県の知事が19日、建設予定地を視察した。各知事は洪水対策や水資源確保の面からダムは必要との立場。午後には地元住民らと意見交換し、連携して建設を求める姿勢をアピールする方針だ。

石原慎太郎東京都知事や上田清司埼玉県知事、大沢正明群馬県知事ら一行は午前11時すぎに現地入り。建設予定地のほかダムが建設された場合に水没する川原湯温泉などを視察、ダム湖の上を通過する予定だった橋も見て回る。

午後1時半から長野原町内で開く意見交換会には地元住民のほか長野原町と東吾妻町の町長、旅館関係者などが出席。ダムが中止になると、生活再建に不安が高まることを訴える見通し。《日経新聞》

【この日の平野官房長官】

マニフェスト工程表見直しを示唆

平野博文官房長官は19日午前の記者会見で、民主党の衆院選マニフェスト(政権公約)について「色々な事象、事案が出たときにどうするかは、ある意味で優先度の問題だ。1番だと思うことが2番になっても、鳩山政権の中で実現されれば国民の理解が得られる」と語った。民主党はマニフェストで2010年度から4年間に実現する政策の工程表を示しているが、変更する可能性を示唆したものだ。

民主党のマニフェストでは、10年度に実施する政策として、子ども手当の半額実施やガソリン税などの暫定税率の廃止、公立高校の実質無償化などを挙げている。必要財源は約7.1兆円に上るが、各省庁の財源の確保は不十分で、10年度予算の概算要求は過去最大の95兆381億円に膨張していた。

政府は行政刷新会議を中心に不要不急の事業の見直しで必要財源を生み出す方針。官房長官の発言は年末までに財源を確保できない場合、重要政策の一部を先送りして工程表を組み替えることもあり得るとの立場をにじませた格好だ。《日経新聞》

厚労省の再編案「行刷相の思い」

平野博文官房長官は19日午前の記者会見で、仙谷由人行政刷新担当相が18日に明らかにした厚生労働省の再編案について「行刷相の思いを述べられており、政府としてそうあるべき考え方に今あるかというとそうではない。分割という考えは現時点で持っていない」と述べた。行刷相は18日のテレビ朝日番組で、厚労省を文部科学省と併せて「子ども家庭省」「教育雇用省」「社会保険省」に3分割する再編案を検討する考えを示していた。

一方、長妻昭厚労相は19日昼、都内で記者団に「私自身は当事者なので、いろいろ議論していただくということだ」と語った。《日経新聞》

普天間移設、日米合意見直しも

平野博文官房長官は19日午前の記者会見で、米軍普天間基地(沖縄県宜野湾市)の移設などを2014年までに完了させるとした日米合意について「(日本の)政権が代わったことは重い。鳩山政権として責任をもって遂行できるかも含めて今検討している」と語った。現行の合意の変更もあり得るとの考えを示唆した発言だ。

米側は普天間基地の移設先について、現行計画を微修正し、沖合に移動することを容認する姿勢をにじませており、この案の取り扱いなどが焦点となる。

平野長官は移設完了の期限が2014年以降に先送りになる可能性について「そこは今コメントする立場にない」と強調。「ただ、合意をしていることは承知している。その上でどうしていくのかということだ」と述べるにとどめた。《日経新聞》

【自民党・谷垣禎一総裁】川崎市内で演説


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10月19日、谷垣禎一総裁は川崎市内4か所で演説を行いました。鷺沼駅前で開催された街頭演説会で谷垣総裁は「来年度予算の概算要求が95兆を超えるが税収は40兆にも満たないだろう。どうやってやりくりするのか、その責任者がだれなのか。民主党政策の全体像がはっきりしていない」と指摘した上で、自民党は国民生活を守るため、国会でしっかりと追及していく考えを述べました。《自民党》



10月19日 その日のできごと(何の日)