平成7089日目
2008/06/05
【民主党・小沢一郎代表】福田首相への問責決議案提出「可能性高い」
民主党の小沢一郎代表は5日、岡山市で記者会見し、福田康夫首相に対する問責決議案をめぐり「与党が後期高齢者医療制度を改めない姿勢を貫く限りは内閣を信任できない。そういう結論に達する可能性が強い」と述べ、提出の意向を表明した。同時に可決後、速やかに衆院解散・総選挙に踏み切るよう要求した。《共同通信》
小沢一郎代表は5日夜、岡山県岡山市内で記者会見を行った。
その中で、福田首相に対する問責決議案提出の可能性を問われると、後期高齢者医療制度廃止法案が近日中に参議院で可決、衆議院に送付される状況を踏まえ、「今後与党がどのような姿勢と見解を示すかを見極めながら野党各党で相談して結論を出すと思う」とコメント。そのうえで、「制度を改めるつもりはないという姿勢を貫く限りは福田内閣は信任できない」と指弾し、「医療のみならず、年金、防衛省、ガソリン税等の問題を含め、その(問責決議案提出の)可能性は強い」との見通しを語った。
また、たとえ問責決議案が提出されたとしても無視すると目される福田首相の姿勢については、「福田首相や自民党幹部の中には本質を考えない言動がある」と指摘。「問責決議案には法的強制力こそないが、成立すると大変な事態であり、未だかつてないことである」と述べ、参議院の意思としての問責決議案の意味の重さを強調した。
さらに成立した場合、「首相個人としては恥ずべきことであり、内閣としては国民の意思をしっかりそん度しなければならない」と明言。「国民の意思を無視したまま内閣があり続けるのは憲政の常道からあってはならず、これを解決するのは総選挙しかない」として、改めて国民の意思を問う必要性を強調、「その結果を尊重することは二院制の憲政のやり方だと思う」と語った。《民主党ニュース》
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【この日の民主党】
国民新党の総決起大会で菅代表代行が挨拶
菅直人代表代行は5日夜、都内で、国民新党の総決起大会に来賓として出席、挨拶した。
菅代表代行は「野党が手を組んで、この間の政局の中で、大きな存在感を示すことができた」とこの数カ月を振り返った。また大会会場に掲げられた「日本の魂を取り戻す!」という言葉を重く受け止める考えを示し、山や川、祖先をあがめる日本の伝統、魂というべきものを失った世相のまん延する現状を憂えた。
その上で「何としても、お年寄りが安心できる社会、田舎においても、しっかりと農業を営みながら、子どもを産み育てられる社会に改め、再生しなければならない」と主張。日本の難局を救うための両党の共闘関係の重要性に言及し、民主党への支援を求めた。
大会には、菅代表代行のほか来賓として鳩山幹事長が出席、多数の党幹部も駆けつけ、次期衆議院総選挙で自公政権の打倒をと誓い合った。《民主党ニュース》