平成7075日目

2008/05/22

【この日の福田総理】

国際交流会議「アジアの未来」晩餐会で演説

福田康夫首相は22日、都内で講演し「新福田ドクトリン」と位置付けられる包括的な対アジア外交政策を発表した。中国・四川大地震やミャンマーのサイクロン被害を踏まえ、アジア各国の緊急援助機関同士を結んで地震、津波などの大規模災害や鳥インフルエンザに共同対処する「アジア防災・防疫ネットワーク」の構築を提唱した。《共同通信》

平成20年5月22日、福田総理は都内のホテルで、新聞社主催の第14回国際交流会議「アジアの未来」の晩餐会で『太平洋が「内海」となる日へ −「共に歩む」未来のアジアに5つの約束−』と題して演説しました。

演説では拡大と発展をやめないネットワーク構築のため、アジア諸国が、視野を太平洋に広げ、このネットワークに参加していくための体力をつけること、必要な環境を整えることが必要であるとした上で、ASEAN共同体実現の断固支持、日米同盟の強化、平和協力国家として尽力、アジア・太平洋の知的・世代的交流のインフラを育成・強化、気候変動問題への取組み、低炭素社会の実現など日本が約束する5つの具体的行動について述べました。

そして、結びに、「海を媒介として、ひとつの躍動するネットワークとなって伸びていくアジア・太平洋圏にありまして、そこに生きる人たちとの間に心と心の信頼をさらに強く通い合わせながら、日本と日本人は『共に歩む』絆をつくってまいりたい。」と述べました。

日本・ラオス人民民主共和国首脳会談

平成20年5月22日、福田総理は、総理大臣官邸でラオス人民民主共和国のチュンマリー・サイニャソーン国家主席と首脳会談を行いました。

冒頭、福田総理から「国家主席として、貴国からの初めての訪日ということで記念すべきことでございます。貴国はメコン地域全体の安定と発展にとって重要な国でございます。これから貴国との間で貿易交渉を促進すると共に、これから2年間に渡って援助を拡充し、日本とメコン地域の発展のためにわが国も協力してまいりたいと思います。」と述べました。

会談では、チュンマリー国家主席から、福田総理が本年1月に発表した「クールアース推進構想」への評価を表明し、ラオスとの間でクールアース・パートナーシップを推進し、ラオスの温暖化対策への取り組みを後押ししていく考えを示しました。

青年海外協力隊帰国隊員による表敬

平成20年5月22日、福田総理は総理大臣官邸で、国際協力機構の青年海外協力隊としてアフリカ諸国で、コンピューター技術、ソーシャルワーカー、理数科教師、栄養士、看護師の各業務に従事して帰国した隊員の、我が国が行った支援の活動報告を受けるとともに、任地で経験した臨場感あふれるエピソードについて和やかに懇談しました。

引き続いて、今回の活動報告会に同行した学生たちとアフリカの渡航経験や渡航予定、今後の抱負などアフリカとの関わりについて懇談しました。

福田総理は、「皆さんの直接体験の話を伺っていまして大変参考になります。来週はTICAD IVでアフリカ四十数カ国の要人が来らまれすが、皆さん方の話を聞いているから胸を張って、『若い人たちは一生懸命やってますよ。』と言えますから良かったと思います。日本人はどうしてもアフリカっていう所は遠い所にある国だと感じているので関心がちょっと足りないところがあるので、来週は少しアフリカをPRできるかなあと思っています。」と述べました。《首相官邸》



【この日の民主党】

菅代表代行、手塚・東京都第5区総支部長とともに街頭演説

菅直人代表代行は22日夕方、東京・目黒区の東急東横線自由が丘駅前で行われた街頭演説会で、政権交代実現に向けての決意を表明。伊藤悠・東京都議会議員の司会進行のもと、約1000人の聴衆が見守るなか、長妻昭『次の内閣』ネクスト年金担当大臣、蓮舫同副大臣、手塚よしお東京都第5区総支部長が参加、民主党への支援と理解を求めた。

駅前には買い物や帰宅途中の主婦、学生、会社員など多くの人が早くから集まり、菅代表代行ら議員の姿を発見するやいなや拍手の大喝采。駅に降り立った人々は吸い込まれるようにその輪に入って足を止め、声援を送りながら演説に耳を傾けた。

蓮舫議員は、「国民に負担を押しつける前に政府のムダ遣いを止めるべきである」と指摘。ムダ遣い解消へ「民主党に新しい政治を作らせてほしい」と呼びかけた。

続いて長妻ネクスト年金担当大臣は盛大な拍手の中でマイクを握り、「民主党は国民が信用できる政府を作る」と表明。そのための政権交代であり、解散・総選挙だと強調した。また、先進7ヵ国中GDP比率で公共事業費が最も高く、医療費が最も低いのが日本だと指摘。「これを許していいのか」と語気を強め、国の形を変える必要性を訴えた。

手塚総支部長は、昨年一児の父親になったと語り、「子どもたちのためにもまっとうな社会、未来をつくらなければならない」と主張。政権交代によって自公政権のでたらめな政治に終止符を打とうと呼びかけると、「そうだ」「がんばれ」などの声援に包まれた。

演説会のラストを飾った菅代表代行は、後期高齢者医療制度を強行採決した小泉元首相に、説明責任を果たすべきであると主張。道路問題にも言及し、ムダ遣いを廃止したうえで必要な道路をできるだけ安く効率的に作り、新たに生まれた財源で医療等、国民が真に必要な政策に充てていく考えを示した。

また、参議院で与野党が逆転したねじれ国会により、長期政権の弊害、福田政権が官僚中心の官僚内閣制であるとの実態が明らかになったとして、事実を覆い隠し偽りの政治を続ける自公政権を批判。「偽物を本物に置き換えるとき」と述べ、民主党政権を誕生させて偽りのない本物の政治を実現しようと訴えた。

終了後、記者団の質問に応じた菅代表代行は 「まるで衆院選挙の最終日のような熱気だ」と興奮気味に話し、「ねじれ国会により“本当に変わるんだ”というリアリティがこの熱気に繋がっているのではないか」と分析した。

後期高齢者医療制度については「最大の問題点は年齢による差別である」としたうえで、制度成立時の小泉元首相の説明責任を追及する姿勢を改めて示した。また、厚生大臣時代に原案をつくったのが小泉元首相であったとの一部報道にも触れ、「道路問題同様にオープンな場での政策論争を求めていく」とした。《民主党ニュース》



5月22日のできごと