平成7125日目

2008/07/11

【 iPhone 3G】ソフトバンクで発売開始

ソフトバンクモバイルは11日、米アップル製の高機能携帯電話「iPhone」(アイフォーン)を発売した。米欧で大ヒットした商品の改良版だけに前評判が高く、早朝に先行発売された東京都内のソフトバンク販売店には1500人超の客が列を作り、順に新商品を手にした。ソフトバンクはアイフォーン投入を機にシェア拡大を加速させたい考えだが、当面は供給不足が予想され、購入希望者の間では混乱が続きそうだ。

アイフォーンは11日正午から全国のソフトバンク販売店や家電量販店で発売されるが、東京・表参道のソフトバンク販売店のみ午前7時から先行発売した。ソフトバンクが予約を受け付けなかったため、同店には3日前から客が並び始め、11日朝までに長蛇の列ができた。

アイフォーンは、パソコンのように本格的なソフトウエアを導入できる、「スマートフォン」と呼ばれる携帯電話。ほとんどの操作をタッチパネル式画面で行える革新的な操作性や、アップルの携帯音楽プレーヤー「iPod」(アイポッド)の機能を内蔵した娯楽性で人気を呼び、米国や欧州では昨年6月の発売以来、600万台以上が出荷された。今回はデータ通信速度を高速化した新モデルが、日本を含む22カ国で同じ日に発売される。

日本での販売価格は、ソフトバンクの新規契約者の場合、データ記録容量が8ギガバイトの機種で、2年契約の割引が適用されれば支払額は2万3040円となる。この価格は、ソフトバンクが1台当たり4万6080円の販売補助金を負担することで実現した。

アイフォーンの販売戦略や広告宣伝はアップルが主導して決めているほか、アップルは顧客が端末を購入した後も、音楽やソフトウエアを配信して収益を上げる仕組みを築いている。長年、携帯電話会社が主導してきた業界の商慣行を、アップルが突き崩せるかどうかも注目されている。《産経新聞》




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【下関駅無差別殺傷事件】被告の死刑確定

山口県下関市のJR下関駅で平成11年、5人が死亡、10人が重軽傷を負った無差別殺傷事件で、殺人などの罪に問われたA被告(44)の上告審判決が11日、最高裁第2小法廷であった。

今井功裁判長は「何一つ落ち度のない駅利用者らを襲った犯行は極めて悪質」として、被告側の上告を棄却した。A被告を死刑とした1、2審判決が確定する。

A被告は対人恐怖症に悩んでおり、弁護側は「被告は犯行時、妄想に支配されて行動制御能力を失っていた」などと主張していた。

これに対し、今井裁判長は「記録を調査しても、被告が犯行当時、心神喪失、心神耗弱ではなかったとした高裁の判断は相当だと認められる」と述べ、弁護側の主張を退けた。《産経新聞》

【福田康夫首相】「公務員改革事務局」看板掛け

福田康夫首相は11日午後、東京・虎ノ門のビルの一室に設置した「国家公務員制度改革推進本部事務局」で自ら看板掛けを行い、国民目線で霞が関改革に取り組む姿勢をアピールした。全閣僚でつくる推進本部の初会合を来週中にも開く。《共同通信》

【この日の民主党】

鳩山幹事長、高野守・茨城4区総支部長と政権交代実現に向けて全勢力を注ぐ決意を表明

鳩山由紀夫幹事長は12日午前、茨城県常陸大宮市で開催された「頑張れ たかのまもる 民主党演説会」に出席し、会場には入れず、入り口まで溢れんばかりに集まった約500人の支持者に対して、政治の枠組みを有権者の意志によって変えることが真の政権交代につながると訴え、高野守・茨城県第4区総支部長への熱い支援を求めた。

冒頭、高野総支部長が挨拶に立ち、集まった多くの方々に対して、感謝の意を表すとともに前回の総選挙で惜敗してから3年が経った事に触れ、「支持者の方々が灯し続けてくれた信頼や期待という炎を消すことなく、次の総選挙で大きな炎とする」と述べ、支持者に対して約束した。

次に高野総支部長は、自公政治について言及し、「小泉改革は何のための、誰のための改革であったか」と疑問を呈し、「結局は国民負担が増大し、地方が疲弊しただけ」と批判。また現在の福田政権も何も変わらない現状を指摘し、民主党が政権交代を実現して国民のための政治を行わなければならないと主張した。

その上で高野総支部長は、民主党が政権を取れば、始めにやるべき事として、地方が必要だと思う所に必要な予算を配分する事が重要とし、大胆な予算配分の見直しを断行すべきとの見解を表した。そのためには現在の財務省主導の政治を国民の生活が第一の政治に変える必要性を説き、次の総選挙での戦いに勝利し、その改革を実現するため、「先頭に立って精一杯働きたい」と決意を表して支持者への更なる支援を訴えた。

続いて鳩山幹事長が登壇し、はじめに猛暑の中、集まった方々に対して謝意を示した。これからの政治はイデオロギーの政治だけではなく、国民の立場に立ってこの国を良くすることが政治の大きな役割と語り、今の自民党政治ではとても良い方向へと導いてくれないとの見解を述べた。

また鳩山幹事長は高野総支部長の指摘にもあった財務省主導の現在の政治について、「財政再建をして国滅ぶでは元も子もない」と述べ、国民に負担を押しつける一方で、居酒屋タクシーなどの税金のムダづかいを例に挙げ、現在の行政のずさんな実態を語った。

最後に鳩山幹事長は、福田政権に対して参議院で問責決議を可決したことに触れ、法的拘束力はないが、参議院の民意こそが直近の民意との認識の下、解散・総選挙で国民の信を問うことが必要と主張し、国民が幸せになる政治を実現するために高野総支部長への多大なる支援を訴えた。

同演説会にはまた、郡司彰、藤田幸久両参議院議員も応援に駆けつけた。《民主党ニュース》



7月11日 その日のできごと(何の日)