平成7197日目
2008/09/21
【民主党】小沢代表の3選を承認
民主党は21日午後、都内のホテルで臨時党大会を開き、小沢一郎代表(66)の3選を正式に承認した。小沢氏は3期目の所信表明演説で、次期衆院選について「この一戦に政治生命を懸ける。精神的にも、肉体的のも最後の一戦だ」と述べ、政権交代実現に不退転の決意を示した。
「予算の総組み換え」により、国の純支出の約1割にあたる22兆円を捻出、党の主要政策を3段階に分け、4年以内の実現を目指す方針も示した。
菅直人代表代行(61)と鳩山由紀夫幹事長(61)、長嶋正行政調会長(62)らはいずれも続投させ、輿石東参院議員会長(71)と合わせ、執行部体制を維持した。
小沢氏は「今こそ日本を変える時だ。強固な官僚組織に守られている自公政権ではできない」と述べ、政権交代による統治機構改革を訴えた。また「自民党総裁は政権を投げ出すことができても、国民は生活を投げ出すことはできない」と、自民党との対決姿勢を鮮明にした。《共同通信》
2008代表選挙集会(臨時党大会)が21日午後都内で開かれ、小沢一郎代表の無投票3選を正式に承認した。
大会議長は最年少の衆院議員として太田和美(福島2区)、鷲尾英一郎(新潟2区)の各議員が務めた。
来賓として、福島みずほ社民党党首、綿貫民輔国民新党代表、田中康夫新党日本代表、高木剛連合会長、作曲家の三枝成彰さん、ジャーナリストの下村満子さん、京セラ名誉会長の稲盛和夫さんがそれぞれ、ともに政権交代を果たし政治を変えようと、挨拶した(詳細は下記関連記事参照)。
次に、古川元久中央代表選挙管理委員長が小沢代表の無投票当選を報告、承認を求めた。大会は万雷の拍手でこれを承認した。
小沢代表が、これを受け、代表就任の所信表明を演説。この中で、小沢代表は、決着の時が訪れたとして、最後の戦い、政治生命、政治生活のすべてをこの一戦にかけると表明。また、政策実行の手順、財源を明確にすると明言した。そうして、この国に新しい国民生活をつくることが民主党の使命だと訴えるとともに、「国民の皆さん夢を抱きましょう。それを実現しましょう」と呼びかけた。
さらに、小沢代表は、党役員人事は総選挙が近いとして、菅直人代表代行、輿石東代表代行、鳩山由紀夫幹事長らをそのまま留任させること、『次の内閣』の主要メンバーについては、国民の関心も高いことからできるだけ早く国民の皆さんに示したいと提案、承認を求めた。この提案も万雷の拍手で承認された。
大会は最後に、輿石東代表代行(参院議員会長)が団結ガンバロウ三唱の音頭をとり終えた。《民主党ニュース》
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【レッドソックス・松坂大輔投手】18勝目
米大リーグは21日、来季から新球場に移るヤンキースが現球場のレギュラーシーズン最終試合でオリオールズに7−3で勝った。松井秀は9試合ぶりに先発出場し、3打数1安打。
レッドソックスの松坂はブルージェイズ戦に先発し、7回2安打無失点で自己最多の18勝目(2敗)を挙げた。岡島は1回無失点。
マリナーズのイチローはアスレチックス戦で1安打1打点で、今季205安打。城島は無安打。カブスの福留はカージナルス戦で2安打。
ドジャースの斎藤はジャイアンツ戦に登板、2/3回を1失点で4敗目(4勝17セーブ)を喫した。《共同通信》
【自民党総裁選】5氏が最後の訴え
自民党総裁選に立候補した5氏は選挙戦最終日の21日午後、さいたま市、千葉市、横浜市で最後の街頭演説を行い、それぞれ得意分野の政策を掲げて支持を訴えた。
石原伸晃元政調会長は「無駄を省けば国民が必要とする社会保障、教育にお金を回せる」と行政改革の必要性を主張。小池百合子元防衛相は「小泉純一郎元首相の厳しい改革に優しさを加え、改革を発展させる」と小泉構造改革路線の継続を重ねて明言した。
麻生太郎幹事長は「日本の最大の問題は不景気だ」と最優先で景気対策に取り組む姿勢をあらためて強調。財源に関しては「赤字公債を乱発するとは言っていない」と述べ、設備投資減税などを景気対策の軸に据える考えを示した。
石破茂前防衛相は「国家観、世界観、政治信条がまったく違う民主党には政権を渡せない」と力説。与謝野馨経済財政担当相は「国民の関心が高いのは年金や介護の問題だ。みんなが安心するために国民の“割り勘”で対応する」と述べ、消費税増税など国民負担の必要性などを訴えた。《共同通信》