平成7117日目

2008/07/03

【この日の福田総理】

子ども環境サミットメンバーによる表敬

平成20年7月3日、福田総理は総理大臣官邸で、今年5月に神戸にて開催された子ども環境サミット in KOBE に参加したメンバーから報告を受けるとともに参加した21か国の参加者から託された、北海道洞爺湖サミットにおいて発して欲しいメッセージ等を受け取り、和やかに懇談しました。

子ども環境サミットは、G8環境大臣会合に併せて、開催地である兵庫県神戸市において、環境省、兵庫県、神戸市及び特定非営利法人等民間の実行委員会が主催して開催し、世界の21か国の子どもたちが集い地球の未来や環境問題についての意見交換や宣言採択を行ったものです。

また、福田総理は子ども環境サミットメンバーによる表敬を受けた後、官邸のエントランスに飾られた七夕飾りを観賞しました。《首相官邸》

北京五輪開会式に出席へ

福田康夫首相は3日、来月8日の北京五輪開会式への出席を決めた。首相の五輪開会式出席は、竹下登元首相の1988年ソウル五輪以来20年ぶり。8日に北京入りし、9日に長崎市で開かれる原爆犠牲者慰霊平和祈念式典に間に合うよう帰国する。複数の政府筋が明らかにした。《共同通信》




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【兵庫、徳島県警】ウナギ偽装で強制捜査

徳島県を拠点とする水産物輸出入会社「魚秀」(大阪市)とマルハニチロホールディングスの子会社「神港魚類」(神戸市)による中国産ウナギの産地偽装で、兵庫、徳島両県警の捜査本部は3日、不正競争防止法(虚偽表示)容疑で魚秀営業所や神港本社など7都府県の24ヶ所を一斉捜索した。《共同通信》

【地下鉄サリン事件被害者の会・高橋シズエさん】朝日新聞に抗議

計13人の死刑執行を命令した鳩山法相を「死に神」と表現した朝日新聞夕刊1面の素粒子欄について、地下鉄サリン事件被害者の会代表世話人の高橋シズエさん(61)は3日、朝日新聞社に文書で抗議した。

抗議書は「オウム事件のように何人もの死刑判決が出れば、それだけ執行数が増えるのは当然」とし、「(報道において)被害者への配慮を心がけてほしい」と求めている。《読売新聞》

【この日の民主党】

福田首相はサミットを花道に辞めるべき 幹事長が指摘

鳩山由紀夫幹事長は4日、奈良県北葛城郡王寺町で会見を開き、記者団の質問に答えた。

同日の訪問の意図は何かとの問いには「何としても小選挙区で勝ってほしいという思いをお伝えしたく奈良3区に伺った」述べ、吉川政重総支部長の勝利に大きな期待感を表明。第1区においては馬淵澄夫議員が活躍し、第2区では推薦候補を立てているなかにあっては完全な新人という意味で現時点は唯一である吉川候補予定者を「まず奈良で皆様方にお披露目申し上げたく、今日は3区にしぼった」と述べた。

また、同区の対立候補が親の地盤からすべてを受け継いだ二世議員であることにもふれ、「二世議員のような形で政治家が出てきたことが、日本の政治を歪めてきたのではないかと思っている」と指摘し、国としての力をつけていかなければならない状況にある日本にとっては二世議員は如何なものかと思うとして、自らの力をもち、新人候補者として国民の視点をもった吉川総支部長こそが政治家にふさわしいとの認識を示した。

解散・総選挙の時期に関する問いには、1月もしくは12月が一番可能性が高いのではないかと分析。「12月解散1月選挙をターゲットにして、それよりも早く解散に追い込むことが国益につながるということで行動している」と表明した。

同時に、「民主党が準備を進めている」という情報が伝わることで他党にも「急がなければ」」という空気が広がっていくことで、総選挙実施への積極的な動きを呼び起こして行きたいとの考えを示した。

また、第4区に関しては「当然ながら候補者の擁立を急いでいかなければならない」と述べ、一日も早く候補者の擁立を急ぎたいとした。

さらに、公明党の神崎前代表が福田内閣の低迷する支持率に関連して、福田首相のもとでは解散はむずかしいとの認識を示し、与党内には福田おろしの動きがあり、サミットを花道に辞めるべきと指摘する声がある点をどう見るかとの問いに答えた。

鳩山幹事長は、「公明党も本音で福田さんでは戦えないなと思っているということが明らかになったということではないか」と語り、福田首相の支持率が回復することはありえないと指弾。その理由として、国民生活に影響を及ぼす経済が好転していくことはありえないとの見方を示し、「逆に国民への負担が増えてしまう状況が続くわけだから、福田首相への支持率が回復することはありえない。とすれば、神崎前代表の発言は代表を辞められたあとであるからこそ本音が出ている」と指摘。

そのうえで「国民のために政治がなくてはならない」と厳しい口調で述べ、「自分たちが有利だ、不利だということで解散ができないといった発想はやめるべきだ」と語り、問責を受けた首相であり、衆参の半分は首相としての資格を失っているのだという認識に立ったとき、国民のみなさんに期待される政治をつくるためには、解散・総選挙しかありねないと判断すべきだと指摘。あわせて、国民が総理を選ぶタイミングをできるだけ急ぐべきだとして、「格好のタイミングはサミットを花道にしておやめになることが、日本の国民にとって最も正しいとご理解いただきたい」と指摘した。《民主党ニュース》



7月3日 その日のできごと(何の日)