平成7119日目

2008/07/05

【この日の民主党】

サミット議長国としてのリーダーシップを福田首相は発揮し得ない 会見で幹事長憂慮

鳩山由紀夫幹事長は5日午後、福井県敦賀市内で記者会見を開き、間近に迫った洞爺湖サミットへの感想や、福井県内の情勢などに関して、記者団からの質問に答えた。

衆参でも比例区以外の議席のない福井県としての、今後の態勢つくりについて聞かれた鳩山幹事長は、「前回の衆院選は、郵政民営化の戦いがあり、民主党の候補もわずかで小泉旋風で苦杯をなめた。しかし今、政権に対しての不満が高まっている。これは1区から3区まで議席を取れるチャンスである」と答え、福井県での獲得議席数は政権取りのリトマス試験紙であるとの見方を示した。

北陸新幹線や、高速道路の延伸について鳩山幹事長は、「新幹線や高速道路が良いとか悪いとかで決めてはいけない。相当数の国の予算を投入するので、地元の要望を聴き、現実問題として必要かどうかを見極める」と述べたうえで、「日本海側が発展してこなかった現実もある」との見解も示し、環日本海の発展を考え北陸全体で考え検討していく」との考えを示した。

また、洞爺湖サミットの成否については、「日本国の総理としてしっかりとした責任を果たし、議長国としてリーダーシップを発揮してほしい」と福田首相に要望を示しながらも、昨今の発言等を鑑みて、「議長国としてのリーダーシップは、発揮し得ないのではないかと憂慮している」との懸念を表明。環境問題に関して「2050年までの長期目標の発表はいいが、2020年の近未来の目標が発表できないのはおかしい」と議長国としてしっかりするべきと厳しい注文を付けた。

さらに、国際金融市場の現状についても、「あまりにも強大になりすぎている」と言及。「議長国として、大雑把な物言いではなく具体的なことを言ってほしい。これに踏み込まずしてサミットの成功は言えない」と、取り組み方の甘い福田首相に憂慮を表した。

政権交代のめどについては、「福田政権がいつまでもつかという話もあるが、サミットを花道に退陣すべき」と話し、「それが国民にはベストの選択」とも述べたのち、「バラマキ(予算を編成して)解散・総選挙をと考えているようなので、年末に総選挙を見据えている」と、解散・総選挙が近いとの認識を示した。

自民党町村派など政府・与党からムダを削減する政策提言が出始めたことに対し、「一番重要なことは、参院で民主党が議席を増やしていなければ、こんな発想は出てこなかった」と前置きし、「民主党に近づく議論がやっと自民党でも出てきたが、選挙が近付けばもっとばらまき話が出てくる」と感想を述べるとともに、「民主党が先に示した15兆3000億円のムダを省くことは無理でも、自民党の50兆円はできるというのは、これはいかがなものか」と、内訳も分からない大きな話で現実として受け取りがたいと、実現性に疑問符を付けた。《民主党ニュース》



【東海北陸道】全線開通

東海北陸自動車道(総延長184.8キロ)のうち、岐阜県の飛騨清見インターチェンジ(IC)―白川郷IC間の延長24.9キロが5日、開通し、着工から36年をかけて全線が開通した。

最後に開通した区間には、道路トンネルとしては国内2番目の長さの飛騨トンネル(10.7キロ)がある。

同自動車道は、愛知県・一宮ジャンクション(JCT)ー富山県・小矢部砺波JCT間を結ぶ。総工費は約1兆2200億円。《読売新聞》

【札幌市】サミット前にデモ

7日からの北海道洞爺湖サミットを前に、札幌市では5日午後、内外のNGO(民間活動団体)や、サミットに反対する団体による大規模行進「ピースウオーク」が開催された。

主催者側は当初、北海道警に参加者を「8000人」と申請していたが、この日集まったのは約2500人。欧州各国やアフリカ諸国、東南アジアなどからも多くのグループが参加し、同市中央区の大通公園「8丁目広場」から中島公園までの約2.5キロを、「ストップ温暖化」「クラッシュG8」といった看板を掲げながら、約1時間半にわたって行進した。

途中、日本人の若者や黒ずくめの外国人のグループらが騒ぎ出し、機動隊とおみ合いになったほか、ロイター通信の日本人男性カメラマン(48)ら4人が公務執行妨害容疑などで現行犯逮捕された。

逮捕者が拘置された札幌中央署前では、同日午後5時50分ごろから、逮捕に抗議する約100人と同署員らが押し問答になる騒ぎもあった。《読売新聞》

【独・ベルリン】ヒトラー人形、首もがれる

有名人そっくりの人形で知られるロンドンのマダム・タッソーろう人形館が5日、ベルリンで世界で7番目の分館をオープンさせた。ベートーベンやアインシュタインなど展示された75体のうち、ナチスの独裁者ヒトラーには「ネオナチの聖地になりかねない」との批判が巻き起こり、開館早々、見物に訪れた展示反対派の男(41)が、ヒトラーの首をもぎ取る騒ぎがあった。

分館近くには、ナチスが虐殺した600万人のユダヤ人を追悼する施設があり、反ナチス団体などは開館前から、「ヒトラー展示は悪趣味で不要」(ヨハネス・トゥヘル独抵抗記念碑財団会長)と批判。一方、分館側は「ヒトラーはドイツ史の一部。外せばかえって歴史の美化につながる」と反論していた。

実際の展示では、連合軍に押されて意気消沈する晩年の姿として表現され、写真撮影も禁止された。ズザンネ・ケラー分館長は「適切な方法で展示できたと思う」と話していた。《共同通信》

【テニス・ウィンブルドン選手権】ビーナス・ウィリアムズ選手、5度目の優勝

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テニスのウィンブルドン選手権第12日はロンドン郊外のオールイングランド・クラブで5日、女子シングルス決勝を行い、第7シードのビーナス・ウィリアムズ(米国)が、第6シードで妹のセリーナ・ウィリアムズ(米国)を7−5、6−4で下し、2年連続5度目の優勝を果たした。《共同通信》



7月5日のできごと